フーシェンが、そのコミカルで明るい持ち味を存分に発揮。ジャッキー以前にこんな俳優がいたのかと驚いた。実弟のチャンチャンポンとの息のあった演技は、文句なしに楽しい。夭折が惜しまれる俳優。
リュー・チャーフィーは高僧の役。白い僧服に身を包み、白い輿に乗り、弟子を引き連れて、なんかエラそう!なにかっちゅうと白い布で手を拭い、すかしたヤな感じ。(でも、布をポイ捨てしてはいけません、チャーフィーさん!!弟子に持ち帰らせて下さい。)
個人的には、チャーフィーとウィルソン・トン(『少林寺36房』の、タンサンヨーです)のバトルが良かった。ウィルソン、珍しく悪人じゃない(笑)役でかっこいい。
ラストバトルでの奇想天外な組体操(?)バトルも、やってる事はスゴイんだけどかなり笑えた。これ、下の人相当キツかっただろうな・・・とか(笑)。練習で何回も落っこちただろうな、とかとか。
フーシェン(と、組体操)のおかげでかなり笑ったので、見終わった時には爽快感が。血行も良くなってたんじゃないか?という事で、これは精神衛生上すばらしい効果を期待出来る映画である!