5曲目の「Saving All My Love For You」は、ホイットニー・ヒューストンの名唱が耳に残っているわけですが、それと全くひけをとらないような素晴らしい出来栄えで驚かされました。安定感もあり、2分38秒頃始まるロングトーンの高音の伸びは特筆モノです。声質もホイットニー・ヒューストンに大変よく似ており、彼女の不幸な死を迎えた今、この曲を持ち歌として歌って欲しい気がしました。可愛らしさも兼ね備え、歌の巧さだけでなく、キュートな歌唱を披露しています。これほど素敵に歌うなんて、天晴れですね。 リーフレットを読んでみると、この曲のバック・バンドは1曲目の「My Life」と同じだということに気が付きました。NYのミュージシャンたちも驚いたことでしょうね、きっと。