ライダー主従とアーチャーとの真剣勝負、セイバーとバーサーカーの因縁が明らかになる一幕など
さまざまな見どころが目白押し^^
fateが好きで、しかも既刊でライダーの生きざまに惚れた方には申し訳ないですが
少しずつ読むのは諦めてまとまった時間を捻出したほうが無難です。
ハッキリ言ってこの第4巻(完結巻)は既巻以上に読みふけってしまう魔力を持っています
しつこいようですがコレは読みふける類の作品なので寝る前の読書本には適しません!
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Fate/Zero Vol.4 -煉獄の炎- (書籍)
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.2 x 13.2 x 3 cm; 458.13 g
- 発売日 : 2007/12/29
- メーカー : TYPE-MOON
- ASIN : B00170LRS6
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- カスタマーレビュー:
商品の説明
己の迷いに終止符を打つため、いよいよ自らの戦いを開始する言峰綺礼。 周到なるその策略は、瞬く間に聖杯戦争の趨勢を塗り替え、誰もが予期しなかった展開へと導いていく。 見えざる手に翻弄されるがまま、男たちは、女たちは、信念のため、野望のため、或いは守るべき誰かのために、凄絶に命を散らしていく。 綺礼の暗躍を察知した衛宮切嗣は、相手がもはや決して避けられざる宿敵であることを了解し、 覚悟を決めて、その待ち受ける罠に敢然と挑みかかっていく。 そして運命の導きは、二人の男を対決の場に集わせる。 激突する三人の王。その真名を解き放ち咆吼するバーサーカー。 残る全てのサーヴァントが覇を競う熾烈なる最終決戦の最中、ついに業火とともに降臨する聖杯。 秘め隠されてきたその正体が、今、白日の下に晒される…… やがて一人の少年が、運命に出会うその日に向けて――過ぎ去りし日々の物語は、 今、語り継がれた惨劇の真相へと辿り着く。『Fate/stay night』外伝ここに堂々の完結!
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月6日に日本でレビュー済み
外伝としては面白いと思います。戦いが終局に向かうにつれ、残ったサーヴァントの戦いに期待感が高まり、そして因縁の対決!
ですが個人的に最後が納得いきません。
ネタバレになるので細かくは書きませんが、「私はアーチャーと炎の中戦った」というstay nightでのセイバーのセリフとか、
なんかいろいろなものと矛盾が生じてます。ニトロプラスさんちゃんと原作やったの?って思いました。
残りページ数が少なくなるにつれ、あれ?これ本当に終わるの?、って思ったらあっけない幕切れ。
しかもセイバーが消滅してからはstay nightとつじつまを合わせようとしてるだけにしか見えず、
なにか納得できないものがありました。(特にギルとキレイの生き残り方)
作品としては面白いです。ですがバッドエンドが好きな著者が無理やり悲壮な方向に持って行こうとしているのが文章から読みとれて、
そしてそれがこの作品の面白さを減じている原因だと思います。
アニメの方がおもしろいと自分は感じており、アニメでは尺的に描けない細かい説明などを本書で補完するのが良いと思います。
ですが個人的に最後が納得いきません。
ネタバレになるので細かくは書きませんが、「私はアーチャーと炎の中戦った」というstay nightでのセイバーのセリフとか、
なんかいろいろなものと矛盾が生じてます。ニトロプラスさんちゃんと原作やったの?って思いました。
残りページ数が少なくなるにつれ、あれ?これ本当に終わるの?、って思ったらあっけない幕切れ。
しかもセイバーが消滅してからはstay nightとつじつまを合わせようとしてるだけにしか見えず、
なにか納得できないものがありました。(特にギルとキレイの生き残り方)
作品としては面白いです。ですがバッドエンドが好きな著者が無理やり悲壮な方向に持って行こうとしているのが文章から読みとれて、
そしてそれがこの作品の面白さを減じている原因だと思います。
アニメの方がおもしろいと自分は感じており、アニメでは尺的に描けない細かい説明などを本書で補完するのが良いと思います。
2011年3月14日に日本でレビュー済み
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星海社の文庫版も考えましたが、武内氏の挿絵があることに魅かれて、こちらにしました。
確かに高かったけど、その価値はあったと思います。1から4巻まで、一気読みしました。ついでにマテリアルまで。
それぞれの登場人物が立っていました。でも、やはりライダー組が好きですね。非情のデコピンから、ついに主従逆転(?)
まで、二人の掛け合いは最高でした。今後、ウェイバー君がどう生きていくのか、外伝で語ってもいいぐらいです。
しかし、アニメ化って・・・あのグログロ・キャスター組は、アニメにできるのでしょうかね?
うーむ、18禁ですか?(笑)
確かに高かったけど、その価値はあったと思います。1から4巻まで、一気読みしました。ついでにマテリアルまで。
それぞれの登場人物が立っていました。でも、やはりライダー組が好きですね。非情のデコピンから、ついに主従逆転(?)
まで、二人の掛け合いは最高でした。今後、ウェイバー君がどう生きていくのか、外伝で語ってもいいぐらいです。
しかし、アニメ化って・・・あのグログロ・キャスター組は、アニメにできるのでしょうかね?
うーむ、18禁ですか?(笑)
2010年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作ゲーム未経験で、尚且つライトノベル全般を憎悪する私も満足しました。
一巻目の冒頭からして痛々しいほど“クサい”ので心配になりましたが、いつのまにか密度のある硬質な文章に鷲掴みにされてました。
ファンタジーはもちろん、ノワールからホラー、はてはビルトゥングスから、微妙ながらハーレクインまで網羅する、個性豊かなキャラ達による群像劇。
彼らの見せ場を分割してつなぐ構成に、ページめくる手が止まらず、娯楽小説の手管にまんまとハメられてしまいます。
あるいは聖杯を巡る希望と絶望の連環ともいうべき、普遍的かつ古典的な主題は、硬派な文学青年をも慰めてくれるでしょうか?
無駄にデカい装丁ゆえに星一つ減。
一巻目の冒頭からして痛々しいほど“クサい”ので心配になりましたが、いつのまにか密度のある硬質な文章に鷲掴みにされてました。
ファンタジーはもちろん、ノワールからホラー、はてはビルトゥングスから、微妙ながらハーレクインまで網羅する、個性豊かなキャラ達による群像劇。
彼らの見せ場を分割してつなぐ構成に、ページめくる手が止まらず、娯楽小説の手管にまんまとハメられてしまいます。
あるいは聖杯を巡る希望と絶望の連環ともいうべき、普遍的かつ古典的な主題は、硬派な文学青年をも慰めてくれるでしょうか?
無駄にデカい装丁ゆえに星一つ減。
2010年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Fateという作品のタイトルはなぜFateなのか。
英霊エミヤはなぜエミヤなのか。
そんな原作中では自明と思われていたことに改めて感じ入ることとなりました。
是非、読み終わったらすぐに、セイバー好きはセイバールートを、言峰好きは桜ルートを、そして切嗣好きは凛ルートをやり直すことをオススメします。
確かにそこにzeroを感じ取れるはずです。
英霊エミヤはなぜエミヤなのか。
そんな原作中では自明と思われていたことに改めて感じ入ることとなりました。
是非、読み終わったらすぐに、セイバー好きはセイバールートを、言峰好きは桜ルートを、そして切嗣好きは凛ルートをやり直すことをオススメします。
確かにそこにzeroを感じ取れるはずです。
2008年6月27日に日本でレビュー済み
Fate/ZeroはBAD ENDだ。
登場人物全員が何かを失う形になって幕を下ろす。
しかし、読み終わってみて、この物語がTRUE ENDに思えるのは何故だろうか。
この物語はFate/stay nightの十年前の物語であり、十年後に確かな希望が残ることは確約されていることが前提となって話が進むからか。
それもあるだろう。確かにそれは正しい「TRUE」といえるだろう。
けれどそれだけではない。
虚淵玄氏の文章が上手いのだ。
「巧い」といってもいいだろう。物語の魅せ方を心得ているし、読者を物語に引きずり込む力がある。小手先のものではなく、この文章力は自然と会話ばかりが目立ってしまうノベルゲームのシナリオライターの次元を超えていると思う。
これはFateをやった人ならまず間違いなく楽しめる作品だ。これは断言できる。
「stay night」あっての「Zero」だが、「Zero」は、「Zero」がなくては「stay night」が成り立たなくなってしまうところにまで登り上がった。
私的に「Zero」のほうが読み終わったときの達成感や満足感は「stay night」よりも上だと思っている。
文体を奈須に似せるという難しいことをやっておきながら、Fateの持っているスピード感も、臨場感も、白熱する感情の爆発も、見事に書ききっている。
「人の土俵で、これだけの相撲が取ってしまえるというのは、ただ事ではない。」
三巻の解説を書いた田中ロミオ氏のいうとおりだ。
これは文句無しにおもしろい。
極限のBAD ENDがここにある。
登場人物全員が何かを失う形になって幕を下ろす。
しかし、読み終わってみて、この物語がTRUE ENDに思えるのは何故だろうか。
この物語はFate/stay nightの十年前の物語であり、十年後に確かな希望が残ることは確約されていることが前提となって話が進むからか。
それもあるだろう。確かにそれは正しい「TRUE」といえるだろう。
けれどそれだけではない。
虚淵玄氏の文章が上手いのだ。
「巧い」といってもいいだろう。物語の魅せ方を心得ているし、読者を物語に引きずり込む力がある。小手先のものではなく、この文章力は自然と会話ばかりが目立ってしまうノベルゲームのシナリオライターの次元を超えていると思う。
これはFateをやった人ならまず間違いなく楽しめる作品だ。これは断言できる。
「stay night」あっての「Zero」だが、「Zero」は、「Zero」がなくては「stay night」が成り立たなくなってしまうところにまで登り上がった。
私的に「Zero」のほうが読み終わったときの達成感や満足感は「stay night」よりも上だと思っている。
文体を奈須に似せるという難しいことをやっておきながら、Fateの持っているスピード感も、臨場感も、白熱する感情の爆発も、見事に書ききっている。
「人の土俵で、これだけの相撲が取ってしまえるというのは、ただ事ではない。」
三巻の解説を書いた田中ロミオ氏のいうとおりだ。
これは文句無しにおもしろい。
極限のBAD ENDがここにある。
2010年9月23日に日本でレビュー済み
Fateという作品のタイトルはなぜFateなのか。
英霊エミヤはなぜエミヤなのか。
そんな原作中では自明と思われていたことに改めて感じ入ることとなりました。
是非、読み終わったらすぐに、セイバー好きはセイバールートを、言峰好きは桜ルートを、そして切嗣好きは凛ルートをやり直すことをオススメします。
確かにそこにzeroを感じ取れるはずです。
英霊エミヤはなぜエミヤなのか。
そんな原作中では自明と思われていたことに改めて感じ入ることとなりました。
是非、読み終わったらすぐに、セイバー好きはセイバールートを、言峰好きは桜ルートを、そして切嗣好きは凛ルートをやり直すことをオススメします。
確かにそこにzeroを感じ取れるはずです。
2012年1月29日に日本でレビュー済み
この作品は間違いなく(私の中の)最高傑作であり、★5つである。じゃあ☆1つマイナスなのは何なのか。
あまりに完璧すぎて、ちょっとしたアラが妙に目立ってしまう話で、しかもそれは私の勘違いかもしれないのだから始末の悪い話である。
ネタばれになるが、少年切嗣がナタリアの乗ったジャンボ旅客機を撃墜するシーンで、(専門知識のない素人考えなのだが)撃墜しなくても、ナタリアをパラシュートで脱出させればいいんじゃなかったの? などと考えてしまったのだ。大西洋のど真ん中にパラシュートで着水する訳だが、真下には切嗣がモーターボートで待機しているのである。ナタリア一人だけ生還させる可能性は決して低いものではないのではないか。これが私が未だ抱えている疑問点なのだ。
あまりに完璧すぎて、ちょっとしたアラが妙に目立ってしまう話で、しかもそれは私の勘違いかもしれないのだから始末の悪い話である。
ネタばれになるが、少年切嗣がナタリアの乗ったジャンボ旅客機を撃墜するシーンで、(専門知識のない素人考えなのだが)撃墜しなくても、ナタリアをパラシュートで脱出させればいいんじゃなかったの? などと考えてしまったのだ。大西洋のど真ん中にパラシュートで着水する訳だが、真下には切嗣がモーターボートで待機しているのである。ナタリア一人だけ生還させる可能性は決して低いものではないのではないか。これが私が未だ抱えている疑問点なのだ。