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タクシデルミア~ある剥製師の遺言~(初回限定版) [DVD]

3.5 5つ星のうち3.5 16個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 1枚組
¥1,200
DVD 通常版 ¥5,050
DVD 初回限定
¥12,569
フォーマット 限定版, 色, ワイドスクリーン, DTS Stereo, ドルビー
コントリビュータ ツェネ・チャバ, トローチャーニ・ゲルゲイ, マルク・ビシュショフ, パールフィ・ジョルジ
稼働時間 1 時間 32 分

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商品の説明

「ハックル」で2002年度、全米批評家支持率100%を得た、パールフィ・ジョルジ監督が描く、本物が認める本物の奇怪映画!!

ハンガリーの若き剥製師・ラヨシュ。彼には、第二次世界大戦で一兵卒だった祖父、共産主義時代に大食いアスリートだった父と母がいる。
激動の時代に生きた肉親たちの数奇な人生と、ラヨシュの平凡な毎日…。
なぜ、ラヨシュは「剥製」を作り続けるのか? 彼がめざす究極の剥製とは―?
第二次世界大戦中に当番兵だった愚鈍な祖父は、上官にしかられこき使われる毎日。奇妙な空想の世界に生き、愛に飢えている。
その祖父が上官の妻にそそのかされ関係を持ってしまった末に生まれた父は、戦後の共産主義時代に大食い・早食い競技のトップアスリートとしての成功を目指す。
そして同じく大食いアスリートの母との間にできた物静かで痩せこけた剥製師の息子は、偉大なる“不滅性”に憧れを抱く。

■特典映像:メイキング・予告編
■特典:特製ブックレット(16P)・ポストカード(3枚)・ステッカー・ブローチ

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 0.28 g
  • EAN ‏ : ‎ 4560292512941
  • 監督 ‏ : ‎ パールフィ・ジョルジ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, DTS Stereo, 限定版, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 32 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/11/5
  • 出演 ‏ : ‎ ツェネ・チャバ, トローチャーニ・ゲルゲイ, マルク・ビシュショフ
  • 販売元 ‏ : ‎ CCRE
  • ASIN ‏ : ‎ B001E0HS6E
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 16個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
16グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恐らく中古品であったと思いますが、初回特典のポストカードやキーホルダーなど綺麗な状態で届きました。CDにもほとんど傷はなく。作品は安定の内容なので選ぶ人を限定しますが、私は満足です。
2009年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり芸実的な作品・・・
凡人の私には理解デキマセンでした。
理解しようと考えずに観たほうがいいかも。
映像美はとてもいいです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月25日に日本でレビュー済み
映画は観てきましたが
こんな映画見たことない。

結末が意外でした。
映画好きでダークな作風好きな人は見てください。

この監督の他の作品もみたいなぁ〜
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誕生日プレゼントして購入
たくさんおまけが付いていて、渡した相手はとても喜んでいました!
購入して良かったです!
2013年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
nhkが賞を与えながら放映出来ない理由が良く分かる。人間の奥底にある欲望を的確に表した作品。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月9日に日本でレビュー済み
 ハンガリーの作家パルティ・ナジ・ラヨスの二つの中編小説を基に、衝撃作『ハックル』の監督であるパールフィ・ジョルジが描いた、親子三代に渡るアートでダークな物語。

 “なぜ、人は夢見るのか?”、“なぜ、人は食べるのか?”、“なぜ、人は永遠の命を求めるのか?”
がテーマ。
 人間の欲望のグロテスクさを通して、人間の本質を描こうとした作品。
 食欲も性も生きようとする事も、過剰になれば簡単に醜悪なものになる。
 映像は色濃く、エンドロールに流れる音楽も好きです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月8日に日本でレビュー済み
3編からなる本作のテーマは、命とか、食とか、性とか。
ハンガリーという東欧の共産主義色で描かれてるので
まったくの異色。
その発想はどこからくるのか?
オススメできない最高な映画。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月30日に日本でレビュー済み
ハンガリー映画史上最高額の費用を投じて製作された、奇妙奇天烈で真面目な人間ドラマ。
取り上げられるネタは自慰/ゲロ/剥製とお世辞にもお上品と言えるものじゃありませんが、テーマは深いですよ。

祖父と父はそれぞれ性と食という「生」に纏わるオブセッションが畸形的に膨れ上がった人達。
孫は剥製という「死」或いは「生の反転」へのオブセッションに囚われた精神の畸形。
この孫のエピソードのみがパールフィ・ジョルジ監督のオリジナルで(祖父・父の物語はパルティ・ナジ・ラヨシュの小説が原作)、三代に渡る血脈の中で孫の立ち位置のみ毛色が違います。
孫のパートは監督自身の世界観を挿入したものだそうですが、現代を舞台にしており、現代人の神経症的な潔癖さ、サニタリーで医療フェチな感覚があって個人的には一番共感しやすいエピソードでした。

というか…祖父の○ン○から火吹きとか、ありえん。
父は大食という才能を活かし、国家の威信をかけて戦うアスリートとなるのですが、食うことは彼にとって単に競技という手段を超え、自己の存在意義になってしまいます。
動物は自己を複製するために生殖し、自己の生命を維持するために食べます。
けれども性の妄想によって己の惨めな生に救いを求めたり、食べることにアイデンティティを懸けたりは決してしない。

こういった習性を捉えて、岸田秀はヒトを「本能の壊れた動物」と呼びました。

その「本能の壊れた動物」の壊れた姿・取り憑かれた存在としての滑稽と悲哀を執拗に描くことが、この『タクシデルミア』の真のテーマでしょう。
際限なく繰り返される自慰や嘔吐は、それを絵にする手段に過ぎない。
だからそれらはクールに、ある意味突き放した視線で描かれています。
クールで冷徹な映画です。
孫のパートに登場する、自己をアレする自動機械(東欧繋がりで、カフカの『流刑地にて』を連想させますね)の冷たく精緻な描写にも、それが端的に現れています。

アモン・トビンによるトライバルで鋭角的な劇伴音楽も魅力的であることを、申し添えておきます。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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