夢とアヴァンギャルドが同居する―。11人の摩訶不思議なジャズアンサンブルが奏でるやわらかな響きと繊細なグルーヴ。
ゲストアーティスト:原田郁子(P&Vo) 林夕紀子(Vo) 山口有紀(Vo) キャスパー・トランバーグ(Tr)
『Still Crazy』はアルバムタイトルソングのポール・サイモン作品をはじめ、クラムボンの原田郁子のセルフカバーとなる「教会」などボーカルトラックを収録。原田郁子(クラムボン)をはじめ、カフェ・ミュージックファンにはおなじみの林夕紀子(元ショーロ・アズー)、新人ジャズシンガー山口有紀が参加。フォノライトのライブではおなじみのレパートリーに加え、新曲を含む全9曲。いつものレギュラーメンバーにプラスして、今回は、南博(ピアニスト)とのコラボレーションでも知られるキャスパー・トランバーグがトランペットで参加。
phonolite are
水谷浩章(b)
Miya(fl)
太田朱美(fl)
松風鉱一(sax)
竹野昌邦(sax)
松本治(tb)
橋本歩(Cello)
平山織絵(Cello)
中牟礼貞則(g)
外山明(dr)
大儀見元(Per)
水谷浩章(ウッド/エレキベース)
20歳の頃より音楽活動を開始する。アコースティック・ベースを吉野弘志氏に師事。独自のスタイルでエレクトリック・ベース、アコースティック・ベース を操り、その幅広い音楽性とグルーヴには定評がある。リーダー作として、『LowBlow/カフェおじさん』('97)、『phonolite/while i'm sleeping』('03)、『phonolite trio and ensemble/My Heart Belongs to Daddy』('06)をリリース。今堀恒雄(G)「Tipographica」のレコーディング、フランス・ツアーなどに参加('95~'97)。南博(p)カルテット('98~)にて、『BIRD in BERLIN』 『GO THERE!』『CELESTIAL INSIDE』の録音、「Beijing International Jazz Festival」、デンマーク・ツアーに参加。加古隆(P)「色を重ねて」(構成:天児牛大)に参加('97~)。大友良英「NEW JAZZ QUINTET (Ensemble)(Orchestra)」('99~)にて、数々のヨーロッパ・ツアー、『Flutter』『New Jazz Ensemble/Dreams』『New Jazz Quintet/LIVE』『Tails Out』『ONJO』『ONJO plays Eric Dolphy's Out To Lunch』『ONJQ Live in Lisbon』『Live Vol. 1: Series Circuit』『Live Vol. 2: Parallel Circuit』等の録音に参加。山下洋輔(p)のグループにて、数々のジャズフェスティバル、ヨーロッパ・ツアーなどに参加('00~)。柳原陽一郎『ふたたび』『ウシはなんでも知っている』、MIYA『Globe in motion』『Miya's Book; Music For Seven Days』、太田朱美『Risk Factor』などをプロデュース。現在は、自己のグループ「phonolite」(Flute、Sax、Trombone、Cello等を含む12人編成の変則ジャズ・オーケストラ)をはじめ、多数のバンドのレギュラー・メンバー、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとして活躍中。