狼男アメリカン (ユニバーサル・セレクション2008年第6弾) 【初回生産限定】 [DVD]
フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き, 色 |
コントリビュータ | デヴィッド・ノートン.ジェニー・アガター.グリフィン・ダン.ジョン・ウッドヴァイン, ジョン・ランディス |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 37 分 |
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商品の説明
デヴィッド・ノートン/ジェニー・アガター主演。後のホラー映画に多大なる影響を与えた伝説のカルト・ホラー作品。アメリカ人バック・パッカー、デヴィッド(デヴィッド・ノートン)とジャック(グリフィン・ダン)は、思うままに旅を楽しい為に三ヶ月間の休みを利用してヨーロッパに旅立った。最初に訪れた地、イギリスの郊外で立ち寄ったパブ“THE SLAUGHTERD LAMB”で2人は地元の人々に奇妙な警告を受ける。「真っ直ぐに道を行け」「荒地は危険だ」「月に注意しろ」と―。釈然としないままパブを出た二人は夜の闇の中を歩き始めた。気が着けば“荒地”に迷い込み、夜空には“満月”が。そして不気味な遠吠えが聞こえ、“獣”が二人をつけ始めていた・・・。“獣”に殺された者は不死者として永遠にこの世をさまよう。“獣”に殺されずに逃げ延びた者にも過酷な運命が待っている・・・!
<特典>
●音声解説
●未公開シーン
●ジョン・ランディス インタビュー 他
★どれが入っているかはお楽しみ!懐かしのユニバーサル映画劇場チラシをランダム封入!
2008年4月10日発売の「ユニバーサル・セレクション 1,500円キャンペーン 2008年第4弾」より封入開始!「ユニバーサル・セレクション 1,500円キャンペーン」商品内に、ユニバーサル映画・劇場公開時の完全復刻版チラシ(縮刷版 A6:ハガキサイズ)を各1枚ランダムで封入。
第6弾はホラー映画特集!この10タイトルがランダムに封入されます!
◆狼男アメリカン◆キャット・ピープル◆ダークマン◆サイコ2◆サイコ3 怨霊の囁き◆壁の中に誰かがいる◆ゾンビ伝説◆光る眼◆チャイルド・プレイ2◆チャイルド・プレイ3
※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さい。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4571264904022
- 監督 : ジョン・ランディス
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き, 色
- 時間 : 1 時間 37 分
- 発売日 : 2008/6/12
- 出演 : デヴィッド・ノートン.ジェニー・アガター.グリフィン・ダン.ジョン・ウッドヴァイン
- 字幕: : 英語, 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ASIN : B00163IIRW
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
という感想になりそうで、まあ、年寄りむけかもしれません。
私が熟女好きになったのは彼女のせいに違いない。
当時、月曜ロードショーか水曜ロードショーで放映されたと記憶するが何気に見たこの作品で看護師役の女性が勤務先の奥さまにそっくり!髪をアップにした顔は瓜二つ!シャワーシーンとベッドシーンでは発射しそうな位コーフンしたもんです。
BDなのに格安だったので購入。
ジェニーアガターはやっぱり美しかった。
あの奥さまは今頃どうしているのだろう…
ジャケットがイラストで中央に変身後の狼男と両脇にディビッドとジャックの顔がデザインされているモノです。
発売日は、2019/10/29となっています。最近発売されたばかりの高画質バージョン。
当然の如く、Amazonマジックにより同名映画を商品をひっくるめてしまいレビューがゴチャ混ぜのAmazonマジック発動中です。
私は、①国内盤(日本版)、②輸入盤(フルムーン・エディション版)、③輸入盤(HDリマスター版)、そして今回④輸入盤(4K修復版)を購入しレビューしてきましたが、皆まとめられてレビューも同じレビューに複数レビューしなければならない状況。
これでは正しい情報は伝わらないと思いますがどうですか?
なかにはブルーレイもDVDも一緒にされ、本当に購入するために『役立っている』のでしょうか?
さて、このディスクは2019年に4Kレストアされたモノをダウンコンバートした2K版のブルーレイ。
勿論、輸入盤なので字幕はありません。
ただしファンの方ならセリフは頭の中にインプット状態だと思いますので、必要ないと言えば必要ない感じ。
とにかく画質が良くなっていることには変わりありません。
大きな特徴は、国内盤と輸入盤フルムーン・エディションは同じマスターだと思いますが、本来のブルーレイ画質と言ったところでキレイですがフィルム・グレイン(フィルムの粒子)が少し目立ちます。
輸入盤のHDリマスター版は、肌理細かくなった分フィルム・グレインが目立たなくなってビデオライクな画質になっています。
ところが今回の4Kレストア版は、フィルム感を失わずに残しつつレストアされた感じの画質で、見ていて綺麗な感じを残しつつもフィルムの映画だという感じが伝わってくるような画質です。
その差が出るのはやはり大画面モニターで再生した時!
とにかく、今までで見たこの映画の最高画質だと思います。
特に暗いシーンの美しさが、他のソフトに比べて良かったと思います。
特典映像も豊富で、ファンならば買わないと損すること間違いなし!
特に特筆するとすれば、やはり変身シーン。
高画質で見るそれは、CGでは出せないリアルで迫力ある映像で、リック・ベイカーの造形に感動する特殊メイクの凄さが味わえます。
と言うことで、星5つとさせていただきました。
★旧レビュータイトル:日本国内盤と同じです。
★このレビューは、輸入盤の「AMERICAN WEREWOLF IN LONDON(FULL MOON EDITION)」のレビューです。
Amazonマジックによって、日本盤のレビューも輸入盤のレビューもごちゃ混ぜになっていますね。
輸入盤の「狼男アメリカン」のブルーレイには、2種類あって、この FULL MOON EDITION と RESTORED EDITION がAmazonさんでも購入可能です。
FULL MOON EDITIONは、日本国内盤と同じです。
最初に再生する国を選ぶと全て日本語字幕入りで全ての収録映像を見ることが出来ます。
私は、ジャケット違いと言うことで、このFULL MOON EDITIONを購入しました。
ファンにとってはもう一枚の方が大切ですね!
レストア・バージョンです。
日本国内盤もFULL MOON EDITIONも同じマスターを使用しているため画質は同じです。
確かに綺麗ですがフィルム・グレイン(フィルムの粒子)が結構目立ちザラザラした高画質と言ったところです。
ところがレストア版の方は、フィルム・グレインが殆ど目立たず、実に綺麗です。
論より証拠!百聞は一見にしかず!
キャプチャー画像をカスタマー画像としてアップしておきますので比較して見てください。
一見、ザラついた方が綺麗に見えますが、大画面の動画で再生してみるとハッキリとその違いが見て取れます。
レストア版の方には、残念ながら日本語字幕は収録されていません。
また収録されている特典映像は同じです。
この映画の大ファンの方なら、字幕なんかクソ食らえ!
購入するしかありませんね。
と言うことで、星5つとさせていただきました。
ジャケットがイラストで中央に変身後の狼男と両脇にディビッドとジャックの顔がデザインされているモノです。
発売日は、2019/10/29となっています。最近発売されたばかりの高画質バージョン。
当然の如く、Amazonマジックにより同名映画を商品をひっくるめてしまいレビューがゴチャ混ぜのAmazonマジック発動中です。
私は、①国内盤(日本版)、②輸入盤(フルムーン・エディション版)、③輸入盤(HDリマスター版)、そして今回④輸入盤(4K修復版)を購入しレビューしてきましたが、皆まとめられてレビューも同じレビューに複数レビューしなければならない状況。
これでは正しい情報は伝わらないと思いますがどうですか?
なかにはブルーレイもDVDも一緒にされ、本当に購入するために『役立っている』のでしょうか?
さて、このディスクは2019年に4Kレストアされたモノをダウンコンバートした2K版のブルーレイ。
勿論、輸入盤なので字幕はありません。
ただしファンの方ならセリフは頭の中にインプット状態だと思いますので、必要ないと言えば必要ない感じ。
とにかく画質が良くなっていることには変わりありません。
大きな特徴は、国内盤と輸入盤フルムーン・エディションは同じマスターだと思いますが、本来のブルーレイ画質と言ったところでキレイですがフィルム・グレイン(フィルムの粒子)が少し目立ちます。
輸入盤のHDリマスター版は、肌理細かくなった分フィルム・グレインが目立たなくなってビデオライクな画質になっています。
ところが今回の4Kレストア版は、フィルム感を失わずに残しつつレストアされた感じの画質で、見ていて綺麗な感じを残しつつもフィルムの映画だという感じが伝わってくるような画質です。
その差が出るのはやはり大画面モニターで再生した時!
とにかく、今までで見たこの映画の最高画質だと思います。
特に暗いシーンの美しさが、他のソフトに比べて良かったと思います。
特典映像も豊富で、ファンならば買わないと損すること間違いなし!
特に特筆するとすれば、やはり変身シーン。
高画質で見るそれは、CGでは出せないリアルで迫力ある映像で、リック・ベイカーの造形に感動する特殊メイクの凄さが味わえます。
と言うことで、星5つとさせていただきました。
★旧レビュータイトル:日本国内盤と同じです。
★このレビューは、輸入盤の「AMERICAN WEREWOLF IN LONDON(FULL MOON EDITION)」のレビューです。
Amazonマジックによって、日本盤のレビューも輸入盤のレビューもごちゃ混ぜになっていますね。
輸入盤の「狼男アメリカン」のブルーレイには、2種類あって、この FULL MOON EDITION と RESTORED EDITION がAmazonさんでも購入可能です。
FULL MOON EDITIONは、日本国内盤と同じです。
最初に再生する国を選ぶと全て日本語字幕入りで全ての収録映像を見ることが出来ます。
私は、ジャケット違いと言うことで、このFULL MOON EDITIONを購入しました。
ファンにとってはもう一枚の方が大切ですね!
レストア・バージョンです。
日本国内盤もFULL MOON EDITIONも同じマスターを使用しているため画質は同じです。
確かに綺麗ですがフィルム・グレイン(フィルムの粒子)が結構目立ちザラザラした高画質と言ったところです。
ところがレストア版の方は、フィルム・グレインが殆ど目立たず、実に綺麗です。
論より証拠!百聞は一見にしかず!
キャプチャー画像をカスタマー画像としてアップしておきますので比較して見てください。
一見、ザラついた方が綺麗に見えますが、大画面の動画で再生してみるとハッキリとその違いが見て取れます。
レストア版の方には、残念ながら日本語字幕は収録されていません。
また収録されている特典映像は同じです。
この映画の大ファンの方なら、字幕なんかクソ食らえ!
購入するしかありませんね。
と言うことで、星5つとさせていただきました。
この映画はジョン・ランディスが監督としてノリにノッていた頃の名作。
映画制作にCG技術が皆無の時代、主人公が狼男に変わっていく特殊効果を、後にマイケル・ジャクソンのスリラーでもマイケルの狼男への変身を手がけるリック・ベイカーが担当、
弟子であるロブ・ボッティンがこの作品の前に映画『ハウリング』で狼男の変身を手掛けていた為にチカラの入れようも違い、「明るい場所での狼男への変身」に挑戦。見事なシーンに仕上がっています。
因みにスリラーの監督も同作のジョン・ランディス。スリラーのPVの作品としてのデキを気に入っている方はこの映画は必見と思います。
できれば最近、流行り?のテレビ放映版吹き替えバージョンが入れて欲しかった。
私見で申し訳ないですが、映画はオリジナル言語で観るべきだと思う私も、主人公とその友人(後に主人公の運命を決定する重要な役割)のアテレコを担当した田中秀幸氏と中尾隆聖氏が余りにもピッタリだったのでコレでマイナス☆一個。
※ここからは多少のネタバレが入ります。
ホラー・コメディと説明される同映画ですが、ホラーはホラー。そこのところで躊躇されている方は、できれば読んで下さい。私もできるだけシンプルに表現します。
狼男への変身シーンは大御所リック・ベイカー担当だけにさしもに怖い!ただし、前述の通り、マイケルのスリラーがOKなら問題無し。
ホラー映画が苦手な方の問題であろう狼男(というよりほとんど狼)が人を襲うシーンはCG技術が発達していなかった名作の常として、ハッキリとは描かれていないものの、ノリノリのランディス監督のジラす演出は怖い。
問題はこの映画が明るい映画か暗い映画か?
だと思うんですが.....
※この先はラストが推測できるので、本当に気になる方だけ読んで下さい。
ハッキリ言ってこの映画は悲劇です。
十数年後に別のスタッフで作られた同映画の"2"である映画『ファングルフ(原題-American Werewolf in Paris)』はその辺りを逆手にとって、明るい映画に仕上がってますので、この映画でドンヨリとした気分になったら観ても良いかもです。
現代を舞台にアメリカ人、狼男、ロンドンという異質な取り合わせがユニーク。ちょっとスノッブなロンドンというところがミソか(逆にEnglishman in NewYorkなんて歌もあったなぁ。スティングか)。この街といえば恐怖の都。切り裂きジャックはもとよりフリート街の理髪師・・・。ロケが美しい。80年代って感じがする。
本作を一言でいうのは難しい。物語は先行レビュアーさまを参考にしていただきたいが、おかしみと哀しみと恐怖(そしてイヤラシさ)が渾然一体、手を変え品を変えやってくるゴキゲンな1本。いささか直截な表現もあるが、過去の狼男映画にリスペクトをしつつも「こんなふうに見せたい!これはだれもやってないぜ」というジョン・ランディスの手作り感あふれるいい意味での学生映画テイストがたまらない。
いろいろ頭をよぎる本作、一番大きく残るのは望まずしてなってしまったアウトサイダーの疎外感と苦しみ。つまりマジョリティでない者の道連れ探しムービーなのではないかということ。原題(An American Werewolf in London)がまずそれを表す(バックパックする荒地はイギリスのウェールズ。このシークエンスは閉鎖的で寒々とした雰囲気とあいまって素晴らしい。主人公2人はここで人狼に襲われる)。何かに怯える村人の仕打ち。そして狼男となってしまい人間社会で「怪物」として扱われる。
狼男にやられて亡くなると体は朽ちるが魂は人狼の血筋が絶えるまでさ迷う。生き延びた者は月夜に異常な苦しみをともない「変身」し、無差別に人をおそう人狼となる。つまり、しなない場合に人狼は増えていくということなのだ。無意識ながら「どいつもこいつもこっち側へきやがれ」といわんばかりだ。そういえばジャック(グリフィン・ダン)ら、主人公デヴィッド(デヴィッド・ノートン)に亡き者にされたお歴々も「こっちへきやがれ」といっているように思われた。あの世にもこの世にも属さない者は孤独なんですね。どこか『ジキル博士とハイド氏』(二重人格性)や『キングコング』(恋する哀しき怪物)のテーゼも思い起こさせるという評者の方もおられた。
また、ひねくれた見方だが、本作での人狼への変身と襲撃は、性行為のメタファーなのではないのか。つまり人狼という種族を連綿と残していく生殖行為が襲撃。その間は我を忘れるところとか。昔から男はオオカミなのよ、などという。変身シーンの咆哮はどこかオー〇ズムみたいでセクシャルだ(成人映画館でうめきながら変身するところは笑ってしまった)。
当方、人狼のルーツ・解釈や過去の映画作品は浅学にして知らないのだが、伝承として古来より言い伝えられているらしい。映画は1935年のユニバーサル映画『倫敦の狼男』が嚆矢らしく、1941年のThe Wolf Man(狼男)が有名ということだ。銀の弾丸でないとやっつけられないとか、亡くなると人間に戻るとか、満月になると変身するとかはこの辺りが出所ともいわれているが、伝承にすでに存在するとする方もいる(付け焼刃でスイマセン)。神学や精神医学からのアプローチも考えられる。一種の病であるとか責任能力の無い犯罪者であるとか悪魔憑きの類であるとか・・・
余談ですがロック・シンガー、シンガーソングライターのウォーレン・ジヴォンの78年の歌に「ロンドンの狼男 Werewolves Of London」というのがあり、よく聴くお気にいりだった。ピアノのイントロが印象的で。これをてっきり本作のテーマソングだと思っていたが違った・・。ランディスは69年に元シナリオを書いたらしいが意識していたのか。ジヴォンはユニバーサル映画を意識していたと察するが。ロック界のサム・ペキンパーといわれていたジヴォンのアルバム、また聴きたくなってきた。
閑話休題。本作でデヴィッドが繰り返し見る重層的な夢のシーンの恐ろしいこと。そういえば特典解説で監督がルイス・ブニュエル云々といってた。実は人狼変身や亡者登場は、友人を助けられなかった主人公の罪悪感が見せた悪夢という解釈も可能といえば可能。映画の中でデヴィッドの周りはみなそういう。
以下、★まで核心に触れています。
このような罪悪感もしくはショックの後遺症から、異常をきたして本人の知らぬ間に(猟奇的な)連続さつ人鬼となり、マッパで犯行を繰りす「怪物」としてロンドンを恐怖に陥れていた・・・。医師も「人間もときに残酷なことをするよ」という。ラストでライフル隊に撃たれるところ、アレックスの涙のところは悲しい現実か・・★
みなさまおっしゃるリック・ベイカーの仕事の素晴らしさはいわずもがなで触れないが、本作にはおおっ!という名場面がいくつかある。出てくるたびに腐乱していくジャック。夜の誰もいない地下鉄の襲撃シーン。カメラワークが冴えている。成人映画館の全てのくだりは笑えて(劇中ポ〇ノ映画も)そして恐ろしい。そしてそこからなだれ込む阿鼻叫喚のロンドン・ピカデリー・サーカスでのクライマックス。このように歴史のある狼男が暴れるのが現代の大都会の地下鉄や盛り場・映画館という点に新規性があり、ランディスの才気が感じられる。
音楽にもランディスのセンスが光るが(「ブルー・ムーン」「バッド・ムーン・ライジング」など月にまつわる懐かしい歌が効果的。鮮烈なラストの後のドゥーワップも意表を突く)長くなってしまいランディスには触れられなくなった。『眠れぬ夜のために』も見直す必要がありそうだ。彼のsupernatural好きはマイケルのPV「Thriller」へと引き継がれる。
ドイルのホームズ物『バスカヴィル家の犬』を想起させる本作(1959年のハマー・フィルム・プロダクション制作のイギリス映画『バスカヴィル家の犬』がある。ホームズをピーター・カッシングが演じた。このあたりはスペシャリストに委ねたい。当方、素人)である。ダートムアはウェールズに近い。
最後にどうしてもいっておきたいのはジェニー・アガターである。あなたはどうしてそんなにお美しくてエロティックなのか。ファンにはもちろんあのシーン。しかしもちろん芝居も素晴らしく、もうずっとお顔を眺めているだけでいい。本作ではリードのうまい憧れのお姉。「荒療治は得意よ」というナース姿の彼女に注目。
An American Werewolf in London 1981 U.S Universal Pictures