日常に流される日々。
けだるい毎日から抜け出せない自分。
ままならぬ内なる想い。
届けたい声にならないメッセージ。
ウルフルズのトータス松本にとって、初のオリジナル・ソロ・ナンバー。
今の社会で、空しさを感じながらも抜け出せず、しかし希望は捨てない心情を、率直に綴った暖かい歌です。
最初に聴いたとき、思わず泣けてきました。
もっと多くの人に聴いてほしい、いい歌だと思います。
日本テレビ系水曜ドラマ『ホカベン』主題歌であり、毎回エンディングに流れます。
主人公演じる上戸彩が、非常につらく厳しい現実に打ちのめされるラストシーンに、この歌い出し「この世のものすべてが・・・」が流れ、続く歌詞は観るものの心に強く訴えてきます。
ドラマを通じてこの歌を聴いてみると、歌の中の人物は、ドラマの被告人にも、新人弁護士にも取れて、ドラマの主旨にとても共鳴する曲になっています。
(そのときの画面のタイトルバックは、苦いストーリーをフォローする意味があってか、少し甘めの映像に感じます。)