とてもよかった。
オペラをよく購入します。
できれば、買う時、日本語字幕スーパーというのがすぐわかるようにあったらとても嬉しいです。
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》 [DVD]
フォーマット | 色, DTS Stereo, 限定版 |
コントリビュータ | カラヤン(ヘルベルト・フォン) |
稼働時間 | 2 時間 30 分 |
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メーカーによる説明
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》 [DVD] | プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》 [DVD] | |
---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.9
27
|
5つ星のうち3.9
27
|
仕様 | DVD | DVD |
発売日 | 2018/3/7 | 2010/9/22 |
商品の説明
※本商品は、2009年11月4日に発売した商品のアンコール・プレスです。
★期間限定・低価格商品
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登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988005530974
- メディア形式 : 色, DTS Stereo, 限定版
- 時間 : 2 時間 30 分
- 発売日 : 2010/9/22
- 出演 : カラヤン(ヘルベルト・フォン)
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : UNIVERSAL CLASSICS(P)(D)
- ASIN : B001F1XDX4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,088位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,884位オペラ・声楽DVD
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソプラノ泣かせのプッチーニのオペラの中でも、歌いっぱなしの蝶々夫人、しかし聞かせて着れます。歌舞伎の名台詞同様、やはりアリアと二重唱楽しませてくれました。
2014年9月6日に日本でレビュー済み
カラヤン指揮ウィーン・フィル、ミレッラ・フレーニ主演の『蝶々夫人』のアルバムは万人に薦めうる名盤なのだが、
同時期に撮影された映画版のほうは、なんとも評価に困る、不思議な作品になってしまっている。演奏はとにかく
素晴らしい。フレーニの可憐で叙情的な蝶々さん、パヴァロッティから交代したプラシド・ドミンゴの明朗で華やかな
ピンカートン、ルートヴィヒのいぶし銀のようなスズキ、そしてカラヤンによる流麗豪華な伴奏。
ただ、ジャン=ピエール・ポネルの演出がどうにも・・・・・ 時代設定は原作では幕末維新期だがこのポネル版では
第一次大戦後ということになっている。ピンカートンがTシャツでうろうろしているのもそのためなのだが、やや滑稽に
写る。そして蝶々さんの顔だけを真っ白に丸く塗ったメイクとか、蝶々さんの住んでる家が日本のような中国のような
朝鮮のような(そしてそのどれでもない)、なんちゃって東洋風みたいな意匠になってるのも脱力もの。蝶々さんのおじ
さんがまるで歌舞伎『暫』の鎌倉権五郎みたいな扮装で出てきて見る者の度肝を抜く(笑)。そして冒頭でいきなり登
場するドミンゴ(ピンカートン)の障子破り脱出!!これは衝撃的なラストシーンとつながっているのだが、まるでドリ
フのコントのようだ(笑)。よくこれでカラヤンはOKしたなぁと思うが、イギリスの批評家リチャード・オズボーンはこの
ポネル版のことを「すべての感情が納得できる」「フレーニの演技はLP版より深く激しいように思われる」と絶賛してい
たりするので、日本人と西洋人とでは感じ方が違うのだろうか。
同時期に撮影された映画版のほうは、なんとも評価に困る、不思議な作品になってしまっている。演奏はとにかく
素晴らしい。フレーニの可憐で叙情的な蝶々さん、パヴァロッティから交代したプラシド・ドミンゴの明朗で華やかな
ピンカートン、ルートヴィヒのいぶし銀のようなスズキ、そしてカラヤンによる流麗豪華な伴奏。
ただ、ジャン=ピエール・ポネルの演出がどうにも・・・・・ 時代設定は原作では幕末維新期だがこのポネル版では
第一次大戦後ということになっている。ピンカートンがTシャツでうろうろしているのもそのためなのだが、やや滑稽に
写る。そして蝶々さんの顔だけを真っ白に丸く塗ったメイクとか、蝶々さんの住んでる家が日本のような中国のような
朝鮮のような(そしてそのどれでもない)、なんちゃって東洋風みたいな意匠になってるのも脱力もの。蝶々さんのおじ
さんがまるで歌舞伎『暫』の鎌倉権五郎みたいな扮装で出てきて見る者の度肝を抜く(笑)。そして冒頭でいきなり登
場するドミンゴ(ピンカートン)の障子破り脱出!!これは衝撃的なラストシーンとつながっているのだが、まるでドリ
フのコントのようだ(笑)。よくこれでカラヤンはOKしたなぁと思うが、イギリスの批評家リチャード・オズボーンはこの
ポネル版のことを「すべての感情が納得できる」「フレーニの演技はLP版より深く激しいように思われる」と絶賛してい
たりするので、日本人と西洋人とでは感じ方が違うのだろうか。
2007年2月10日に日本でレビュー済み
結局のところ、このDVDの評価は演出を、どう解釈するかで決まってしまう。
舞台となる蝶々さんの家は、お庭は草ぼうぼう。
よく見ると屋根瓦も草ぼうぼうで、なんとも詫びれた雰囲気がただよう。
音楽が、はじまると、いきなり逃げ回るピンカートン。なぜ? そんな話だっけ?
家の中に踏み込むと、まるで迷宮、異次元空間に迷い込んだようだ。
ふすまは、まるで生き物のように動き、奥には不思議な世界が広がる
狐に取り付かれた蝶々さん。ゴローはネズミ男のようだし、凧は一反木綿、坊やは子啼き爺を連想させる。
不意に現れる歌舞伎役者、そう、これは、まったく水木ワールドである。
これは、もはや蝶々さんの悲劇でなく、不気味な幻想の世界に迷い込み必死に逃げるピンカートンの物語なのだ。
天才ポネルの驚きの演出と見た。
舞台となる蝶々さんの家は、お庭は草ぼうぼう。
よく見ると屋根瓦も草ぼうぼうで、なんとも詫びれた雰囲気がただよう。
音楽が、はじまると、いきなり逃げ回るピンカートン。なぜ? そんな話だっけ?
家の中に踏み込むと、まるで迷宮、異次元空間に迷い込んだようだ。
ふすまは、まるで生き物のように動き、奥には不思議な世界が広がる
狐に取り付かれた蝶々さん。ゴローはネズミ男のようだし、凧は一反木綿、坊やは子啼き爺を連想させる。
不意に現れる歌舞伎役者、そう、これは、まったく水木ワールドである。
これは、もはや蝶々さんの悲劇でなく、不気味な幻想の世界に迷い込み必死に逃げるピンカートンの物語なのだ。
天才ポネルの驚きの演出と見た。
2006年1月16日に日本でレビュー済み
カラヤン、フレーニ、ドミンゴと、音楽は本当に素晴らしい。
しかし、何、この演出!日本人として、私は受け入れがたい。
時代考証以前の問題だ。
中国風の家屋に、荒廃した庭。どこにも日本の面影はない。
それになんと言っても幕切れの蝶々さんの恐ろしい行為。
異国趣味のプッチーニの音楽もぶっ飛んで、あんぐり口を開いてしまいます。
ポネルは超一流の演出家なんだから、もう少し日本について取材して欲しかったです。
思えばアイーダやトゥーランドットなど、私たちがいいな〜と思う演出でも、
舞台となる国の人たちは同じように、
自分の国の扱いを苦々しく思っておられるんでしょうね。
音楽は本当に素晴らしいのですが、
ロンドンからカラヤン・ウィーン・フレーニ・パヴァロッティの名盤があるので、
そちらを買われる方がいいでしょう。
しかし、何、この演出!日本人として、私は受け入れがたい。
時代考証以前の問題だ。
中国風の家屋に、荒廃した庭。どこにも日本の面影はない。
それになんと言っても幕切れの蝶々さんの恐ろしい行為。
異国趣味のプッチーニの音楽もぶっ飛んで、あんぐり口を開いてしまいます。
ポネルは超一流の演出家なんだから、もう少し日本について取材して欲しかったです。
思えばアイーダやトゥーランドットなど、私たちがいいな〜と思う演出でも、
舞台となる国の人たちは同じように、
自分の国の扱いを苦々しく思っておられるんでしょうね。
音楽は本当に素晴らしいのですが、
ロンドンからカラヤン・ウィーン・フレーニ・パヴァロッティの名盤があるので、
そちらを買われる方がいいでしょう。
2010年12月17日に日本でレビュー済み
映画形式なのにイタリア人やドイツ人が日本人を演じるという時点で(それにしてもクリスタ・ルートヴィッヒのスズキというのは贅沢だ)、もうそれ以外の部分をリアルにしたところでチグハグになるだけ、と割り切ったのかどうか。特に日本家屋のセットが実にファンタスティックだ。微妙に中国風味が加わり、完全にバリアフリーなのも面白く、こんな「日本」ならぜひ一度訪れてみたいと思わせるものがある。美しい屋内セットに比べて外の景色がぼんやり荒涼としているのは、冥界のイメージなのだろうか(音はウィーン、絵は全部ベルリンで撮ったとか)。爆笑もののボンゾやヤマドリも確信犯のような気がする。ラストとオープニングをリンクさせたり、ポネルがいちばんやりたいようにやった映画(他のオペラ映画は奇抜ではあっても一定の枠は守っていた)だろう。演奏と歌はさすがに完璧。
2009年8月5日に日本でレビュー済み
これほどアッと驚くような映像が続く『蝶々夫人』は他にないでしょう。ポネルの大胆な演出のオペラ映画です。冒頭はセピア調で何かから逃げるピンカートン(プラシド・ドミンゴ,33歳)。大変なことが起きたようです(最後につながります)。カラーに変わると、物語の始めです。
15歳の蝶々さん(ミレッラ・フレーニ,39歳)は顔面白塗りで驚かされますが、母親も同様の白塗り。縁切りを宣告にやって来る叔父は隅取りの強い悪者のメイクですし、求婚者のヤマドリは白塗りの伊達男。
スズキをクリスタ・ルードウィッヒ(50歳)が歌っています。第二幕では蝶々さんは白塗りではありませんが、ピンカートンを迎えるときになると結婚初夜の白無垢の衣装を着ます。あの夜に戻りたいという想いからです。そのときにまた白塗りに戻ります。
丘の上の蝶々さんの家が荒れ果てた野原に一見軒建っています。その非現実的な印象が強烈です。満天の星をみながら抱かれる蝶々さんの映像もスコア通りですし、ポネルの読みの深さを感じさせます。指揮のカラヤンも絶好調です。
15歳の蝶々さん(ミレッラ・フレーニ,39歳)は顔面白塗りで驚かされますが、母親も同様の白塗り。縁切りを宣告にやって来る叔父は隅取りの強い悪者のメイクですし、求婚者のヤマドリは白塗りの伊達男。
スズキをクリスタ・ルードウィッヒ(50歳)が歌っています。第二幕では蝶々さんは白塗りではありませんが、ピンカートンを迎えるときになると結婚初夜の白無垢の衣装を着ます。あの夜に戻りたいという想いからです。そのときにまた白塗りに戻ります。
丘の上の蝶々さんの家が荒れ果てた野原に一見軒建っています。その非現実的な印象が強烈です。満天の星をみながら抱かれる蝶々さんの映像もスコア通りですし、ポネルの読みの深さを感じさせます。指揮のカラヤンも絶好調です。
2005年8月24日に日本でレビュー済み
正直云って好悪がはっきり分かれる作品だと思います。なぜかピンカートンがTシャツだったり、乱入小父さんの歌舞伎まがいの姿…フレー二の大アップもつらい。時代を感じます。
それでも演出家のこの作品への愛がいたるところに感じられます。回想形式のオープニング、ススキの原がわびしい蝶々さんの家、溝口映画のような紗につつまれた映像…ポネルはこの舞台を現実ではなくトリスタンの孤島のような幻想の国として描いています。
大好きなのは有名な間奏曲の場面です。蝶々さんが夢の国アメリカに船で連れて行かれ、舞踏会で踊る夢を見る!…映画でしかできない演出で、観るといつも胸がいっぱいになります。必見です!
それでも演出家のこの作品への愛がいたるところに感じられます。回想形式のオープニング、ススキの原がわびしい蝶々さんの家、溝口映画のような紗につつまれた映像…ポネルはこの舞台を現実ではなくトリスタンの孤島のような幻想の国として描いています。
大好きなのは有名な間奏曲の場面です。蝶々さんが夢の国アメリカに船で連れて行かれ、舞踏会で踊る夢を見る!…映画でしかできない演出で、観るといつも胸がいっぱいになります。必見です!