個人的には期待外れの内容でした。
「空のレストラン『機内食工場』」とあるので、工場マニアの私は機内食がシステマティックに調理される様子が見られるものと期待していました。
しかし調理のシーンはほとんどなく、一流と言われるシェフたちとスタッフが料理を前にああでもないこうでもないと打ち合わせをするところが多い印象でした。
講釈とか蘊蓄と言うと語弊がありますが、映像よりもシェフやスタッフのインタビューなどの言葉に頼る構成でした。
また、取り上げているのはファーストクラスやビジネスクラスの料理だけです。
私はエコノミークラスの四角い容器に収まった「ほっぺたが落ちるほど」美味しいわけではないけれど機内で食べると旅の気分が盛り上がる、あの機内食がどんどん製造されていくところが見たかったのです。
私にとってはDVDを購入するまでもなくテレビ番組か何かでチラッと観るだけで充分な内容でした。