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ここに幸あり [DVD]

3.5 5つ星のうち3.5 9個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥2,000
フォーマット DVD-Video
コントリビュータ ジャン・ドゥーシェ, セヴラン・ブランシェ, リリ・ラヴィーナ, オタール・イオセリアーニ, ミシェル・ピコリ
稼働時間 2 時間 1 分

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商品の説明


思いかけず訪れた「自由気ままな人生の休暇」で気づいた、
ほんとうの豊かさと生きていることの幸せ
『月曜日に乾杯!』『素敵な歌と舟はゆく』の名匠
オタール・イオセリアーニが贈る人間賛歌!!


【ストーリー】
大臣のヴァンサンは、ある日突然辞任に追い込まれ、仕事も住む家も愛人も失ってしまう。別れた元妻にも相手にされず、行き場を無くした彼を迎え入れてくれたのは老いて尚頼れる母と昔の友人たちだった。
地位も財産も関係なく、仲間たちと飲んで食べて歌って過ごすうちに、今まで気づかなかった小さな喜びや、素敵な出会いが巡ってくる。色んなものを失ってはじめてヴァンサンは自由気ままに人生を謳歌し始めるのだった。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4527427641532
  • 監督 ‏ : ‎ オタール・イオセリアーニ
  • メディア形式 ‏ : ‎ DVD-Video
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 1 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/9/26
  • 出演 ‏ : ‎ セヴラン・ブランシェ, ミシェル・ピコリ, ジャン・ドゥーシェ, リリ・ラヴィーナ, オタール・イオセリアーニ
  • 販売元 ‏ : ‎ アミューズソフトエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B001BKVW2I
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年12月22日に日本でレビュー済み
 大臣を解雇され、愛人に逃げられ、元妻にも相手にされず、住むところもすでに使われてて住人と衝突。前半は落ちていく人生にひたすら我慢。でも後半でまさに幸ありの人生が描かれる。かつての仲間と酒飲んで喋って、ピアノ弾いてみたりギター持ってみたり、町の人と会話をして交流を楽しんだり。そして母親が世話焼きで温かい人柄で愛がある。何とも癒される映画でした。人が人を助けるシーンが沢山あって心に残っています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画がはじまってから、ゆったりとしたペースに戸惑いました。
でもそこがこの映画の狙いでもあるんだ、と観終わったあとには感じましたが、
建物の外ではデモ。
建物の中では優雅で業務に関心のない大臣。

当然辞任。

しかしここからがこの映画の真骨頂。
映画が始まって1時間くらいしてから、私もようやくこの映画のペースに慣れてきて、
観終わった後は自然と顔がほころんでいました。
一言で言えば、陳腐ですが、「人生賛歌」

一つのエピソードが、まるでループのようにさりげなくつながっていたり、
どうでもいいようなエピソードが、後の伏線になっていたり、
小道具の使い方も秀逸。

ラスト付近では、そんな主人公を含めて、登場人物みんなが愛おしく感じてしまいました。
セリフも音楽もきわめて少なく、画質もあまりよくないので、
2006年の映画ですが、まるで20年くらい前の映画?
と思ったりもしましたが、あらゆる人種が登場するあたり、これはまさに現代のフランスの姿。

そこを見事に切り取って、微笑ましい作品に仕上がっています。
まさに「ここに幸あり」ですね。

最近の、メリハリの効いた、テンポの速い映画に慣れている人は、
ちょっと戸惑うかもしれませんが、
一度見終わったら、「また繰り返してみてみたい」
そう思わせてくれる、素晴らしい作品です。
本当に、よかった〜
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月26日に日本でレビュー済み
主人公である大臣は、失脚に伴い、愛人に逃げられ、元妻に相手にされず、家もなくし、金もなくした。一度に様々なものを失ったが、変わらず付き合ってくれる母・昔ながらの友人、知り合いになった女性たちと交流しながら、のんびりとしたささやかな日常を送るのだった。

日常のほのぼのとした描写をみながら、今後どういう展開になるのか?と考えていたら、そのまま終わってしまった。
ストーリーよりも、雰囲気を楽しむ映画?日常、普通が素晴らしいということなのでしょうか。
題どおり幸福感はありましたが、この手の映画に慣れていないからか退屈に感じました。
時間があるときにのんびりした気持ちで観るのがよさそうです。
2009年7月5日に日本でレビュー済み
大臣を罷免され、愛人から見放され、元妻からもそっぽを向かれ、お金もほとんどなく、住むところもなく、八方塞、四面楚歌、絶望的状況に主人公は追いやられているはずだ。しかし、人生というのは懐が深く、ここは考え方一つ、捉え方一つ、主人公は至って快活であり、旧友と交わり、複数の女性と楽しく会話を交わし、自分の実家近くで一般人としての生活を楽しむ。

主人公を取り巻く登場人物がさりげなく何度も登場し、最後は大団円に近い宴という感じになっていくのだが、これと言った緊迫ストーリー展開もなく、そこにあるのは日常を切り取った姿である。フランス人の人生観そのものを切り出したような楽天的にことを構え、笑い、泣き、そして少しお互いを気遣う。Let it be! あるがままを受け止め楽しみなさいというメッセージを受け取っているかのようだ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月8日に日本でレビュー済み
 グルジアの反骨映画監督オタール・イオセリアーニの、詩情豊かなスロー・ライフ賛歌。

 先日、最新作『汽車はふたたび故郷へ』の聖教新聞紙上でのインタビュー記事を読んで、監督の気骨と寛容さに溢れた芸術家としての熱い信念に感動し、ミニシアターで最新作を鑑賞する前にこれまでの作品を勉強したくなり、今回レンタルをしてようやく見ました。

 本作を見て最も強く感じたことは、移ろうものと変わらないものの対比と、我々はお互いに不完全であり、運命の嵐の前では時に余りにも無力な存在であるという認識からくる、自分を傷つけた相手に対して恨みを抱かずに許しを与える寛大さが与える感銘でした。監督がインタヴューで話されていた映画作りの根本精神が見事に作品の中に表現されていると感じました。 
 
 故郷の優しく偉大な母親と面倒見のいい女達、一面子どものままのような無邪気さをもつ友人たち−多くのものを失ったヴァンサンを、自然体で温かく愛してくれる彼ら。調子のいい時は仲良くしていても、悪くなった時にはそそくさと離れていく人間もいます。いい時も悪い時も、どんな時であってもいつも変わらずに自分の味方になり応援してくれる人たちの存在というのは、本当に有難いものだいうことを、本作を見ながら改めて噛み締めました。

 主人公ヴァンサンは、物語の冒頭ではフランスの大臣ですから舞台はフランスなのですが、作中では監督の故郷・グルジアの国民的画家ニコ・ピロスマニの絵画が常に登場します。主人公ヴァンサンが引越しをする際にわざわざピロスマニの絵画を指ささせて「この絵だけは持っていくからな」と秘書に向かって言わせている所を見ても、この絵が背景の彩りや故郷へのリスペクトとしてだけではなく、映画のメッセージ面でも重要な意味を持っていると思えます。

 監督はインタヴューの中で<人生は短し、されど、芸術は長し>という言葉を使っていますが、本作でも<権力は短し、されど、真実の友愛は長し>という、人生の本質に迫るメッセージが込められているのが感じられます。いかなる毀誉褒貶があろうとも常に主人公ヴァンサンが傍らにおくピロスマニの絵は、逆風にも順風にも消されることのない彼の<本当の幸福>を象徴しているように思えました。

 静かでゆったりとした、しかし闘争を経て強固になった深い覚悟を秘めた幸福観が、決して肩をいからせてではなくあくまでもユーモアをもって優しく微笑みかけてくる、そういう作品です。

 ぜひ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月7日に日本でレビュー済み
窮屈な日常から抜け出して「人生ちょっとひと休み」 前作「月曜日に乾杯」とほぼ同じ趣向だが、「月曜日〜」がエスケイプなのに対し、本作はドロップアウト。いや、落魄と言うべきか。 しかしながらそのヴァンサン氏、そういう身になってからの方が、より人生を楽しんでいる風なのだ。 かつての友人達が彼を迎え、おまけにその艶福振りである。 決してリアルとは言い難いストーリーだが、そこには人生何が大切か(人との触れ合いと、その優しさ、正直さ)というのを示唆しているようだ。 大人のお伽噺のようでありながらも、イオセリアーニ監督の風刺の効いた、ちょっとキワドく、とぼけたユーモアと遊び心、円熟した深くてしたたかな人間感(司祭になった友人の「凡人に戻ったみたいだな」という台詞なんてそう作れるもんじゃないし、冒頭の棺桶屋の意味深さ、ミシェル・ピコリを「母親」役に起用する脱帽もののアイデア)。まさにワン・アンド・オンリーの味わいだ。 昨今流行りの凡百の「癒し系」とは格が違う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年11月2日に日本でレビュー済み
主人公のはつらつした人生観に共感!人生はこうでなくちゃねっ★
落ち込みもあるけれど、その分きっと良いこともある。
先のことはわからないけれど、今を生きる。
とにかく、とっても前向きな作品です。観るべし♪
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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