DVDに関する情報:
リージョン1(北米・カナダ)版 英語字幕つき(特典映像含む)※日本語字幕はありません
特典映像
1:ロジャー・ミッチェル(監督)×ケビン・ローダー(プロデューサー)によるコメンタリー
2:Venus: A Real Work of Art(約13分) 撮影風景とスタッフ・出演者によるコメント
3:カットされたシーン
アスペクト比:ワイドスクリーン1.85:1
国内盤とどちらを購入しようか迷いましたが、リージョン1版がマーケットプレイスで非常に安価になっていたので、こちらを選びました。本編や特典映像にはすべて英語字幕がついています。(注:日本語字幕は収録なし)
<あらすじ>
かつての名優モーリス(ピーター・オトゥール)は、今では俳優仲間のイアン(レスリー・フィリップス)らと会う以外は、ロンドンの一角で静かに暮らしている。前立腺を患い、落ち込むモーリスだが、イアンのもとにイアンの姪ジェシー(ジョディ・ウィタカー)が来ることを知り、興味を持ち始める…
2006年のピーター・オトゥール主演作です。主人公のモーリスは俳優で、どこかピーター・オトゥールと重なってみえます。ピーター・オトゥールというと、どちらかというとエキセントリックな役柄が多いですが、この作品では老俳優の最晩年を比較的抑えた調子で、しかしオーラたっぷりに演じていて、圧倒されます。
正直、見る前は(ピーターがよぼよぼで、セリフも聞き取りにくい状態だったらどうしよう…)などと、失礼な心配をしていたのですが…
目を閉じてセリフを聞いていると、全く年齢を感じさせないすばらしい口跡です。映画でも発声トレーニングを披露していますが、さすが舞台出身だなあ…と聞き惚れてしまいました。
脚本のハニフ・クレイシは、脚本執筆にあたって、谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」を頭に置いていたようです。谷崎の粘りつくようなエロスとはやや異なりますが、老俳優が若い娘から生命力を得ていく様が興味深く描かれています。
その、若い娘・ジェシー役のジョディ・ウィタカーは、丸出しの(おそらく)ヨークシャなまりに奇妙な力強さがあって、いい役者さんだと思いました。
監督とプロデューサーによるコメンタリーでは、製作時の秘話やトリビアをたくさん聞くことができます。ピーターが野外劇場でたたずむ場面での音声は、どうやって録ったのだろうか?と気になっていたので、説明を聞いて本当に感心しました。終盤近くの車窓の風景も、説明を聞いて改めて見るととても心を動かされました。
レスリー・フィリップス、ヴァネッサ・レッドグレイブや、「ハリー・ポッター」の「ヴァーノンおじさん」役で知られるリチャード・グリフィスも達者な演技を見せています。
コリーヌ・ベイリー・レイのヒット曲が全編にちりばめられています。
超おすすめです。
ヴィーナス 特別版 [DVD]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | ロジャー・ミッチェル, ヴァネッサ・レッドグレーヴ, ピーター・オトゥール, リチャード・グリフィス, ジョディ・ウイッテカー, レスリー・フィリップス |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 35 分 |
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商品の説明
『ノッティング・ヒルの恋人』のロジャー・ミッチェル監督最新作!
アカデミー主演男優賞ノミネート!ピーター・オトゥール主演の珠玉のヒューマンドラマ
70代の英国人俳優モーリス。若い頃は数々の浮き名を流した人気スターも、いまや回ってくるのは端役ばかり。私生活でも妻と別居し独りで暮らすモーリスにとって、人生の輝きはすっかり過去のものとなっていた。そんなある日、モーリスは俳優仲間のイアンのもとにやって来た彼の姪の娘ジェシーと出会う。乱暴な口を利き、無作法きわまりないジェシーだったか、モーリスは若くて美しい彼女に年甲斐もなく心ときめかせてしまう。そして、ジェシーに手を焼くイアンに乞われて、何かとジェシーの相手をするモーリスだったが…。
本作でアカデミー賞8度目のノミネートを果たしたピーター・オトゥールと『ノッティングヒルの恋人』の監督ロジャー・ミッチェルが紡ぎ出す珠玉のヒューマン・ドラマ。
約90分に及ぶ特典映像収録!
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988135707734
- 監督 : ロジャー・ミッチェル
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 35 分
- 発売日 : 2008/5/8
- 出演 : ピーター・オトゥール, レスリー・フィリップス, ヴァネッサ・レッドグレーヴ, リチャード・グリフィス, ジョディ・ウイッテカー
- 字幕: : 日本語, 中国語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B001510MAG
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 131,025位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 12,618位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年9月21日に日本でレビュー済み
老い先短い老人メインのお話・・というとなんだか暗そうで惨めな感じが
しちゃいますが、これはユーモアもあったし、ウイットに富んだ演出で
さらりと死というものも描いてあったし、性と生命って切っても切り離せない
ものなんだよなぁ、と思わせてくれる、なかなかうまく作ってある作品でした。
前半、若い女の子ジェシーがいらつく存在で嫌だなぁ、
イライラするよまったく~・・・とか思ってたんですが
彼女を若者の典型とするために、多少デフォルメされて
描いてあったのかな~・・と後になって思いました。
それに、彼女が改心していくあたりから、徐々にそのイライラもなくなって
さらに物語にのめり込めました。
モーリスと彼の友人イアンそしてもう一人の老人仲間
ドナルド(リチャード・グリフィス)の喫茶店での会話が愉快!
その喫茶店のウエイトレスが新聞に載ったモーリスの若かりし頃の
写真を見て、”ゴージャス!”と言うんですが、あ~・・そうなんだよなぁ、
若い頃ってこういう風にみんな輝いて素敵だったんだよね、でもどんな人にも
老いはやってきて死からは逃れられない。
モーリスのように生きるのもありだよね、って思いました。
妻との関係もすでに戦友のようになっていて、これもまたわかるな、と感じました。
それに喫茶店でイアンとジェシーがする会話がたまらなく好きでした。
あ~・・・いいな、と。ぐっときました。
しちゃいますが、これはユーモアもあったし、ウイットに富んだ演出で
さらりと死というものも描いてあったし、性と生命って切っても切り離せない
ものなんだよなぁ、と思わせてくれる、なかなかうまく作ってある作品でした。
前半、若い女の子ジェシーがいらつく存在で嫌だなぁ、
イライラするよまったく~・・・とか思ってたんですが
彼女を若者の典型とするために、多少デフォルメされて
描いてあったのかな~・・と後になって思いました。
それに、彼女が改心していくあたりから、徐々にそのイライラもなくなって
さらに物語にのめり込めました。
モーリスと彼の友人イアンそしてもう一人の老人仲間
ドナルド(リチャード・グリフィス)の喫茶店での会話が愉快!
その喫茶店のウエイトレスが新聞に載ったモーリスの若かりし頃の
写真を見て、”ゴージャス!”と言うんですが、あ~・・そうなんだよなぁ、
若い頃ってこういう風にみんな輝いて素敵だったんだよね、でもどんな人にも
老いはやってきて死からは逃れられない。
モーリスのように生きるのもありだよね、って思いました。
妻との関係もすでに戦友のようになっていて、これもまたわかるな、と感じました。
それに喫茶店でイアンとジェシーがする会話がたまらなく好きでした。
あ~・・・いいな、と。ぐっときました。
2008年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピーター・オトゥール、レスリー・フィリップスそしてヴァネッサ・レッドグレーヴ!それぞれがカッコ悪い老人としてリアルに登場し、若い姪の登場という事件を通して、思いのほかのカッコよさを発揮していく…。プロットは単純そうだが映画の魅力はそう単純ではなく、DVDでディテールを見直して感心しきり。ロンドンのロケーション効果もリアルさに貢献しており、これだけの品格ある演技を堪能できる作品はめったにない。老人映画なのだがその枠を超えており『映画』好きにはお勧め。隠れた名編。
2008年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今年のアカデミー賞のノミネートをみて、ピーター・オトゥールがまだ生きていることがわかり、びっくり!もうすっかり忘れていたからです。それだけで興味津々。内容を深く知らず観ましたが、「ヴィーナス」と「ロリータ」は紙一重だと思いました。「老い」の問題や新・旧世代のギャップなど、ナボコフの「ロリータ」には無い、人生の身近なテーマも盛り込み、ヒューマン・ドラマにしようとしたところが、全体的に中途半端になった感も。
でも「ロリータ」以上に「ロリータ」的で、これまた、びっくり!でした。
個人的には、オトゥールより彼の友人役のレスリー・フィリップスが良かったです。けっこう笑えました。
ロジャー・ミッチェルの作品は「ノッティング・ヒル」もそうでしたが、脇役がなかなかの見物で楽しみにしていました。平気で主演を喰ったりして、「えっ、それってあり!」なので。
バネッサ・レッドグレープといい、みなさん老いても未だ颯爽と現役。お元気そうで何よりです。
人生、誰もが、日々、老いと死に向かって歩いている訳ですが、例えぶざまであっても「恋」も「夢」も棺桶まで持って行く心意気は、心の励みになりました。
でも「ロリータ」以上に「ロリータ」的で、これまた、びっくり!でした。
個人的には、オトゥールより彼の友人役のレスリー・フィリップスが良かったです。けっこう笑えました。
ロジャー・ミッチェルの作品は「ノッティング・ヒル」もそうでしたが、脇役がなかなかの見物で楽しみにしていました。平気で主演を喰ったりして、「えっ、それってあり!」なので。
バネッサ・レッドグレープといい、みなさん老いても未だ颯爽と現役。お元気そうで何よりです。
人生、誰もが、日々、老いと死に向かって歩いている訳ですが、例えぶざまであっても「恋」も「夢」も棺桶まで持って行く心意気は、心の励みになりました。
2008年7月21日に日本でレビュー済み
年を取り落ち目になった老人俳優二人の友情。自堕落な若い女の再生。男は年を取っても性欲には勝てない。若い女にずさんに扱われ昔の本当の愛を思い出す。死んでこそ若き日の栄光が戻ってくる。祖父と孫ほどに歳の離れた男女のユーモラスな会話。
普通よりは短いこの映画に沢山のメッセージが込められていて脚本はよく練りこまれているなと感じました。でもどこに注目すればいいのか、どこを一番語りたいのかがわからなくて困りました。一番強調したい部分をもっと強く表現してほしかった。
普通よりは短いこの映画に沢山のメッセージが込められていて脚本はよく練りこまれているなと感じました。でもどこに注目すればいいのか、どこを一番語りたいのかがわからなくて困りました。一番強調したい部分をもっと強く表現してほしかった。
2009年1月12日に日本でレビュー済み
俳優が「老い」というテーマと向き合うのは簡単ではないと思います。
そして、それはファンにとっても同じこと。30年前、アラビアのロレンスの主役という一世一代の当たり役で、世界的なスターとなったピーター・オトゥールの
輝くような姿に酔いしれた私には、この映画でオトゥールに再会して
初めはちょっとびっくりしました。
しかし、この驚きも最初の10分で、感嘆に変わりました。
若い女の子に、年甲斐もなく恋してしまう「ちょいワル」の老人の役をここまで
おしゃれに、エレガントに、そしてかわいく演じることができるとは
さすがオトゥール!
そのコミカルな姿は、ほほえましく、彼の芸の広さと
深さを感じるものでした。特に、彼が、恋する女の子にシェークスピアの
ソネット18番を暗唱するシーンは心がときめくほど美しい。
まるで長い時間をかけてまろやかに成熟した
芳醇なワインのようです。彼がささやくように暗誦するソネット
はひたすら甘く切なくて、このシーンを見ることが出来ただけで
この映画を見た甲斐があったとさえ思いました。
撮影の途中で腰を骨折し入院を余儀なくされるというアキシデント
に見舞われながらも奇跡的に復活し、3週間後には撮影に戻るという
意地もみせるとは、たいした役者根性です。
この作品はオトゥールにとり79作目の映画であり、8回目のアカデミー賞にノミネート(主演男優賞)されたそうですが、納得。
老いても、ますます元気いっぱいで、かくしゃくとしている彼をとっても
頼もしく、うれしく思いました。
そして、それはファンにとっても同じこと。30年前、アラビアのロレンスの主役という一世一代の当たり役で、世界的なスターとなったピーター・オトゥールの
輝くような姿に酔いしれた私には、この映画でオトゥールに再会して
初めはちょっとびっくりしました。
しかし、この驚きも最初の10分で、感嘆に変わりました。
若い女の子に、年甲斐もなく恋してしまう「ちょいワル」の老人の役をここまで
おしゃれに、エレガントに、そしてかわいく演じることができるとは
さすがオトゥール!
そのコミカルな姿は、ほほえましく、彼の芸の広さと
深さを感じるものでした。特に、彼が、恋する女の子にシェークスピアの
ソネット18番を暗唱するシーンは心がときめくほど美しい。
まるで長い時間をかけてまろやかに成熟した
芳醇なワインのようです。彼がささやくように暗誦するソネット
はひたすら甘く切なくて、このシーンを見ることが出来ただけで
この映画を見た甲斐があったとさえ思いました。
撮影の途中で腰を骨折し入院を余儀なくされるというアキシデント
に見舞われながらも奇跡的に復活し、3週間後には撮影に戻るという
意地もみせるとは、たいした役者根性です。
この作品はオトゥールにとり79作目の映画であり、8回目のアカデミー賞にノミネート(主演男優賞)されたそうですが、納得。
老いても、ますます元気いっぱいで、かくしゃくとしている彼をとっても
頼もしく、うれしく思いました。
2009年2月17日に日本でレビュー済み
若いころから快楽を求めてきた。
家庭も捨てた。
そんな老俳優が、親友の姪の娘に惚れる。
人間は誰でも年をとる。
それは否むことはできない。
若さ故のあぶなかしさをもつ娘。
その娘を見る老俳優の目は優しい。
年をとるということ、そして死を目前にしたときの人間の行動。
それをとりまく人々のかかわり。
そして何より、”愛”
老人の愛は、エロスからアガペに昇華している。
家庭も捨てた。
そんな老俳優が、親友の姪の娘に惚れる。
人間は誰でも年をとる。
それは否むことはできない。
若さ故のあぶなかしさをもつ娘。
その娘を見る老俳優の目は優しい。
年をとるということ、そして死を目前にしたときの人間の行動。
それをとりまく人々のかかわり。
そして何より、”愛”
老人の愛は、エロスからアガペに昇華している。
2010年9月1日に日本でレビュー済み
私のようなオバチャンが見るとどちらにも肩入れせずに見られたと思います。 …どっちもどっちですよね。今の若い子は、多少の違いはあっても、皆あんなもんでしょう(最後に救いあり)…じいさんで若い子にちょっかい出す人も、たいがいあんなふうでしょう。 日本の俳優さんで言ったらどの辺になるのか?ピーター・オトゥールが「ホントにボケてるのか」「ホントにアブナイのか」というアプローチで、終始たたみかける。…凄いなと思いました。
他の国からのトップレビュー
Mr. Christopher Harris
5つ星のうち5.0
Quality acting
2023年11月28日に英国でレビュー済みAmazonで購入
This is a simple story about life and death with beautiful acting by all concerned. A delightful way to spend an evening.
L. F. Sweeney
5つ星のうち5.0
Nice love story
2013年5月20日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
After getting an operation for prostate cancer, an elderly womaniser, played very well by Peter O'Toole, falls in love with his best friends's grandniece and because of his operation he can't have sex any more, but finds ways to get pleasure from her nonetheless. Amusing love story, but can't tell any more as I don't want to spoil it for anyone who hasn't seen this movie. I bought it because I'm a sucker for a good love story and Peter O'Toole is one of my favourite actors. Great cast and well worth watching.
Pastoulanne
5つ星のうち5.0
Un beau film tendre et émouvant
2010年10月9日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
J'ai reçu ce DVD hier et je l'ai regardé en VO en m'aidant des sous-titres anglais pour mieux comprendre les dialogues qui sont savoureux. C'est un peu l'histoire de Peter O'Toole, qui interprète ici un acteur très âgé, et la fin préfigure l'inéluctable disparition de ce très grand acteur. Le thème du film démontre qu'il n'y a pas d'âge pour tomber amoureux. C'est aussi le choc des générations et la façon de remplacer ce choc par une mutuelle compréhension. Il y a beaucoup d'humour et de tendresse dans les dialogues. Peter O'Toole crève l'écran, comme toujours. C'est vraiment un seigneur du septième art. Il est époustouflant de sensualité malgré son âge. Les protagonistes sont excellents. Le titre me laissait craindre un navet sentimental. Ce n'est aucunement le cas. Un vrai petit bijou de sincère émotion.
Lyn W
5つ星のうち5.0
An O'Toole classic
2023年10月12日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Brilliantly acted and a tribute to Peter O'Toole gifts
Kcorn
5つ星のうち5.0
Peter O'Toole manages another stellar performance
2007年6月22日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I admit that I'm a huge fan of Peter O'Toole. The man can be totally irreverent, cheeky but...I admire his willingness to take chances and push the envelope.
Having recently watched his performance in Lassie (also recommended), I was reminded of his versatility when I saw Venus. Instead of a dog lover, this time O'Toole plays the role of an elderly man, still searching for love and beauty. He doesn't even try to cover up his genuinely wrinkly face and allows age to work to his advantage, not always easy to pull off in a film performance.
He plays Maurice, a genuine character, who is drawn to a friend's niece and somehow manages to turn this attraction into a drama mixing humor, pathos and downright awkwardness - and yet it somehow all works.
For O'Toole fans, I'd also recommend: Lassie
Lawrence of Arabia (Single Disc Edition) [Region 99 ]
Having recently watched his performance in Lassie (also recommended), I was reminded of his versatility when I saw Venus. Instead of a dog lover, this time O'Toole plays the role of an elderly man, still searching for love and beauty. He doesn't even try to cover up his genuinely wrinkly face and allows age to work to his advantage, not always easy to pull off in a film performance.
He plays Maurice, a genuine character, who is drawn to a friend's niece and somehow manages to turn this attraction into a drama mixing humor, pathos and downright awkwardness - and yet it somehow all works.
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Lawrence of Arabia (Single Disc Edition) [Region 99 ]