LUNKHEAD初となるベストアルバム。
4thアルバム「FORCE」までの曲が収録されていて、最近の楽曲は未収録なので注意。
それでも初期〜中期の名曲が詰まっていて、入門にもオススメできる作品だ。
新曲として「ENTRANCE」が収録、
「千川通りは夕風だった」がシングルバージョン、アルバム未収録の「インディゴ」、「スワロウテイル」、インディーズ時代の名曲「東京にて」「僕と樹」が新録バージョンなど、
アルバムを全て持っている人でも手に入れる価値は十分ある作品だと思う。
痛いほど心に沁みる歌詞が印象的な「白い声」や「体温」などの初期音源や、一転してポップ路線に移行した「きらりいろ」や「カナリアボックス」など、彼らの様々な一面が見られるのもベスト盤の魅力。
個人的には「東京にて」の新録バージョンに一番しびれた。
演奏とボーカルがパワーアップするとここまでカッコよくなるのか。元からカッコよかったが。
「あの曲入ってないだろ!」っていう曲は2ndシングルの「プリズム」くらいかな。
それ以外はだいたい納得。よって良いベストアルバムだと思う。
とにかくこのバンドはもっと広く認知されて評価されるべきだ。
個人的には最近の作品がとてもカッコよく入門にも良いと思っているが、
このベストをきっかけに初期のランクヘッドを聴いて欲しいという思いもある。