Speak Low
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, インポート, 2008/10/28
"もう一度試してください。" | 通常盤 |
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| — | ¥1,977 |
CD, 2009/1/14
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥4,895 |
CD, CD+DVD, 限定版, 2009/1/14
"もう一度試してください。" | CD+DVD, 限定版 | — | ¥28,800 |
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曲目リスト
1 | Invitation - By Bronislaw Kaper |
2 | She Was Too Good To Me - by Rodgers and Hart |
3 | I Wish I Knew - By Mack Gordon and Harry Warren |
4 | Speak Low - By Ogden Nash and Kurt Weill |
5 | Do Nothing Till You Hear From Me - by Duke Ellington and Bob Russell |
6 | I'll Remember April - By Gene De Paul, Patricia Johnson and Don Raye |
7 | Save Your Love For Me - By Buddy Woodrow Johnson |
8 | Ballad Of The Sad Young Men - By Frances Landesman and Thomas Wolf Jr. |
9 | Skylark - By Hoagy Carmichael and Johnny Mercer |
10 | Senza Fine - By Cesarea, Paoli and Wilder |
11 | Dindi by - De Oliveria, Gilbert and Jobim |
12 | This Time The Dream's On Me - By Harold Arlen and Johnny Mercer |
商品の説明
内容紹介
2003年にリリースされた「But Beautiful」に続く17枚目のスタジオ・アルバム「Speak Low」について、ボズは「ギル・エバンスが開拓したアイディアに通じるような前衛的で実験的な試み」と語っている。チェット・ベイカーの「She Was Too Good To Be True」やジョニー・マーサーの「This Time the Dream's on Me」、時折録音される「I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free」、そしてカート・ウェイル/オグデン・ナッシュによるタイトル・トラックなどを収録。
「僕の音楽的バックグラウンドはブルースやリズム&ブルースによるものが非常に多いから、今回については自分の声の出し方も今までとは違うものになっていて、音楽的にも非常に挑戦的で冒険的なものになったんだ」
Product Description
Speak Low his 17th. studio album; a follow-up to 2003's But Beautiful - "a sort of progressive, experimental effort ... along the lines of some of the ideas that Gil Evans explored" says Boz. Songs on the album include Chet Baker's "She Was Too Good To Be True," Johnny Mercer's "This Time the Dream's on Me," the often recorded "I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free" and the Kurt Weill/Ogden Nash title track. "I'm a vocalist," Scaggs says. "I come more out of a blues/rhythm & blues background, but this is a different way of using my voice, and much more musically challenging and adventurous for me."
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.4 x 14.2 x 0.71 cm; 39.97 g
- メーカー : Decca U.S.
- EAN : 0602517843455
- 商品モデル番号 : 5261524
- レーベル : Decca U.S.
- ASIN : B001EI5C0A
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 178,937位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 15,092位ジャズ・フュージョン (ミュージック)
- - 44,836位輸入盤
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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いくつものグラスを満たすライ・ウィスキー
またぞろ悪いニュースばかりさ
君らの夢も終わらせなきゃね
哀しい若者たちは皆(みな)
いろんなバーに座ってる
見知っているのはネオンの灯り
星空なんかにゃ縁がないんだ
哀しい若者たちは皆
街を彷徨(さまよ)い歩いてる
夜通し飲み明かしながら
押し潰されまいともがいてるのさ【1】
哀しい若者たちは皆
(夜の)冷気のなかで唄ってる
なるたけ思い出さないようにしてるんだ
自分らも老いぼれるってことなんて
哀しい若者たちは皆
手の付けられないその“若さ”に喘いでる
なのに強がってみせるのさ
真実から目を背けてね
秋は木の葉を金色に染め
次第に芯は枯れ始める
哀しい若者たちも年老いてゆく
それはイチバン残酷なこと
哀しい若者たちは皆
ある微笑みを探してるんだ
誰か自分のものに出来る相手をね
ホンの一時(いっとき)でも
疲れはてた女の子は
それでも最善を尽くそうとしてくれる【2】
陽気に振る舞おうとするのさ
哀しい若者のためにね
薄汚れた月に
空から見つめられながら
哀しい若者たちは皆
一夜の恋に溺れてる
妙ちくりんなお月様が
哀しい若者たちを照らし出すんだ
どうかその柔らかな光で
彼らを家へと導いたげてよ、今夜はさ
すべての哀しき若者たちを…
【脚注:1】この部分は原詞では”trying not to drown”となっており、直訳すると「溺れぬように試みる」だが、この”drown(=溺れる)”には“押し潰される”ってな意味もあるそうなので、取りあえずはそのセンで訳してみた。出典が“ビート世代”を主題に据えたミュージカルなので、少々補足するなら「(胡散臭い)世間の良識とやらから押し潰されまいと~」ってなカンジかな…
【脚注:2】明言されてはいないが、こゝでの”tired little girl”という言葉は、或いは俗に言う“プロの女性”を指しているのかも知れないー彼女はそれが仕事だからこそ疲れていても若者を喜ばせようとベストを尽くすのである…
♪当CD中のフェイヴァリット・チューンで、F.ランデスマンと T.ウルフによって書かれた通人好みのバラッド、#10の拙訳であるー弦楽合奏による G.ゴールドスタインのシックな伴奏にのせた、ボズのまるで総てを包み込むかのごとき慈愛の念に満ちみちた唄いぶりが、このキャバレー・シンガー御用達のナンバーに尋常ならざるリアリティを付加しているーとそんな風に感じ入るのは、決して筆者だけではあるまい。いい塩梅に枯れたその滋味あふれるインタープリテイション(解釈/表現)には、ジャンルの垣根を越えてあらゆる音楽ファンの心をつかんで離さない、稀有な“強度”が備わっているようにも思う。
♪本作は『バット・ビューティフル』に続くボズの2枚目のスタンダード・アルバムで、前回がシンプルなスモール・コンボを従えた所謂ジャズィな作品だったのに較べればーフォービート基調というその大枠は守りながらもーアコーディオンやハープ、ヴァイブ、リード類、そして時には弦も加わったより大きな編成での唄伴ということもあり、全体的には格段にフレッシュでいて目にも綾なる彩りを感じさせる1枚に仕上がっている。ある意味では彼の往時の AOR 諸作にも近しい(?)ゴージャス至極なセッティングということで、彼のヴォーカルそれ自体も、前作よりはずっとリラックスした出来映えになっている気がするのは、たんに当方の思い過ごしだろうか。
♪さらに今回はその演目も相当渋く、前述の「バラッド~」以外にも #02, 03, 09, 10など、フツーのポップス歌手ならまず選び得ない、知名度は低くとも極めて質の高いナンバーが並ぶーまたギルのアレンジも凝りに凝っており、ヴォーカル物には一家言あるうるさ方のファンも脱帽せざるを得ないような(?)、そんな江戸切子さながらの精緻さとモダンな感触とを併せ持ったトラックが満載なのである(直近のレビュアー氏も指摘されていたが、とりわけ新主流派あたりからの影響が顕著なようだ)!!
♪それでいてちっともスカしたカンジがしないのは、やはりボズのあのどこか朴訥とした人柄が透けて見えるような唄声のお陰なのではなかろうか?? つまりは人肌の温味を携えたボズと知性的かつクールなギルーこの両者の取り合わせが絶妙なのだ!! リリースからもうじき10年…そろそろ第三弾を期待したいところだがー
何よりギル・ゴールドシュタインの編曲が素晴らしい。
プロデューサーを兼ねたスキャッグスがライナーに“music coming out of silence”と制作意図を書いた、まさにその通りに仕上げている。バイオリン・ビオラ・チェロ・ハープ、さらにバスフルートなどでクラシックの奏者を起用し、また多彩な楽器を控えめだが効果的に使って繊細微妙な音作りをしており、その響きは幽玄といってもいいほど。
ピアノ(G・ゴールドシュタイン)・ベース・ドラムス・パーカッションの素晴らしいリズム陣が全体をきっちりと支えているが、4ビートを刻んでスイングを追求しているわけではなく、新主流派感覚の変幻自在なリズムにして、幽玄な雰囲気に明確な輪郭を与えている。
スキャッグスはそんな繊細な響きを背景に、ごくストレートに歌う。力強さも陰影も十分にあるが、無理に崩したりスイングしたりはしない。ありのままのスキャッグスがごく近くで歌っているように感じる。
録音時のスキャグスは60代半ば。背負ってきた人生を感じさせる渋くて甘い声が魅力的だ。歌手は若いときがよいタイプと、年齢とともに魅力を増すタイプに分かれるように思うが、スキャッグスは完全に後者だろう。
そんな仕上がりだから、この盤をジャズアルバムと言い切るのは若干躊躇する。強いてレッテルをはるとすれば「ジャズをテーマとする極上のアダルト・コンテンポラリー」になるのではないか。スキャッグスの人間性と音楽性がストレートに伝わってくる名盤にして、彼の代表作になる一枚だと思う。特に「Invitation」「Speak Low」「Save Your Love For Me」「Ballad Of The Sad Young Men」は絶品だ。
そして、その魅力を充分に納めきった録音技術。
音楽ファンにみならず、オーディオファンも楽しめます。
センターにきっちり定位するボイスは
のどの震えまでしっかりと伝えます。
ディスクをセットしてスタート。
比較的オンマイクで録音された1曲目、
出だしからノックアウトされました。
ってことは、もしかしてライブ映像1曲だけ?リージョンは気前良くALLになっていたけど、「DVD付」が聞いて笑わせるとはこのことですよ。まったく。
SHM-CDに興味のある方のみ、買って価値ある商品だと思います。
他の国からのトップレビュー
Boz nous revèle une fois de plus son grand talent de chanteur toujours entouré d'excellents musiciens.
je vous conseille cet achat pour savourer une '' voix '' d'enfer.
He does blues, ballads, rock , American Songbook, to utter perfection.
This album is a sort of "Masterclass" of how these classics should be sung.
Buy this without prejudice, and may it be the start of your FABULOUS Boz Scaggs collection.
For sure, he is one of the most underrated singers of our time.