パンズ・ラビリンス DVD-BOX
フォーマット | 色, DTS Stereo, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | イバナ・バケロ, ギレルモ・デル・トロ, ダグ・ジョーンズ, セルジ・ロペス, マリベル・ベルドゥ |
言語 | スペイン語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
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商品の説明
商品紹介
アカデミー賞3部門受賞!
鬼才ギレルモ・デル・トロによる
ダークファンタジーの傑作!
【ストーリー】
1944年のスペイン内戦で父を亡くしたオフェリア。
ある日屋敷の近くのうす暗い森の中に秘密の入り口を見つけた彼女は、
妖精の化身である虫たちに導かれ迷宮の世界へと足を踏み入れる・・・。
【映像特典】
●ビジュアルエフェクト
●撮影メイキング
●イバナ・バケロ来日インタビュー など約58分
【封入特典】
●『パンズ・ラビリンス』設定資料&写真集(32P)
ギレルモ監督直筆スケッチでの設定資料や、美術スケッチ、ストリートボード、海外ポスタービジュアルなどを収録!!
※限定5,000セット美麗デジパック、豪華外箱付き
Amazonより
子どもが主人公のファンタジー映画となると、ある程度、パターン化されてしまうが、この『パンズ・ラビリンス』は違う! 少女が目にする幻想かと思われる世界と、1944年、内戦下のスペインという状況が見事にミックスされ、摩訶不思議でありながらリアルで切実なストーリーが完成されたのだ。異才ギレルモ・デル・トロ監督によるオリジナル脚本。独裁者フランコに心酔する大尉と母が再婚することになり、オフェリアは大尉の駐屯地である山奥へやって来る。途中の山道で奇妙な昆虫と出会ったことをきっかけに、彼女は現実とは思えない体験をすることになる。
手のひらに目玉がある怪人、うごめく根菜のような生きもの、巨大カエルが吐き出す粘着系の物質など、他のどんな映画でもお目にかかれないビジュアルは、デル・トロの真骨頂。CGも使われているが、あくまでもアナログ感が重視され、クリーチャーによっては特殊メイクや着ぐるみが効果的になっている。ファンタジーにおける「リアル」は、じつは少し歪んで頼りないものであることを、デル・トロは証明しているようだ。少女の目線から見た世界がどこまで現実なのかは観客に委ねられるが、大尉らにまつわる残虐描写は生々しいほどに現実的。キャストの演技もすばらしく、オフェリア役、イバナ・バケロのナチュラルで瑞々しい表情には驚嘆するしかない。(斉藤博昭)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : スペイン語, 日本語
- 梱包サイズ : 20 x 15.4 x 2.6 cm; 0.28 g
- EAN : 4532612001237
- 監督 : ギレルモ・デル・トロ
- メディア形式 : 色, DTS Stereo, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2008/3/26
- 出演 : イバナ・バケロ, セルジ・ロペス, マリベル・ベルドゥ, ダグ・ジョーンズ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), スペイン語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : CKエンタテインメント
- ASIN : B0012EGL4C
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,295位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 971位外国のファンタジー映画
- - 10,695位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
シェイプオブウォーターでも、自分はそれでちょっとダメでした。
人を選ぶ作品ですが、映画好きなら、見ておくべき作品だと思います。
グロテスクな映像もあるが、実際の戦争🪖の現場はこんな程度ではないだろう。
ある意味反戦映画なのか、考えさせられる。
少女が抑圧された時代と状況の中でも
自分を見失わないためにしたことは
想像すること。
空想なのか、想像がもたらした現実なのか
あえてはっきりとわからないように描くことで
鑑賞者が考察し読み解けるようになっている。
そのようにできるのもギレルモ・デルトロ氏の
監督力、脚本力があってのものである。
それでないと見ていて、ただ「?」となってしまうところ。
最後、少女に突き付けられた選択のチョイスに
心を揺さぶられる。
この文章は、この映画を一度でも観た事のある方宛てに書いているとご理解下さい。
* * * * * * * * * * * * * * * * *
この物語は戦争の残酷さを描いたものでもなければ、妄想少女の悲劇を
描いたものでもありません。
監督は、あくまでも「実際に存在する、交わることのない2つの世界の間を
行き来した、ある姫君の数奇な冒険」としてこの物語を描いています。
その舞台装置として機能したのが、たまたま監督自身にとって馴染み深い
「内戦当時のスペイン」であった、というだけです。
結末を「可哀想」と思うのは、片側の視点からの印象でしかありません。
彼女の本来いるべき世界から見れば、この物語はハッピーエンドです。
映画のラストに写る「印」からも、それは明らかです。
もしもこのラストシーンがなければ、テリー・ギリアム監督の某代表作の
ようなブラックな印象を残したかも知れませんが(私はこちらも大好きですが)、
デルトロ監督はもっと深い愛でこの主人公を見つめています。
主人公の仮初の姿である少女オフィリアが、まだ見ぬ弟に話し聞かせる物語
の如く「死を恐れる者は、その先にある永遠の命の存在に気付く事はない」
これはそういうお話です。
日本版ソフトに付けられたキャッチコピー「だから少女は幻想の国で、永遠の
幸せを探した。」は、この作品の本質を見誤っているだけでなく、近視眼的な
ファンタジー世界を読み手に連想させ、その反動としてこの作品の印象を悪く
させている気さえします。
作品内に描かれる残虐描写は無意味なものではありません。姫君の視点から
「異形の怪物が暴れまわる怪奇の迷宮」として人間の世界を描く為に必要な
描写だったと感じます。それは、本作においては単なるメタファーではなく、
「幸福な地下世界から見た真実」として描かれています。
その視点を第一印象から剥奪してしまうファンシーな国内版ジャケットと、
このキャッチコピーからは、作品に対する配給元の「愛情の無さ」そして
「何はともあれ売らんかな、という精神」さえ浮かび上がってしまうのが
残念でなりません。
描写が美し過ぎて分からなくなります。
ザ・ダークファンタジー!
まさにデル・トロ ワールドであります。
他の国からのトップレビュー
Ihre Mutter hingegen ist anders. So heiratet sie einen Mann, obwohl er schlecht für sie, für ihr Kind und für die gesamten Menschen innerhalb seiner Umgebung ist. Sie liebt ihre Tochter zwar sehr, jedoch durch ihre sture Unterwerfung bringt sie sich sogar ihren eigenen Untergang herbei als sie die Alraune ins Feuer wirft (aus Spoilergründen verrate ich nicht was es damit auf sich hat).
Sergi Lopez als Hauptmann Vidal ist einer der bösesten Charaktere, die ich jemals gesehen habe. Er könnte es locker mit einem Amon Göth aufnehmen. Lopez sagte, dass diese Rolle der böseste Charakter ist, den er jemals gespielt hat und er meinte, dass es unmöglich ist einen drauf zu setzen. Das glaube ich ihm gerne. Ich kann mir auch nicht vorstellen wie man diesen Charakter boshafter spielen kann. Doug Jones der den Faun und den Pale Man verkörpert leistet ganze Arbeit. Seine Bewegungen, Mimik, Laute und selbstverständlich die Maske ist unglaublich stark.
Was hier noch hervorgehoben werden musst sind ganz klar die Effekte. Die sind nämlich wahnsinnig gut gealtert. Zwar hat dieser sich CGI Effekten bedient. Jedoch ist dies sehr minimal. Größtenteils setzte er ausgeklügeltes Make Up und Animatronik. Del Toro hat eingesehen, dass wenn er mit dem CGI übertrieben hätte der Film in ca 5 Jahren ausgesehen hätte wie aus der Mülltonne gefischt.
Ich allerdings bin davon überzeugt, dass wenn wir Film in 10 Jahren Filme aufzählen werden, die eine aktuelle Thematik haben werden, so wird sicher Pans Labyrinth ganz klar in diese Liste passen. Denn Themen wie Menschlichkeit, Krieg, Faschismus, Heldentum, Missbrauch von Macht und Eskapismus immer noch relevante Themen sein werden. Und gewiss werden die Effekte immer noch gut sein. Hätte Del Toro dieses hohe Level an Filmschaffen gehalten, wäre er gewiss einer meiner Lieblingsregisseure.