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News for Lulu

4.4 5つ星のうち4.4 8個の評価

仕様
価格
新品 中古品
CD, インポート, 1994/4/11 インポート
¥6,515
CD 1枚組
¥19,288
CD, インポート, 2017/4/7 インポート

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登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 12.19 x 6.1 x 0.51 cm; 40.82 g
  • メーカー ‏ : ‎ Hatology
  • EAN ‏ : ‎ 0752156065029
  • レーベル ‏ : ‎ Hatology
  • ASIN ‏ : ‎ B0018Q3XTA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年7月28日に日本でレビュー済み
『ニュース・フォー・ルル(News for Lulu)』は、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)、ハンク・モブレー(Hank Mobley)、フレディ・レッド(Freddie Redd)、ソニー・クラーク(Sonny Clark)が1950年代から1960年代初頭に作曲したハード・バップの楽曲を、前衛的でジャンル横断的な音楽で知られるアメリカ合衆国の作曲家・サックス奏者・編曲家・プロデューサーのジョン・ゾーン(John Zorn)(alto saxophone)がトロンボーン奏者のジョージ・ルイス(George Lewis)(trombone)、ギタリストのビル・フリゼール(Bill Frisell)(guitar)と結成したトリオが演奏したアルバム。

本作は1987年にスイスのルツェルンでスタジオ録音され、1988年にHat Hut Recordsから発売された。

全20曲収録。トラック1-17はスタジオ録音。トラック18-20は1987年8月30日のヴィリザウのジャズフェスティバルでのライヴ録音。

ハード・バップの楽曲を、ピアノやベース、ドラムなどのリズム・セクションを担う楽器を排してアルトサックスとトロンボーンとギターのみで演奏した、珍しい楽器編成によるアルバムである。

ゾーンによるフリー・ジャズ風のサックス演奏と現代的なアレンジ、集団即興演奏を含んでいるが、基本的には原曲の楽曲構造の忠実な再解釈である。

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey and the Jazz Messengers)の「モーニン(Moanin’)」やリー・モーガン(Lee Morgan)の「ザ・サイドワインダー(The Sidewinder)」などの有名な曲を避けて、あまり頻繁にはカヴァーされない曲を多数収録した、ユニークな選曲が特徴である。

オリジナルのアルバムジャケットは、ゲオルク・ヴィルヘルム・パープスト監督のサイレント映画『パンドラの箱』(1929年)で「ルル」を演じた女優のルイーズ・ブルックスの写真を使用している。

本アルバムは1990年、1993年、2008年に再発売された。1993年と2008年の再発版のアルバムジャケットはオリジナルとは異なっている。

2008年の再発版はボーナス・トラック1曲を追加収録。

ゾーン、ルイス、フリゼールのトリオは本アルバムと同じ編成によるハード・バップの楽曲のライヴ演奏(1989年)を収録したアルバム『モア・ニュース・フォー・ルル(More News For Lulu)』を1992年にリリースした。
2019年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョンゾーンのハードバップ集。発売されたころ大評判になって聴いてみたら、全然ぴんと来なかった。10年後、四谷いーぐるの後藤さんの本で見て、改めて聴いてみたがやはりぴんと来なかった。30年後聴いてみたら良いじゃない。30年後の理解。まあ、バップを‘75年に分かるっていうと、ジャズメンの先見とファンの後追いの時差として、ピッタリじゃないのかな?
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハードバップの全盛期に活躍したジャズ・ミュージシャンたちの名曲を、奇才John Zornがカバーしたアルバム。

ジャズといえばやはり即興。インプロバイゼーション
そうなると、一片の隙も無い精密機械のような演奏よりも、どことなく人間味のある暖かい演奏のほうが好まれる。
これまで、John Zornは基本的に「過剰」ともいえるほどに即興性を重視してきたけど、本作ではあえて前者を取り入れた。
一聴すると普通のハードバップのようだが、聞けば聞くほどその演奏の「精密機械っぷり」にある種の不安感、違和感を覚えるようになる。少し不思議な魅力。

天才的な演奏技術に裏打ちされたカバー・アルバムと捉えることも出来るし、あくまでアヴァンギャルドの一端と捉えることも出来る。
50年代に輝いた偉大なジャズミュージシャンと、自らが発展させてきたアヴァンギャルドシーンの両者に対する愛を感じられる、素晴らしい作品。

あと余談だけど、ジャケットデザインは(2012年時点で)3種類あるうちでは93年版が一番好きです
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2005年10月14日に日本でレビュー済み
John Zorn(Alto), Bill Frisell(E.Guitar), George Lewis(Trombone)の三人でBlue Noteの名曲を演奏する、楽しい作品です。 選曲が中々渋く、Kenny Dorham, Hank Mobley, Sonny Clark, Freddie Reddの曲を取り上げてますが、比較的地味な原曲の素晴らしさを再認識させられる粒ぞろいの好演です。John Zornがハードバップを演奏するとどうなるか?ですが、意外と原曲のメロディを尊重したオーソドックスなプレイで(ところどころ我慢しきれずにフリーキー・トーンを出してますがそれが適度なスパイスになっていてよろしい)先人達へのRespectが感じられる好盤となりました。続編のMore News For Luluも良いですが、どちらも廃盤とは残念。どこかで見つけたら即買いです。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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