「好きでもないけど嫌いでもない=興味がない」ということを
みうらじゅん教授がくだらなく、時に意味深に授業してくれます。
そもそもメディアとは
視聴者が必要だったり望みそうなもの・楽しめそうな事を企画して
打ち出していくものだと思うのですが、
この番組に関しては全くの逆で「興味がないであろう事や物」を取り上げて
あたかも「必要なのかも!」と錯覚させられるような切り口で切っていきます。
みうらじゅん教授の淡々とした喋りとバナナマンのツッコミ(野次?)、
そして松丸アナの無駄なのめり込み具合が不思議な面白さを醸し出してくれます。
人によっては全く面白さのわからない番組だと思いますが
このいかんともしがたいシュールさが個人的にはものすごくツボですw
授業前後のやっすいミニコント(バナナマン&松丸アナ)も
それなりにストーリーがあって軽い気持ちで楽しめます。
よくよく考えてみると、
自分にとって興味のあること以外を無駄だと仮定するのなら
自分の興味のあることを無駄だと思う人もいるわけで
視点を色々変えていくと全ての事象は無駄であるとも言えます。
たった5回で終わってしまいましたが
是非復活してワンクール分の授業をやって欲しいですし
あわよくば授業に参加してみたいとも思いました。
何度見直してもバカバカしさが面白すぎるw