はい、思わずジャケ買いしましたw
それほどジャケット写真のインパクトが凄い。
ここ数年で見たアイドル写真の中でもピカイチかと。
幼さと色気のバランスが絶妙で、妖しい魅力を放っていますね。
この写真だけで1200円の価値はあるので、以下の駄文はオマケですww
元々彼女は「童顔なのにセクシーな声」という事で声優を目指したと思うんですが、音楽に関しても同様なアンビバレンツを抱えているように思えます。
これまでのCDを聴くと、恐らくアヴリル・ラヴィーンのような、可愛らしさと攻撃性を兼ね備えた一流のガールズ・ロック、というのを狙っている。(特にLOVE★GUN以降の3作)
でも彼女の歌い方を聴くかぎり、常に強烈なビブラートを効かせた情念を感じさせるもので、どちらかと言えば中島みゆき、椎名へきる、KOKIAの系統なんですよね。
パンクに影響を受けたアヴリルが、吐き捨てるような小気味良さを持ち味にしているのとは対極的です。
たぶん彼女の個性と、彼女(及びそのスタッフ)がやりたい路線がマッチしていないんだと思います(良くある事です)。
彼女に必要なのは、客観的に平野綾の特質を評価できるプロデューサーと、優秀な作曲家との出会いでしょう。
平野綾本人は常々ロック好きを公言していますが、僕の見る限り彼女の声はロックには合いません。役者らしく表情過多なので、「重い」というか「濃い」というか……ロックに必要なノリの良さをスポイルしてしまう気がします。
(クイーンやミートローフのような演劇的なロックならばともかく)
恐らく本人や周囲もそういう空気を感じていて、この新曲ではより一般的なJ-POPに近い路線に変化しています。
でも平野綾にJ-POPはもっと合いませんw
中島みゆき「地上の星」や、平原綾香「Jupiter」のような、壮大で表現の余地が大きい曲ならば向いています。
才能はある人だと思うので、早く自分らしさを見つけて欲しいです。