ゾンビーノ デラックス版 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 吹き替え, 字幕付き |
コントリビュータ | ティム・ブレイク・ネルソン, ディラン・ベイカー, ヘンリー・ツェーニー, キャリー=アン・モス, クサン・レイ, ビリー・コノリー, アンドリュー・カリー |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 33 分 |
商品の説明
商品紹介
“笑い”と“恐怖”と“感動”のスペシャル・ミックス!
極上の新感覚ゾンビ映画が誕生!!
ペット・オブ・ザ・リビングデッド!!ゾンビは友だち…!?
『ショーン・オブ・ザ・デッド』を超える“ゾンビ愛”に満ちた傑作が遂にDVD化!
★ゾンビ映画の常識を根底から覆す、完全無欠のゾンビ・コメディ!
大ヒット作『ショーン・オブ・ザ・デッド』を超える衝撃&笑撃で、サンダンス映画祭などで絶賛された超話題作!
★ファンタジックな世界に、ユーモアと血しぶきと愛情が満載!
【初回限定特典】
●「鷹の爪×ゾンビーノ 特製ステッカー」封入!
【本篇ディスク特典】
●メイキング・オブ・ゾンビーノ
●削除されたシーン
●特殊メイクアップ
●コンセプトアート・ギャラリー
●ストーリーブック
●NGカット・アンソロジー
●予告篇集
●ゾンビーノ on レッドカーペット
● 「漫画家によるゾンビ愛トーク!花くまゆうさく(「東京ゾンビ」)×古泉智浩(「ライフ・イズ・デッド」)」
●鷹の爪とのスペシャル・コラボ・ムービー
【スタッフ】
監督・脚本:アンドリュー・カリー 脚本:ロバート・チョミアック 原案・脚本:デニス・ヒートン 特殊メイク:トッド・マスターズ
【キャスト】
キャリー=アン・モス/ビリー・コノリー/ディラン・ベイカー/クサン・レイ/ヘンリー・ツェーニー/ティム・ブレイク・ネルソン
【ストーリー】
過酷なゾンビ戦争に勝利した人間たちは、ゾムコン社が開発した調教首輪でゾンビを従順なペットとして、一家に一体(?)飼っていた。少年ティミーの家でも、ママの希望でゾンビを飼うことに。ティミーは、いじめっ子から助けてもらったのをきっかけに、ゾンビに「ファイド」と名付けて友達になる。だが、ファイドが隣人のお婆さんを食べてしまったことから、やがてとんでもない事件が巻き起こっていく─。
Amazonより
『ゾンビーノ』の中心をなすアイデアの楽しさは、すぐさま効いてくる。世界はゾンビ戦争によって大混乱におちいり、ゾンビは二種類に分かれていった。一部はフェンスで遮られた無法地帯をあてもなくさまよっている。その他のゾンビはゾムコン社の立派な人々のおかげで、おとなしく飼い慣らされた。そう、家庭の使用人として有効活用できるようになったのだ。ロビンソン一家にもこのケースがあてはまる。『名犬ラッシー』の昔のエピソードから抜け出たような郊外に暮らす一家だ。ティミー少年は新しい使用人がやってきて大喜び、すぐに“ファイド”と名づける。ファイド本人も問題なく過ごしている。機械の首輪が故障しない限りは(壊れてしまうと、ファイドは人の脳を喰らうゾンビへ逆戻りすることに)。ファイドを演じるのはキラメキの演技を見せるスコットランドのコメディアン、ビリー・コノリー。もっとも、彼が出演していることを知らなければ、気づくことはできないだろう。ディラン・ベイカー、そして特にキャリー=アン・モスは、ティミーの両親としてぴったりのキャスティングだ。 古き良きアメリカを描いたジョン・チーヴァーの小説からうっかりさまよい出て、ジョージ・ロメロのゾンビの世界へ入ってしまったふたりを好演している。監督のアンドリュー・カリーは1950年代への風刺とゾンビのアクションを巧みに融合しているが、この設定で映画の最後まで引っ張っていくには、いかんせん厚みがないことをごまかす手だてはない。もっとも、しばらくの間はファイドは闊歩する。足元がおぼつかなく、うつろな目つきでの闊歩だが。(Robert Horton, Amazon.com)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.6 cm; 140.61 g
- EAN : 4988102487430
- 監督 : アンドリュー・カリー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 吹き替え, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 33 分
- 発売日 : 2008/4/23
- 出演 : クサン・レイ, ビリー・コノリー, ヘンリー・ツェーニー, ディラン・ベイカー, キャリー=アン・モス
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B00148S74S
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 86,818位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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少年ティミーの純粋な気持ちが観ていて癒されます^ ^
ゾンビが無害化され、家畜のように飼われている、仮想の1950年代。
いじめられっ子の少年が、中年男のゾンビと友情を育んでいく、というお話。
愛犬の物語をゾンビに置き換えたらしい、アホな設定です。
一見、児童文学のような世界に見えますが、もちろんそんな訳ない。
ゾンビを制御する首輪がポンコツで、ちょくちょく故障します。
そうなると、当然ゾンビは人を食い殺す。
小賢しいガキが、それを誤魔化そうとした結果、どんどん犠牲者が増えていく。
こんな具合の、シニカルなホラー・コメディです。
筆者もそこそこゾンビ映画を観ていますが、似たような映画はちょっと思い浮かびません。
なので、オリジナリティは評価できるかと。
でもホラーとしては、如何せん残酷描写が物足りない。
生首やヘッドショットはありますが、必要最小限という感じ。
ユーモアもニヤリとさせる程度で、大笑いする事はなし。
伝統的な父親像を皮肉っているのも、あまり意味を感じません。
(察するに、監督自身が母子家庭育ちで、父親というものを憎んでいたのかも。)
つまるところ、全体的に薄味だな、と。
決してつまらなくはないけれど、大して面白くもない、だから☆3です。
まぁ、もしラストの赤ちゃんがファイドの子だとしたら、薄味どころか激辛ですが・・・・。
さすがに、そこまでブラックな含みはなさそう。
死人がゾンビになる世界。ゾンビをペットにする世界。ゾンビを日常的に殺して平気な世界。
それらが全て、ごく普通の平和な街の出来事として描かれます。
こんなの平常心の世界では決してあり得ませんよね。
そんなブラックでシュールな世界がこの作品で展開します。
これでこそ映画の醍醐味だと思います。
「ゾンビーノ」はブラックでユーモアがありおもしろかったね。で、済まされないことが観ている内に段々わかってきます。
そうなんです、この作品の根底にあるものは、現実社会への警告だと感じました。
ソンビを人間以外の動物に置き換えてみてください。
現実にわたしたちは日常どれだけの無意味な殺生をしていることでしょう。
また、この作品登場の無味乾燥なゾンビのような人間がちまたに溢れてはいませんか。
そんなゾンビ人間?を排除していいのでしょうか。
人間らしく生きること、命の大切さ、いろいろなことを考えさせられる実は奥の深い作品なのでした。
とは言え、おもしろいことに間違いありませんので、
皆さんも「えぇぇ、ゾンビ〜。気色悪〜い。」と敬遠せず、一度ご覧ください。
スプラッターな部分は極力控え目になっています。
この作品の成功の要因は、舞台設定を1950年代にしたこととゾンビに人間らしさを吹き込んだことだと思います。
現代劇ではあのほのぼの感は出なかったでしょうし、冷たい人間たちよりもより人間味溢れるゾンビの演出が心に残りますよ!!
ボクもファイドやお隣さんが飼っていた美人☆ゾンビなら、一生つき合えそうな気がしま〜す。
原題:Fido、93分、2006年、カナダ映画、クサン・レイ、ビリー・コノリー、ヘンリー・ツァーニー、ディラン・ベイカー、キャリー・アン・モス出演、監督アンドリュー・カリー。オリジナルデータ、簡単な商品仕様は文末にあります。
ゾンビという存在を1950年代の米の新興タウンを舞台にして、パラレルワールド的に描いたコメディ。ブラックで強烈な諷刺がまぶされている。ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(68年)はまだ終わっていなかったヴェトナム戦争がその根底にあった。本作は架空のゾンビ戦争後、繁栄の50年代大量消費社会の到来と、漂白・去勢された当時の家族関係、戦争を語らず、継承されない兵士の傷跡、失われた父権(カウンターカルチャー世代の父の世代)を、黒い笑いと少しのペーソスで皮肉る。
面白いのは、そうでありながら本作製作当時の米現在を強烈に皮肉っていること。銃社会、GAFAを思わせる虚飾のテクノロジーと一部の巨大コングロマリットに依存する大量消費社会。なんでもかんでも警察も教育も、(架空の)ゾムコン社が牛耳っているという。また、2019年から見ると排他主義と国家間格差への皮肉を図らずも感じてしまう。ゾンビ作品は代々、世相への皮肉を含んだものだったらしいけれど。こういう核を持ちながらもただ流れるように観ているだけで笑わせそしてほろりとさせる。原色鮮やかなサバービアの街並み・緑豊かな自然と、グレーのゾンビとの対比が鮮やか。このサバービアは、スピルバーグ作品やバートン作品のそれを思い出させる。
少年の母親役のキャリー・アン・モス(「マトリックス」のトリニティ)が最初は嫌な母として登場するが、徐々に「購入」(?レンタル?)したゾンビの「ファイド」との生活により変化し、強烈な母性を発揮して魅力的。ファイド(一般的に多い飼い犬の名)役のコノリーの悲哀(?)。そしていつも権威的で嫌味な役ばかりのヘンリー・ツァーニーの顛末には笑ってしまう。それと反対隣のティム・ブレイク・ネルソン(元ゾムコン社員)が最初はヤバい人間に見えるけれど・・いろいろあって・・人間的ですね。いいキャラです。
流血、グロ・シーンがあり、多くの人命とゾンビが失われますが、この作風の中では気にならない。作り手の創意工夫と、(オマージュとしての)オリジナリティを感じます。ゾンビ映画?と敬遠せずに構えずに観て欲しい一作。思わず胸アツになるシーンも盛り込まれていて楽しめます。映画に倫理・道徳を持ち込み評価するという愚考を軽やかに乗り越える、大人でしか作れない成熟した映画。
★オリジナルデータ:
Fido, US, 2006, 製作Lions Gate Film他・配給Lions Gate, 93min. カラー、オリジナル・アスペクト比(もちろん劇場上映時比のこと)2.35:1 (anamorphic), Dolby Digital、Digital Intermediate(2K、主要部)ポジ35mm(一部16mmブローアップ)
★このレビュー商品について(ASIN:B01DFYWE4W):
2000年代の作品の通常の画質です。妙にぴかぴか、てらてらしていない点は好感。
★リージョン2対応、NTSC プレス盤
映像仕様は16:9LB(日本でいうスクイーズ)、画面アスペクト比:スコープ
片面 ?層、93min、カラー
音声:英語、日本語(ソース不明)。やはり映画は原語の方がはるかに観る者に響く。細部を犠牲にしても俳優の肉声・息遣いの響きが大事。
字幕:日本語、On・Off 可
メインメニューあり、チャプターメニューあり
ジェネオン社邦盤レンタル落ちDVD
付属物:なし
★他の邦盤:
DVD:2019年2月現在セル盤1種(ASIN:B00148S74S、JAN:4988102487430.デラックス版、ジェネオン社、1枚組2008)。特典多数。BDは本サイト上確認されない。
★import盤:
略。別レビューサイトと本サイトでレビューを共有しています。
パッケージがもうちょっとなんとかしてれば良いんですけどね。
パッケージからもわかるように色合いの綺麗な画面ですよ。
ストーリーは笑えるゾンビモノ。ゾンビランドとか好きな人にはお勧めです。
は確かに異色で、今までのゾンビ映画とは一線を画すものだとは思いますが・・・。
ハラハラドキドキもないし、1950年代のホームドラマにゾンビが登場しても余り
面白いとは感じませんでしたね・・・。
ブラックユーモアに満ちた内容は結構好きな方ですが、全体的にいまひとつでした。