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ブラッドシンプル/ザ・スリラー [DVD]

4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

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新品 中古品
DVD 通常版 ¥3,480 ¥1,136
DVD [DVD]
¥391
DVD 1枚組 ¥695
DVD 通常版
¥980
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き, 吹き替え
コントリビュータ ジョン・ゲッツ, フランシス・マクドーマンド, ジョエル・コーエン, ダン・ヘダヤ, M.エメット・ウォルシュ
言語 英語, 日本語
稼働時間 1 時間 35 分

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商品の説明

アカデミー賞作品賞・監督賞受賞「ノー・カントリー」のコーエン兄弟が贈る傑作サスペンス!
「ノー・カントリー」DVD発売にあわせ、お求め安い価格で再登場!


【本篇ディスク特典】
■予告編集
アメリカ版予告84年版、アメリカ版予告2000年版、インターナショナル版予告、日本版劇場予告、日本版TVスポット
■文章と映像で見比べる「ブラッドシンプル」新旧比較
■ブラッドシンプル劇場(伊武雅刀氏によるドラマ仕立てのラジオスポット3篇収録)
■コーエン兄弟インタビュー
■デジタルパンフレット
コーエン兄弟 プロフィール+フィルモグラフィー、スタッフ+キャスト、各国プロモーショナル・グッズ・ギャラリー
■ DVDだからこそ映画館とは違う楽しみ方!
「ブラッドシンプル/ザ・スリラー」を10倍楽しむ方法、見てから知ると面白い製作ウラ話 他


【スタッフ】
監督・脚本:ジョエル・コーエン、製作・脚本:イーサン・コーエン、音楽:カーター・バーウェル


【キャスト】
フランシス・マクドーマンド、ジョン・ゲッツ、ダン・ヘダヤ、M.エメット・ウォルシュ


【ストーリー】
テキサスの片田舎。酒場を経営する短気でケチな男と、その美しい妻。ある日、妻と酒場の従業員との浮気を知った男は、私立探偵にふたりの殺害を依頼する。だが、探偵はトリックを案じ、殺人を偽装して依頼人に報告、逆に依頼人に対して銃を向ける……。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • EAN ‏ : ‎ 4988102526436
  • 監督 ‏ : ‎ ジョエル・コーエン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き, 吹き替え
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 35 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/8/8
  • 出演 ‏ : ‎ フランシス・マクドーマンド, ジョン・ゲッツ, ダン・ヘダヤ, M.エメット・ウォルシュ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ ジェネオン エンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B0019R0XQY
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
8グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『ブラッド・シンプル』(Blood Simple.)('85)
出演∶ジョン・ゲッツ、フランシス・マクドーマンド、ダン・ヘダヤ、M・エメット・ウォルシュ、サム=アート・ウィリアムズ

監督∶ジョエル・コーエン

フイルム·ノワールと呼ばれるタイプの犯罪サスペンス映画が隆盛をきわめたのは、アメリカでは1940〜50年代ぐらいと認識している。2013年に、イギリスのガーディアン紙が選んだ"フィルム·ノワールTOP10"というのがあるが、『三つ数えろ』『深夜の告白』『過去を逃れて』など、ほとんどがその時代('40〜'50年代)の作品だ。例外は'70年代の『チャイナタウン』と'80年代の『ブラッド・シンプル』の2本だけ。

フィルム·ノワールとカテゴライズされる映画の多くは、主人公が犯罪者もしくは犯罪にドップリ巻き込まれた人間の物語で、その多くは破滅的な結末に向かってゆく主人公(たち)を乾いたタッチで綴ったものだ。本作は、時代の流行とは無縁のノワール作品だが、たしかに'40〜'50年代のノワールの傑作と言われる作品に比べても遜色はない。

この『ブラッド·シンプル』の主人公は、私立探偵でも職業的犯罪者でもない普通の男と、彼と不倫関係になってしまった普通の女。だが、異常に嫉妬深い彼女の夫と、夫に浮気調査を依頼された悪徳私立探偵の常軌を逸した行動が、"ごく普通の不倫カップル"を悪夢のような事態に巻き込んでゆく……。

"ブラック·コメディ風サスペンス犯罪映画"で、独特のスタイルを確立したコーエン兄弟の商業映画デヴュー作。(ジョエル=脚本·監督、イーサン=脚本·製作の分業?) 本作では、まだコメディ色は抑えめだが、低予算で登場人物の数も極端に少ない中で、タイトで濃密な緊迫感に満ちた世界が展開される佳作だ。

[物語] アメリカ、テキサス州。酒場を経営する男マーティ(ヘダヤ)の妻アビー(マクドーマンド)は、店の従業員レイ(ゲッツ)と不倫関係にあった。二人は、夫マーティにすべて話して二人で出直したいと願っていたが、二人の関係を疑うマーティは、私立探偵フィッセル(ウォルシュ)に浮気調査を依頼する。

尾行調査の結果(二人の浮気)を報告したフィッセルは、頼まれてもいない"証拠写真"を見せて、マーティの嫉妬心を煽る。マーティは大金で、フィッセルに二人の殺害を依頼する。マーティが一人で釣りに行きアリバイを作っている間に、殺人は実行される……ハズだった。だが、フィッセルは、アビーの拳銃を盗み出し、盗み撮りした二人の寝姿写真を射殺死体に細工してマーティに見せる。報酬を受け取った彼は、アビーの拳銃でマーティを殺す。

マーティと話し合おうと、店を尋ねたレイは、マーティの死体と、現場に残されたアビーの拳銃を発見。アビーの仕業と勘違いした彼は、彼女を庇うために死体を始末しようとする。その頃フィッセルは、現場に自分のライターを置き忘れたことに気づき大慌て。一方、何も知らないアビーは、レイの不審な素振りから、マーティの失踪との関与を疑い出す……。

じつに、おもしろい!(←ガリレオ風!?) 欲と嫉妬が生んだ愚かな行動·犯罪から、様々な手違いや誤解が生じて、予測不能な物語が展開してゆく。この映画が作られた'80年代には、もはや古臭いジャンルになっていたと思われるフィルム·ノワールのエッセンスに満ちた傑作だ。それを、低予算の独立プロ系の小品で、作ってみせたコーエン兄弟は、やはりタダモノではない!?

私がコーエン兄弟を知ったのは、'90年製作の第3作『ミラーズ·クロッシング』だった。その後、第2作の『赤ちゃん泥棒』をビデオで見たのだが、その時点では、彼らが後世のような大物になるとは予見できなかった。『赤ちゃん泥棒』主演のニコラス·ケイジとホリー·ハンターが、後にアカデミー主演男·女優賞を獲るような役者になっていったのも予想外。

おのが不明を恥じるばかり…。そして今頃になって、彼らの1作目『ブラッド·シンプル』を初めて見た次第です……。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月3日に日本でレビュー済み
映像的にはハッとするところがいくつもあり
いい感じでしたが
ストーリーとかも合わせた全体的なできに関してはいまいちでした
最初に監督自身?が出てきて「作りなおしました」って言うのは
ヒッチコック劇場を思い出してなんかよかったけど
後がね・・・
恋人が殺したと勘違いして死体を埋めるとか
「ハリーの災難」的な雰囲気もありつつつ
恋人が殺人者じゃないかと疑う「疑惑の影」的な雰囲気もありつつ
殺人者に狙われるサスペンスな雰囲気もありつつ
色んな要素がつめ込まれているけど
なんかまとまりとして中途半端な感じでした
最後の殺人者との盛り上りはよかったけど
それまでの展開がありがちでつまらなかった
まぁコーエン好きな人向け
誰でも面白いってものではない気がする
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オスカー受賞の「ノーカントリー」から遡る事25年、コーエン兄弟のデビュー作にして、低予算ながら随所にぞくぞくするような才気を窺わせるフィルム・ノワール。登場人物は4人、“夫と妻とその愛人と私立探偵”による反モラルで漆黒の裏切りの物語。
全編に沈鬱する悪意と背徳、胸クソが悪くなるような暴力描写、不気味な予兆、どんよりと拡がっていく恐怖と不安、緩やかな展開ながら、息苦しくなるほどの緊迫感で観る者に予断を許さない。サム・ライミに師事し、次作「赤ちゃん泥棒」で開花した地上を這い回るようなシェイキーカム手法と呼ばれるカメラの動きが用いられ、他にも、例えば、息も絶え絶えのマーティの奇妙な動きや、生き埋めにされた後の呻きもがく地べたの揺れ、自動車の後部シートにじんわりと滲み上がる血痕、壁ごしの銃撃での貫通した銃弾から射し込む孔光、と言った強烈な余韻を残すショットの数々。映画ファンなら、その鮮烈さとスタイリッシュさに惑溺される事確実。
タイトル名の「ブラッドシンプル」とは、頭がぼおっとする感覚、ハメットの「血の収穫」の一節から採ったと言う。主役の2人より、ダン・ヘダヤとM・エメット・ウォルシュが印象深い。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月2日に日本でレビュー済み
コーエン兄弟の原点 とても面白い作品でM・エメット・ウォルシュが演じた男が最高でした
最初から最後まで映像美・ストーリー・音楽ドキドキハラハラの連続で目が離せないです
最後の幕切れも見事で完全にハマッてしまいました 
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月2日に日本でレビュー済み
M.エメット・ウォルシュ演じるインチキ私立探偵が、お金持ちのバー経営者(ダン・ヘディヤ)からその浮気性の妻(デボラ・ニューマン)の殺害を依頼されたのに乗じてある完全犯罪を目論むのだが、血が血をよぶ展開は、やがてシンプルから程遠い複雑な事件に発展していく、という、コーエン兄弟のデビュー作。
様式的なショットはこのとき以来彼らのトレードマークのようになるのだが、特にオープニングのテキサスの風景の切り取り方や、随所にでてくるハイウェーを疾走するイメージは美しく秀逸。
また、主にダイアログを中心とした説明のシーンが多い昼間に対し、闇にまぎれて血が流れ、事件が繰り返される夜のシーンといった一日のうちのシンプルな対比、さらに、恐らく誰もが経験する恐るべき孤独な一夜を過ごす視線のさまよう先にあるものの表現に共感を覚えるヒトは多いはず。
コノ後の作品でも執拗に繰り返される、物語に何の解決も与えない聖書からの引用や、ヒッチコックに執心なブライアン・デパルマとはまた違ったアティチュードの、丸いもの、回るものへの映像的執着(キューブリック的)も、このデビュー作中すでに見られ、彼らのインテリジェントな映画史への造詣の深さが窺われる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年10月2日に日本でレビュー済み
すっかり大御所のコーエン兄弟の初期の映画で、つくりがとても新鮮です。オープニングタイトルなんてかっこよかった。音楽、映像、凄く凝っていて、まるで「ファーゴ」のお母さんみたいな映画です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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