バートン・フィンク (ユニバーサル・セレクション2008年第8弾) 【初回生産限定】 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン, 吹き替え |
コントリビュータ | マイケル・ラーナー, スティーヴ・ブシェミ, ジュディ・デイヴィス, ジョン・マホーニー, ジョン・タートゥーロ, ジョン・グッドマン, ジョエル・コーエン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 57 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
【カンヌ国際映画祭三冠を達成したコーエン兄弟による異色サスペンス】
前途洋洋だったはずの人生。スランプに陥った脚本家の悪夢…。
1941年、ロサンゼルス。ハリウッドに招かれた社会派劇作家バートン・フィンク(ジョン・タートゥーロ)は、みすぼらしく不気味な雰囲気を持つ“ホテル・アール”にチェックインする。彼はキャピトル映画の社長リプニックに会い、B級レスリング映画の脚本を依頼されるが、隣の部屋の笑い声が気になって一向に筆が進まない。声の主は大柄な保険セールスマン、チャーリー(ジョン・グッドマン)だった。彼とは妙に気が合い、すぐに打ち解けたバートンだったが、この出会いこそがすべての不幸の始まりだった…。
「レディ・キラーズ」のコーエン兄弟が、脚本家の苦悩を描いた異色のサスペンス・ドラマ。1991年カンヌ国際映画祭でパルムドール、監督賞、主演男優賞の三冠に輝いた。主演は「ビッグ・リボウスキ」「オー・ブラザー!」ほか、コーエン兄弟作品の常連、ジョン・タトゥーロ。
≪特典≫
●未公開シーン
●スティル・ギャラリー
★★どれが入っているかはお楽しみ!懐かしのユニバーサル映画劇場チラシをランダム封入!★★
2008年4月10日発売の「ユニバーサル・セレクション 1,500円キャンペーン 2008年第4弾」より封入開始!「ユニバーサル・セレクション 1,500円キャンペーン」商品内に、ユニバーサル映画・劇場公開時の完全復刻版チラシ(縮刷版 A6:ハガキサイズ)を各1枚ランダムで封入。
《第8弾はスポーツ・ムービー特集!》この10タイトルがランダムに封入されます!
◆ラブ・オブ・ザ・ゲーム◆ボクサー◆夢を生きた男/ザ・ベーブ◆マイナーブラザーズ/史上最大の賭け◆スラップ・ショット◆プライド/栄光への絆◆ウィンブルドン◆ブルークラッシュ◆フィールド・オブ・ドリームス◆レーサー
※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さい。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4571264906583
- 監督 : ジョエル・コーエン
- メディア形式 : 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン, 吹き替え
- 時間 : 1 時間 57 分
- 発売日 : 2008/8/7
- 出演 : ジョン・タートゥーロ, ジョン・グッドマン, ジュディ・デイヴィス, マイケル・ラーナー, ジョン・マホーニー
- 字幕: : 英語, 日本語, 中国語, タイ語, 韓国語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Surround), 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ASIN : B0019K0X2A
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
悪役のセリフにこそ製作者の主張が秘められている。
何気なく観た一本だが、脳裏に刻み込まれる作品になった。
宮藤官九郎と伊勢志摩がやってるラジオでジョングッドマン特集をした時にこの作品の話をしていて、この映画ではジョンバッドマンでしょ! といっていたのがメチャ面白かった。確かにその通りだと思った。
毎度コーエン兄弟のシナリオは、思いも寄らない方向に展開していくのがとてもスリリング。
奇妙だなーと思えるシーンは全て伏線として回収されて行き、ただ奇を衒う演出ではなくシーンごとに独特な緊張感を生み出していく。
バートンフィンクの隣の部屋で、女の喘ぎ声が聞こえ彼がそれを壁に耳を寄せて聞いている時にホテルのシーツが剥がれて白いネバネバした液体が垂れていくが、明らかに男性のアソコから出ていくアレを想起させる。
そうしたくだらないジョークを混じいれながらも、中盤後半に差し掛かるにつれてバートンが肉体関係を持った女性が殺されて以降はどんどんあの奇妙なシーンがなんだったのか回収されていく。
毎度毎度コーエン兄弟の作品は、うまいことシナリオができているので見応えがある。
とりわけコーエン兄弟作品の中で特別な1本であろう。
期待したのですが、正直期待が大きすぎました。
NYにある新進気鋭の芸術家肌の劇作家が、LAのハリウッドに招聘されて映画脚本を作ることになる…というありそうな話から展開していきますが、それがまた妙な雰囲気のホテルを中心とすることもあり、序盤からなんだかわからないけれど引き込まれていきます。音楽の使い方もよく、背景にうるさいだけの音楽がほとんどまったく使われないところも好印象。
このバートン・フィンクにおけるコーエン兄弟は、日本で言えばシリアスな三谷幸喜といったところでしょうか。いや、三谷幸喜なんかと比較するのはコーエン兄弟に失礼かもしれませんが、シリアスなコメディなのです、その序盤は。登場する役者たちは、今もよく知られた有名な脇役たち。それぞれいい味出してます。しかし、最初はどこか笑いを含む雰囲気であったのが、だんだん狂気を含む内容に変化。結局、登場人物みんなどこか狂っている、というシニカルな話になって狂った終盤に突入してきます。
同じくコーエン兄弟の大ヒット作品、バーン・アフター・リーディングが好きな人ならきっと気に入るであろう、独特な映画です。私は先日、久しぶりにこの作品を見直してみたのですが、昔見たより面白く感じるほど。好きな作品です。