心霊写真を題材にフェイクな検証と再現フィルムで送るシリーズ23弾
最初に不満を述べさせてもらえば、前回の深澤の話が全くなかったことになり、いつもの低レベル新作になってしまっていることがおおいに不満であった。
今回のレポーターは笹本綾、インタビューが演技くさい。
このシリーズに限らず、邦画心霊ドキュメントものでは、スタッフやレポーターが、出しゃばり過ぎて、もはや内容はどうでもいいような作品(前作のように)になっていることが多い。彼女の場合、それほど出しゃばってはいないのだが、いつもカメラの中心に映っているので主役なのだろう?あと身だしなみを気にしていないようなディレクターが結構露出してゲロ吐いたりする。
内容はいつもの3本立て60分
一つ目は、事故死した男性が事故に会う前、登山に行き心霊写真を撮っていたというもの。登山場所を追跡調査し地蔵を発見。それだけ。
二つ目は不良青年風の投稿者が持ち込んだ行方不明の友人が写った心霊写真。スタッフは撮影場所からなぜか近場の心霊スポットのトンネルへ。取材中、声だけの出演のカメラマンの態度、言動が非常に悪い。そのあと事務所に戻ってみんなで口ゲンカ。
三つ目は心霊写真の投稿者が若い女性なのでちょっとはまし。検証の結果、原因は撮影したとき着ていたシャツにあるとつき止め、それが古着だったことからシャツの出所を探ることに。シャツの売主にたどり着くが、なぜか彼はすごく不機嫌でディレクターに蹴り、もっとやれ。
今回は再現フィルム部分が一切なく、スタッフがずっと口論したりして尺を稼いでおり、いつもより低予算と感じられる。やはりある程度の予算は掛けないと面白く出来ないのでは。