オレの夢は消えていない。それは、家族のなかに生きている。[内容解説]「今日までそして明日から」「落陽」「明日に向って走れ」「結婚しようよ」…吉田拓郎の名曲で彩る、父と家族の物語。吉田拓郎の大ファンだという佐々部清監督(『半落ち』『夕凪の街 桜の国)』が、全編に拓郎ソングを散りばめたホームドラマ。遠い昔、愛する人を守るために自分の夢をあきらめて以来、家族のために働き詰めで生きてきた主人公の姿は、すべての団塊世代の共感と涙を誘うはず。また2006年秋、31年ぶりに行われ3万5000人のファンを集めた【つま恋コンサート】のステージを、なんと劇中で再現!拓郎ファンのみならず、70年代のフォークソング全盛期に青春を謳歌した世代には、たまらない作品になっている。さらに次女を演じたAYAKOの所属する「中ノ森BAND」、ストリートミュージシャンに扮した「ガガガSP」など、若手アーティストの奏でる拓郎サウンドも新鮮で魅力的だ。[ストーリー] 香取家の主人・卓は、不動産会社に勤める平凡なサラリーマン。専業主婦の妻・幸子、大学生の長女・詩織、バンド活動に情熱をそそぐ次女・歌織の一家 4人で、卓の決めた「晩ご飯は必ず全員揃って食べる」というルールを守って暮らしてきた。だが詩織は想いを寄せる苦労人の青年と会うため、歌織は波に乗り始めたバンド活動のため、揃わない日が増えていく。家族との時間が何より幸福だった卓は、すっかり意気消沈してしまい…。[スタッフキャスト]【キャスト】三宅裕司真野響子藤澤恵麻AYAKO(中ノ森BAND) 金井勇太中ノ森BAND(YUCCO、CHEETA、SHINAMON)ガガガSP田山涼成 岩城滉一モト冬樹松方弘樹 【スタッフ】 監督:佐々部 清脚本:寺崎かなめ/市倉久央/佐々部 清撮影:長谷川卓也照明:守利賢一美術:福澤勝広/小林久之装飾:湯澤幸夫録音:瀬川徹夫編集:川瀬 功スクリプター:山下千鶴キャスティング:空閑由美子(C)2007「結婚しようよ」フィルムパートナーズ