内容紹介
☆通常滅多に組み合わせられることの無いバッハとブーレーズをカップリング。フレイは、ここに収録されたバッハとブーレーズ作品には、鏡のように映し出しもたらされるものがあるという。
ピエール・ブーレーズとは、1925年3月26日生まれのフランス人作曲家兼指揮者。録音前に、ブーレーズはフレイに直接作品解釈を伝授。ブーレーズが認めた演奏が収録されている。
☆ドイツ エコークラシック2008にて、『ソロ・レコーディング・オブ・ジ・イヤー』を獲得!(2008年6月)
(表彰式は10月18日@ミュンヘン)
☆イギリス BBC MUSIC MAGAZINE AWARDSでも『BEST NEWCOMER』賞を受賞。(2008年3月)
「欠点のないテクニックを持つ」と評された。
☆2008年初頭、世界的指揮者リッカルド・ムーティのご令嬢との婚約も話題に。
アーティストについて
ダヴィッド・フレイ(David Fray)
1981年5月24日生。フランス、タルベ出身。パリ音楽院でジャック・ルヴィエにピアノを学び、後にクリスチャン・イヴァルディとクレール・デゼールらに室内楽を学ぶ。ディミトリ・バシキーロフやメナヘム・プレスラー、パウル・バドゥラ・スコダら有名アーティストとも親交がある。パ2005では、クリストフ・エッシェンバッハ指揮でラベルのピアノ協奏曲ト長調を演奏。ピエール・ブーレーズは自身の2作品の解釈について彼に助言し、2006年夏のドイツのルール・ピアノ・フェスティバルでは後援者となった。フレイのリサイタルはこの音楽祭でヤング・タレント賞を受賞。
第5回国際浜松コンクール奨励、Commission des radios publiques de langue françaiseから授与される最も重要な賞であるJeune soliste de l’année(今年の若手ソリスト)賞、ADAMI(Administration des Droits des Artistes et Musiciens Interprètes、フランス興行権管理機関)のRévélation classique(クラシックの新星)賞など多くの賞を受賞している。2004年のモントリオール国際音楽コンクールでは、第2位に選ばれると共に、課題曲のカナダ音楽の演奏で最優秀演奏賞を受賞した。受賞曲目は、ジャック・エテュがフレイのために作曲した“即興曲”である。