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北辰斜にさすところ [DVD]

三國連太郎 (出演), 緒形直人 (出演), 神山征二郎 (監督) 形式: DVD

4.1 21個の評価

DVD
￥2,360 より

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DVD

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￥8,462

￥2,360

フォーマット	色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ	緒形直人, 永島敏行, 坂上二郎, 三國連太郎, 佐々木愛, 林隆三, 神山征二郎
言語	日本語
稼働時間	2 時間 21 分

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商品の説明

【ストーリー】
上田勝弥(三國連太郎)は青春時代、旧制第七高等学校造士館に学び、野球部のエースとして活躍した。60余年の歳月を経て、その七高野球部が、創部百年の記念試合をすることになるが、勝弥は誰の説得にも応じず出席を拒む。在学中は破天荒な先輩、草野正吾(緒形直人)と出会い青春を謳歌していたはずなのだが、鹿児島にも、生まれ故郷の熊本にも足をむけない勝弥の態度に、同窓生たちも納得ができずにいた。いったい彼に何があったのか?そこには戦時中、南方戦線で起こった出来事が大きな傷跡を残していたのだった…

主演の三國連太郎のほか、旧制第七高等学校造士館(現・鹿児島大学)の名物男に緒形直人。また、林隆三とその息子・林征生が親子役で初共演。そして、惜しくも逝去した名優・北村和夫はじめ、坂上二郎、神山繁、佐々木すみ江など日本映画界を支えてきたベテランが数多く出演、脇を固める実力派の新人・中堅俳優たちとの競演も見所。8月に最新作『ラストゲーム最期の早慶戦』が公開予定の神山監督の確かな演出も見応え十分。
劇場公開時には年配の方を中心に公開初日から大盛況で、メイン館の新宿シネマスクエアとうきゅうでは再上映を実施するほどのヒット。イベント上映なども含めて約1億円の興収を記録!

【特典】
■劇場予告編/■メイキング/■旧制高校の歴史/■協力者一覧

登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
言語 ‏ : ‎ 日本語
梱包サイズ ‏ : ‎ 19.2 x 13.8 x 1.4 cm; 159 g
EAN ‏ : ‎ 4933364611567
監督 ‏ : ‎ 神山征二郎
メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
時間 ‏ : ‎ 2 時間 21 分
発売日 ‏ : ‎ 2008/9/5
出演 ‏ : ‎ 三國連太郎, 緒形直人, 林隆三, 永島敏行, 坂上二郎
言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
販売元 ‏ : ‎ 東北新社
ASIN ‏ : ‎ B001B7HFUY
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 28,971位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,460位日本のドラマ映画

カスタマーレビュー:
4.1 21個の評価

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リキマサ

三國さん舞台挨拶で

2019年9月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ある地方の映画祭でこの映画を上演した時、三國さんが
舞台あいさつとトークショーをされました。
その時84歳だとおっしゃっていました。
頭は真っ白でしたが、とても80過ぎとは思えず、
背は高くて、すらっとして、ラフなサマージャケット。
優しい時のスーさんみたいな語り口で、輝いていました。
若い頃の戦争やヤバい仕事、女性関係などの話を時には
ユーモアを加えて確か、香川京子さんと一緒だったと思いますが、
雰囲気に引き込まれました。直後にこの映画を見て、
三國さんの今までの人生が見えたような気がして、
涙が溢れました。残念ながら数年後お亡くなりになられましたが、
三國さんは今でもどこかを旅されているような気がしてなりません。
10年後もう一度見ましたが、やはり涙が流れました。
90年生きた三國さんの人生そのもののような気がしました。
ありがとうございました。
　その後、神山監督とお話しする機会がありましたが、
お酒好きで気さくないい監督でした。
三國さん自身が素晴らしい作品です。これからも
まだまだ未見の映画見たいと思います。

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抹茶

学生野球（高校野球）のあり方とは？

2009年3月10日に日本でレビュー済み

最後まで見て感じたのは、一昨年、世論を風靡した高校野球の「特待生騒動」だけど、高野連上層部の考えとしては、この映画的な風土を現代のそして未来の高校野球界にも残したいとの意図があるのではないかということかな（この映画は今でいうところの大学野球だけど）。
魔女狩りみたいな特待生ないし留学生問題の提起の仕方に対して自分は大反対の立場にあるわけだけど、この映画で描かれているような「空気」が好き、というか心地よくて高校野球の球場に足を運んでいるわけだったりする。「本音と建前」との使い分けがニッチもサッチも行かなくなっているのが今の高野連ないし高校野球というものの現状で、それは毎年夏、春、と楽しんでいるファン、そして日本全体の空気も同様なのかもしれない。

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kyakko

感動を再び！

2019年10月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

映画館で上映された当時、感激して２回見に行きましたが、あの感激を再び味わえました。手元に届いて二日間で２回見ました。

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kumaさん

こんなんもかける作者です

2018年10月28日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

昭和初期の大学生の心と現在がシンクロして良い。

2009年2月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

「ハチ公物語」の神山征二郎監督作品。
この人はいつもなんと馨しい映画を撮るのだろう。
野球のことはわからなくとも、心に沁みる映画である。

北辰とは北極星のことで、七高のある薩摩・鹿児島からは
北極星が斜めに見えることから来ているらしい。
（日本ならどこから見ても斜めという突っ込みはなしね…。
薩摩からは「より」斜めに見えるのだから。）

とにかくこの映画は、弊衣破帽、高下駄など
バンカラな旧制高校好きにはたまらない映画になっている。

映画でも触れられるが、「七高生を見たら鬼と思え」とは
なるほどそうであるかもしれない（笑）
よく遊び、よく学ぶ。それは常人から見れば時に野蛮に見える。
バイタリティに溢れていたのでしょう。

たいていこの種の映画は原作の方が面白かったりするのだが、
この映画に関しては、七高の寮歌である「北辰斜めにさすところ」
が聴けるという点で、映画の方が勝っていると言える。

旧制五高（現・熊本大学）と七高（現・鹿児島大学）のOBにも
たまらない映画なのではないだろうか。
このような故郷を持つ人を私は羨ましく思う。
こういう映画を良いと思うようになった私も、歳なのでしょうか。

話も実に良く出来ている。日野原重明先生もこの映画を観て、
古き佳き帝大生時代を思い出したようだ…。
古き佳き昭和の香りがする。好きな映画である。
一つ難をいえば、坂上二郎の芸が下手ということだろう（笑）

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養老道子

北辰斜めにさすところ、の感想

2014年6月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

主人が映画を見て学生時代を思い出し心がさみしくなると
見ています。三国さんも亡くなり名演技をする方が残念です。

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小野原誠

北辰斜にさすところ

2013年1月28日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

日本の教育制度で明治の半ばより昭和２５年まで、天下の秀才が旧制高校３年間で「日本の各分野リーダーになる成る為に勉強は勿論心身ともに切磋琢磨し人間として大きな基礎を築いた」卒業後ほぼ全員帝国大学等に進学した。大きく遅れていた西欧に追いつく為に国を挙げて取り組んだ学校制度のなかで１年は全寮制を敷いた旧制高校が消滅して６０年余になり卒業生も８０歳以上の高齢になり今では国民の記憶から旧制高校の存在や役割も消え様としている。戦後の驚異的な復興の中心だったのは政官財とも共通の体験をした旧制高校卒業生であった。
今、新制高校生や大学生、社会人にも「第７高等学校造至舘」（鹿児島）の寮歌の題名を冠した「北辰斜にさすところ」を見てもらい旧制高校とは何だったのか、旧制高校生は各生きた　　を映像を通じて見て欲しい。

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理系男

青春の尊さ

2012年1月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

旧制高校とは、しかも、ナンバースクールともなれば、卒業生のほとんどが帝国大学に進学することから、帝国大学への進学のための予備校といった捉え方もされるが、そこで行なわれていた教育というものは、まさに人間学であったように思われる。この旧制高校の名残は、新制大学の教養部に引き継がれたわけだが、縦割の教育、すなわちは早期における専門教育の必要性が主として産業界から求められた結果、教養部は解体され新設の学部へと変貌を遂げてしまった。わずかに、東京大学教養学部が残っているだけである。現在の社会の中堅および若いヒトたちに欠けているのは、まさに人間学および教養というものではなかろうか。本作品においては、鹿児島の旧制第七高等学校における青春が余すところなく描かれている。寮生活が必ずしも現代社会になじむとは思われないが、生まれも育ちも異なる同世代の人間達の中で、樅にもまれる体験から得られる有形、無形の財産には尊いものがある。まさに、人間学である。知識の集中的な吸収を前提とする受験勉強というものは、とかく批判はされるだろうが、青春の一時期に死ぬ気で勉強するという経験は必要であろう。しかしながら、そのあとに教養教育を主体とする人間学を学ぶ時間というものの重要性は論をまたないと思う。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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