テュペロ・ハニー(紙ジャケット仕様)
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, インポート, 1998/4/3
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, インポート |
—
| — | ¥1,500 |
CD, CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2008/1/24
"もう一度試してください。" | CD, オリジナルレコーディングのリマスター |
—
| — | ¥3,299 |
CD, 限定版, 2009/6/24
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥3,355 |
CD, 1998/3/18
"もう一度試してください。" | 1枚組 | — | ¥4,195 |
CD, 限定版, SHM-CD, 2010/4/1
"もう一度試してください。" | SHM-CD, 限定版 | ¥4,630 | — | ¥4,380 |
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曲目リスト
1 | ワイルド・ナイト |
2 | キャノン・ボールのように |
3 | オールド・オールド・ウッドストック |
4 | 光への出発 |
5 | ユア・マイ・ウーマン |
6 | テュペロ・ハニー |
7 | アイ・ワナ・ルー・ユー |
8 | 黄昏 |
9 | ムーンシャイン・ウイスキー |
10 | ワイルド・ナイト(別テイク)(Bonus Track) |
11 | ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド(Bonus Track) |
商品の説明
内容紹介
※こちらの商品は 2008年3月26日に発売された商品のアンコール・プレスです。
ヴァン・モリソンの代表曲のひとつに挙げられる表題曲「テュペロ・ハニー」以下、寛いだ雰囲気の佳曲が並ぶマスターピース。本作から生まれたヒット曲のひとつ「ワイルド・ナイト」の別テイクなど2曲を追加収録。1971年発表。
<ボーナストラック>
10. ワイルド・ナイト(未発表別ヴァージョン)
11. ダウン・バイ・ザ・バンクス・オブ・オハイオ
メディア掲載レビューほか
アイルランドが生んだ至宝、ヴァン・モリソンの名作を紙ジャケットでリリース。ヴァン・モリソンの代表曲のひとつにあげられる「テュペロ・ハニー」以下、寛いだ雰囲気の佳曲が並ぶ、1971年発表のマスター・ピース。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 13.8 x 13.6 x 0.6 cm; 65.2 g
- メーカー : ユニバーサルインターナショナル
- EAN : 4988005507105
- 時間 : 51 分
- レーベル : ユニバーサルインターナショナル
- ASIN : B0012PYGNO
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 312,129位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,322位クラシックソウル
- - 22,501位ポップス (ミュージック)
- - 63,049位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本のリスナーはクイーンやチープ・トリック等才能あるアーチストをいち早く見つける程質が高いかと思うとこのヴァン・モリソンのような絶品アーチストがいつまでも埋もれたままなのが残念でならない。冒頭のワイルド・ナイトからユア・マイ・ウーマン、テュペロ・ハニー、オールド・オールド・ウッドストック等情感をたたえたヴォーカルでじっくりと盛り上げていくところはまさに彼の独壇場です。
2017年2月22日に日本でレビュー済み
ロックを否定や反抗の音楽とするならば、これはロックですらありません。ヴァン・モリスンを包んでいる幸福感がダイレクトに伝わってくる曲たちで、リスナーも一緒に満ち足りた時間を過ごすことができます。それもラブ・バラードでベタベタしているんでなくて、男らしい歌声で、餅つきの餅にさせられたかのようにどんどん畳み掛けられていきます。全9曲を聴き終えるとモリスンは偉大だ、と思わざるをえません。
このアルバムの制作は西海岸ですけれど、その前にモリスンはウッドストックの家を引き払っています。妻になる女性と生活をはじめる転居だったわけです。だから、ミュージシャンはテッド・テンプルマンが集めた西海岸人脈の人がほとんど。その中にギターのロニー・モントローズがいます。そしてベースのビル・チャーチがいます。この二人はセッションしながら、数年後にハードロックをやっているとは予想だにしなかったでしょうね。モントローズはほとんど芸能界デビューに近くて、アコギを弾くほか、8. When That Evening Sun Goes Down でスライドを手にしています。
5. You're My Woman から 6. Tupelo Honey に至るところではモリスンがどれだけ相手のことを好きか、よくわかります。よかったね、よかったねと言いたくなる展開です。この幸福な関係が続けば本当によかったのでしょうね。
このアルバムの制作は西海岸ですけれど、その前にモリスンはウッドストックの家を引き払っています。妻になる女性と生活をはじめる転居だったわけです。だから、ミュージシャンはテッド・テンプルマンが集めた西海岸人脈の人がほとんど。その中にギターのロニー・モントローズがいます。そしてベースのビル・チャーチがいます。この二人はセッションしながら、数年後にハードロックをやっているとは予想だにしなかったでしょうね。モントローズはほとんど芸能界デビューに近くて、アコギを弾くほか、8. When That Evening Sun Goes Down でスライドを手にしています。
5. You're My Woman から 6. Tupelo Honey に至るところではモリスンがどれだけ相手のことを好きか、よくわかります。よかったね、よかったねと言いたくなる展開です。この幸福な関係が続けば本当によかったのでしょうね。
2016年4月7日に日本でレビュー済み
ヴァン・モリソンのヒゲ3部作とは
「Moondance」(1970)
「His Band And The Street Choir」(1970)
「Tupero Honey」(1971)の3枚です。
全部ジャケットでヒゲを生やしていて、
内容もアーシーなフォーク・ロックが基本なので、
ヒゲがよく似合う、土臭さのあるサウンドです。
「Tupero Honey」は3枚の中でも最もアーシーさがあり、
彼の他のアルバムには無いカントリー・ロック色も強く、私好みです。
ソウルフルで存在感のあるヴォーカルは、ちょっと抑え気味に歌っていますね。
「She's An Angel」のフレーズが連発され、聴いているこっちも恥ずかしくなってしまう
約7分のラブ・バラードB1「Tupero Honey」は甘ーい、甘すぎる名曲。必聴ですぞ。
「Moondance」(1970)
「His Band And The Street Choir」(1970)
「Tupero Honey」(1971)の3枚です。
全部ジャケットでヒゲを生やしていて、
内容もアーシーなフォーク・ロックが基本なので、
ヒゲがよく似合う、土臭さのあるサウンドです。
「Tupero Honey」は3枚の中でも最もアーシーさがあり、
彼の他のアルバムには無いカントリー・ロック色も強く、私好みです。
ソウルフルで存在感のあるヴォーカルは、ちょっと抑え気味に歌っていますね。
「She's An Angel」のフレーズが連発され、聴いているこっちも恥ずかしくなってしまう
約7分のラブ・バラードB1「Tupero Honey」は甘ーい、甘すぎる名曲。必聴ですぞ。
2008年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同時発売の「魂の道のり」とまとめて購入したのだけど、それだけで金額的にはやや厳しいものがありましたな。遥か昔、初めてCDが出たときの価格設定を思い出したりして。まぁ、それだけの甲斐がある音なら良いのだけどねぇと、とりあえず聴いてみました。
確かに、音の解像度は上がった。と、言うか旧盤CDを所有していないので、具体的な変化は分からないけれど、今までの「いわゆるCDの音」と違うのは、分かる。音の粒立ちが良くなって、奥行きも感じられる。そう、見落とされがちなのだけど、本作はリマスタリングもしっかり(24bit96KHz)されているのですよね。そちらの効果も、当然あるとは思うのだけど。
正直に言えばある程度、再生装置にもこだわりがある人を対象としたフォーマット(という表現で良いのかな)でしょうね。ラジカセで聴いてもそりゃあ、違いは分かるでしょうけども。そもそもそうした人が、この価格を出してアルバムを購入するか、と言えばやや疑問ではありますな。しかもヴァン・モリソンだし。
内容としては、僕の聴いたヴァンのアルバムの中では最も穏やかな印象の作品。タイトル通りの1曲目「ワイルド・ナイト」も、どこか視線に優しさが感じられたりして。どちらかと言えば、怖いというイメージがあったりもする人なのだけど、ね。タイトル曲や5曲目あたりも個人的に好き。良いアルバムだと思う。
確かに、音の解像度は上がった。と、言うか旧盤CDを所有していないので、具体的な変化は分からないけれど、今までの「いわゆるCDの音」と違うのは、分かる。音の粒立ちが良くなって、奥行きも感じられる。そう、見落とされがちなのだけど、本作はリマスタリングもしっかり(24bit96KHz)されているのですよね。そちらの効果も、当然あるとは思うのだけど。
正直に言えばある程度、再生装置にもこだわりがある人を対象としたフォーマット(という表現で良いのかな)でしょうね。ラジカセで聴いてもそりゃあ、違いは分かるでしょうけども。そもそもそうした人が、この価格を出してアルバムを購入するか、と言えばやや疑問ではありますな。しかもヴァン・モリソンだし。
内容としては、僕の聴いたヴァンのアルバムの中では最も穏やかな印象の作品。タイトル通りの1曲目「ワイルド・ナイト」も、どこか視線に優しさが感じられたりして。どちらかと言えば、怖いというイメージがあったりもする人なのだけど、ね。タイトル曲や5曲目あたりも個人的に好き。良いアルバムだと思う。
2008年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作と呼ばれる諸作を“つまみ食い”している程度の、それほど熱心なリスナーではない僕のようなファンにとって、“紙ジャケ”“SHM-CD”“ボナトラ付”の今回の再発シリーズは嬉しい限り。
今作は、「Astral Week」「Moondance」「His Band And Street Choir」といった傑作群が続いた後のこれまたもう一つのマスターピース!そう、いつもいつも充実した作品を届けてくれるヴァンだが、70年代前半はまさに神がかっていたなぁと感じる。
後にジョン・メレンキャンプもカバーした「Wild Night」のようなロック調の曲もあるのだが、全体を貫くのはジャケットにも映る恋人ジャネットとの蜜月時代。ウェストコーストに移り住み、幸せの絶頂といった感のある、牧歌的な写真のイメージそのままに、とても前向きな美しいラブソングばかりが紡がれている。
とはいうものの、稀代のソウルシンガー、ヴァン・モリソンである。ややカントリー色の強まったシンプルな演奏をバックにラブソングを唄っても、高ぶる感情が抑えきれるはずも無く、その熱唱が聞く者の魂を揺さぶり続けるのである。それにしてもタイトル曲(6)の美しさはどうだろう。この曲を超えるラブソングはそうそう出会えないのではないか?(5)(9)といった曲も含めて、ソウルシンガー・ヴァンの面目躍如の、ただひたすら美しいアルバムである。星5つ以外はありえない。
今作は、「Astral Week」「Moondance」「His Band And Street Choir」といった傑作群が続いた後のこれまたもう一つのマスターピース!そう、いつもいつも充実した作品を届けてくれるヴァンだが、70年代前半はまさに神がかっていたなぁと感じる。
後にジョン・メレンキャンプもカバーした「Wild Night」のようなロック調の曲もあるのだが、全体を貫くのはジャケットにも映る恋人ジャネットとの蜜月時代。ウェストコーストに移り住み、幸せの絶頂といった感のある、牧歌的な写真のイメージそのままに、とても前向きな美しいラブソングばかりが紡がれている。
とはいうものの、稀代のソウルシンガー、ヴァン・モリソンである。ややカントリー色の強まったシンプルな演奏をバックにラブソングを唄っても、高ぶる感情が抑えきれるはずも無く、その熱唱が聞く者の魂を揺さぶり続けるのである。それにしてもタイトル曲(6)の美しさはどうだろう。この曲を超えるラブソングはそうそう出会えないのではないか?(5)(9)といった曲も含めて、ソウルシンガー・ヴァンの面目躍如の、ただひたすら美しいアルバムである。星5つ以外はありえない。
2016年9月8日に日本でレビュー済み
名作と名高い『アストラル・ウィークス』や『ムーン・ダンス』をはじめ、ヴァンのアルバムを(全部ではないです)ある程度は聴き込んでいるつもりですが、一番好きで繰り返し聞いているのがこのアルバムです。
じゃあどこがよいのかと言われると、うーん、最終的には好みの問題なんですが、
ひとつは『アストラル・ウィークス』や『ムーン・ダンス』、あるいは前作の『ストリート・クワイア』よりも、一つ一つの音を吟味した丁寧なサウンドプロダクションが施されていて、これはドゥービー・ブラザーズやのちにヴァン・ヘイレンなども手掛ける本作のプロデューサー、テッド・テンプルマンの功績が大きかったのではないかと勝手に想像しているのですが、(このころのドゥービーも音、イイですよね。)70年代前半らしい風通しのよい温かみのあるサウンドを最良のクオリティーで楽しめます。特に曲はとても良いのに演奏や録音に粗っぽさがあった『ストリート・クワイア』あたりと比べると、雲泥の差だと思います。
あと、それぞれの曲自体の良さはもちろんですが、アルバムとしての構成がとても良い。
全9曲 40分ほどのアルバムですが、冒頭の超カッコいいアップナンバーの「ワイルド・ナイト」に始まり、以降はタイトル曲などの6~7分のじっくり聞かせるバラードと2、3分程度の軽快な小品をうまく織り交ぜて、最後まで退屈させません。
そしてアルバムは完璧な起伏を描いてラストナンバー「ムーン・シャイン・ウィスキー」にたどり着きます。
ペダルスティールもホーンも女性コーラスいるアルバムの内容を凝縮したようなサウンドに乗せてアップテンポとスローテンポを何度か繰り返し、ヴァンの歌も語りも交えながら徐々に盛り上がってついに大団円を迎えるのですが、聞き終えたときのなんとも言えない気持ち。とても幸せだけれど、一抹の寂しさがあって、どこまでも無限に開かれている。
何度聞いても、このアルバムの結末は、そんな、映画の極上のオープンエンドを観たような気持にさせてくれます。
ヴァンのアルバムはどれもクォリティーが高いし、他のミュージシャンのものでも同じくらい大好きなアルバムは色々あるのですが、そんな気持ちにさせてくれるのは不思議とこのアルバムだけなんですよねー。なぜだかは分からんのですが。
そんなわけで、個人的には本作がヴァンのアルバムで一推しです。
じゃあどこがよいのかと言われると、うーん、最終的には好みの問題なんですが、
ひとつは『アストラル・ウィークス』や『ムーン・ダンス』、あるいは前作の『ストリート・クワイア』よりも、一つ一つの音を吟味した丁寧なサウンドプロダクションが施されていて、これはドゥービー・ブラザーズやのちにヴァン・ヘイレンなども手掛ける本作のプロデューサー、テッド・テンプルマンの功績が大きかったのではないかと勝手に想像しているのですが、(このころのドゥービーも音、イイですよね。)70年代前半らしい風通しのよい温かみのあるサウンドを最良のクオリティーで楽しめます。特に曲はとても良いのに演奏や録音に粗っぽさがあった『ストリート・クワイア』あたりと比べると、雲泥の差だと思います。
あと、それぞれの曲自体の良さはもちろんですが、アルバムとしての構成がとても良い。
全9曲 40分ほどのアルバムですが、冒頭の超カッコいいアップナンバーの「ワイルド・ナイト」に始まり、以降はタイトル曲などの6~7分のじっくり聞かせるバラードと2、3分程度の軽快な小品をうまく織り交ぜて、最後まで退屈させません。
そしてアルバムは完璧な起伏を描いてラストナンバー「ムーン・シャイン・ウィスキー」にたどり着きます。
ペダルスティールもホーンも女性コーラスいるアルバムの内容を凝縮したようなサウンドに乗せてアップテンポとスローテンポを何度か繰り返し、ヴァンの歌も語りも交えながら徐々に盛り上がってついに大団円を迎えるのですが、聞き終えたときのなんとも言えない気持ち。とても幸せだけれど、一抹の寂しさがあって、どこまでも無限に開かれている。
何度聞いても、このアルバムの結末は、そんな、映画の極上のオープンエンドを観たような気持にさせてくれます。
ヴァンのアルバムはどれもクォリティーが高いし、他のミュージシャンのものでも同じくらい大好きなアルバムは色々あるのですが、そんな気持ちにさせてくれるのは不思議とこのアルバムだけなんですよねー。なぜだかは分からんのですが。
そんなわけで、個人的には本作がヴァンのアルバムで一推しです。
2012年10月4日に日本でレビュー済み
まだヴァン・モリソンのCDの日本盤が全然出ていなかった90年代初めに何とか手に入れたくてCD屋を回ってやっと手に入れた(もちろん当時は輸入盤)個人的に非常に思い入れのあるアルバム。というのも、当時ヴァンのベストアルバム『The Best Of Van Morrison』発売を記念したのか何か知らないけれど、FEN(当時の名称)でやたらヴァンの曲(ゼム時代も含めて)がかかっていた時期があり、その中でもこのアルバムのタイトル曲「Tupelo Honey」に一目ぼれしたからなのだった。くだんのベストアルバムにも入っていないし、渋谷陽一が書いた『ロックベストアルバムガイド』みたいなタイトルの本(確か新潮文庫で出ていた)でもこのアルバムのことが取り上げられていたし、このタイトル曲をちゃんと聴きたくてたまらなかった。そうしてやっと手に入れた時は本当に嬉しかった。
個人的な話はさておき、このアルバム、かなりの傑作だと思う。思い入れの強いアルバムということもあって、ヴァンの初期のアルバムの中では最も好きなアルバムでもある。
全体的にカラッと乾いた音で、当時アメリカに移り住んでいたヴァンがその生活を謳歌しながら作ったという雰囲気が端々から感じられる、リラックスしながらも非常に力のこもったアルバムだ。筆者が一目ぼれしたタイトル曲もそうだが、ラストの「Moonshine Whiskey」で聴かれる変幻自在のボーカルはヴァンにしか成しえないようなものであり、素晴らしいの一語に尽きる。その他の曲も捨て曲は一切なし。「(Straight To Your Heart) Like A Cannonball」「I Wanna Roo You (Scottish Derivative)」の底抜けの明るさも良いし、「When That Evening Sun Goes Down」のさりげないブルースロックっぽさも決まっている。
ちなみに筆者が一目ぼれしたタイトル曲はいまでもヴァンの曲の中で一、二を争うぐらい好きな曲。一目ぼれもなかなかしつこいのだ。
個人的な話はさておき、このアルバム、かなりの傑作だと思う。思い入れの強いアルバムということもあって、ヴァンの初期のアルバムの中では最も好きなアルバムでもある。
全体的にカラッと乾いた音で、当時アメリカに移り住んでいたヴァンがその生活を謳歌しながら作ったという雰囲気が端々から感じられる、リラックスしながらも非常に力のこもったアルバムだ。筆者が一目ぼれしたタイトル曲もそうだが、ラストの「Moonshine Whiskey」で聴かれる変幻自在のボーカルはヴァンにしか成しえないようなものであり、素晴らしいの一語に尽きる。その他の曲も捨て曲は一切なし。「(Straight To Your Heart) Like A Cannonball」「I Wanna Roo You (Scottish Derivative)」の底抜けの明るさも良いし、「When That Evening Sun Goes Down」のさりげないブルースロックっぽさも決まっている。
ちなみに筆者が一目ぼれしたタイトル曲はいまでもヴァンの曲の中で一、二を争うぐらい好きな曲。一目ぼれもなかなかしつこいのだ。
2006年6月29日に日本でレビュー済み
60年代〜70年代のヴァン・モリソンといえば、とかく「孤高の人」「求道者」というイメージで語られることが多い。
事実、「アストラル・ウィークス」や「ムーンダンス」など、初期のアルバムを例にとっても、「おいおいホントに20代かよ」というような達観というか、超然というか、その生真面目さや、えもいえぬストイシズムに、聞き手側も思わず襟を正し、背筋を伸ばしてしまう緊張感を強いられる。とてもじゃないがBGMになんて出来やしない。
だが、71年発表のこの5作目はずいぶん趣が違う。どうやら幸せな結婚生活がその音楽に反映されているらしいのだが、全編じつに軽やかな幸福感に満ち溢れているのである。(だからといって、真面目な雰囲気は残しているが)
もちろん他のアルバムも全部好きだけど、少なくとも散歩のお供として持ち歩けるのは、70年代までではこのアルバムだけ。というわけで、個人的にはもっともローテーション回数が多い一枚と言えるでしょう。
事実、「アストラル・ウィークス」や「ムーンダンス」など、初期のアルバムを例にとっても、「おいおいホントに20代かよ」というような達観というか、超然というか、その生真面目さや、えもいえぬストイシズムに、聞き手側も思わず襟を正し、背筋を伸ばしてしまう緊張感を強いられる。とてもじゃないがBGMになんて出来やしない。
だが、71年発表のこの5作目はずいぶん趣が違う。どうやら幸せな結婚生活がその音楽に反映されているらしいのだが、全編じつに軽やかな幸福感に満ち溢れているのである。(だからといって、真面目な雰囲気は残しているが)
もちろん他のアルバムも全部好きだけど、少なくとも散歩のお供として持ち歩けるのは、70年代までではこのアルバムだけ。というわけで、個人的にはもっともローテーション回数が多い一枚と言えるでしょう。
他の国からのトップレビュー
Sean kuwada
5つ星のうち5.0
Classic Recording
2024年5月18日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
One of Morrison’s more chill early recordings. Absolutely loved it.
enric
5つ星のうち5.0
excelente
2024年2月16日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
buen cd y buen vendedor
cat
5つ星のうち5.0
Great Music
2020年2月15日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Love this CD as I do most of Van Morrison’s music. My streaming service does not have this CD so I was thrilled to find it.
LAURO
5つ星のうち5.0
tupelo homey
2019年7月5日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
capolavoro assoluto. da avere assolutamente
Tyler 66
5つ星のうち5.0
Pas n'importe quel miel !
2013年2月11日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
En ces temps de morosité, Van Morisson est un antidote à la dépression. Chaque chanson est une petite injection de bonheur. L'achat d'un album estampillé "The Man" devrait être remboursé par la sécu, et tout particulièrement cet opus, où ses mélodies enchanteresses, sa voix en diamant, nous attrapent dès les premières notes, nous secouent, nous bousculent, pour ne jamais vraiment nous lâcher . Allez-y les yeux fermer. Pour ceux qui connaissent déjà, par Moondance ou même Them (même si l'univers est très différent), ou pour découvrir l'artiste.