最初に

私はず〜〜っと音速ラインを聴いて生きてきました。

イイも曲沢山あります!

しかも珍しく総演奏時間が50分台!音速ラインにしては珍しいです。

でもなんだかポップなんですよね。自分には音速ラインっぽくなく思える曲もありました。

…もぉ逢瀬川みたいな曲は聴けないのかなぁ...

初めて逢瀬川を聴いたときのような感動はこのアルバムでは味わえませんでした。

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くわもちじんぺい

和製モノクローム・セット

2011年2月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　彼らは優秀なギター・ロック趣味人種である。メッセージなどなかったのだ。ただ、流麗でハイセンスで、ときどきトリッキーなギター・ロックを奏でたいだけなのだ。自分の気に入った音を重ねて。
　何だかどこかで出会った雰囲気だなあと聞き続けて、私にとっては５枚目のこのアルバムで、はたとひざを打った。
これは、モノクローム・セットだ！そして、スキッズだ！
　押しの強くない曲調。でもそれぞれ飽きない個性的なメロディー。にもかかわらず共通する雰囲気。ニヤッとするような音の入れ方。軽快なリズム。ハイセンスなギター・フレーズ。
　モノクローム・セットの「ラヴ・ゾンビーズ」やスキッズの「エンパイヤー・デイズ」で、歌詞なんか全くわからなかったのに好きでたまらなかった曲たちと同じ感触がある。
　音速ラインって、意外と海外のスキモノなロック・ファンに好まれるかも。

2012年4月30日に日本でレビュー済み

このアルバムは彼らの中では比較的有名な「ポラリスの涙」が収録されているだけあって
他のアルバムより少し知名度が高いかも知れません。

収録曲、時間共に彼らにしては相当なボリュームです。
完成度も申し分ないです。相変わらずの世界観です。

今回のアルバムは「KAZAHANA」や「ロレッタ」など、今までとは少し違うロックチューンも収録されています。
「ポラリスの涙」はやはり純粋に良い曲です。
しかし、「ポラリスの涙」が音速ラインの全てだと思っている方は、是非アルバムを聴いてほしいです。
このアルバムに関しては、ロックさと温かさが詰まった非常に良い作品だと思います。

個人的には「季節風」が一番好きですね。これぞ音速ラインというロックナンバーです。

このバンド、方向性は一貫してるようですが、毎アルバムごとに違った表情を見せてくれますね。

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かなた

失速ライン

2009年1月3日に日本でレビュー済み

Aqua TimezやZARDやBUMP OF CHICKENの初期の頃と同じで、音速ラインの唄には、孤独や必死に自分の居場所を求めようとする、悲しみやひたむきさがあるのが好きでした

そしてそれらの歌手は後のアルバムになるほど、最初の頃の強いアクが抜けていくのが淋しく感じます
音楽活動を通してたくさんの人と関わることで、アーティストの価値観もどんどん変わっていっちゃうのかな?なんて勝手に想像してますが……

自分は最初、恋うたやみずいろの街、冬の空、ここにいる等の曲を聞いて音速ラインのファンになりましたが、このアルバムには全体を通して失速してる感が否めません

それでも音速ラインは大好きですけどね!

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西京BOY

激情歌謡

2008年10月22日に日本でレビュー済み

音速ライン約１年ぶりのニュー・アルバム。
先日、NHKのラジオで藤井敬之が「自分は切ない曲しか書けない」みたいなことを
言っていて、妙に納得してしまった。

今までで、一番いいかもしれない。今回も非常に面白い。
音速ラインは歌謡曲の素直なメロディとゴリゴリのロックをミックスさせた相反する部分が
魅力的なバンドだと思うが、コンセプトのないアルバムが故、その要素が前面に出まくっている。
今までならジェットコースターのように次々とテンポの速い楽曲が飛び出す
スピード感に満ちたロック・アルバムというのが常套だったけど
今回は割りと、スピード感というよりは緩急が付けられているといった印象（もちろんスピード感のある曲もきっちりある）。
だから腰を据えてじっくり聴く音速ライン、というか。曲数も１４曲もはいってるし。でもダレないけど。

「KAZAHANA」「疾風のように」などアルバムならではのハードなロックサウンドは健在。
「KAZAHANA」とか、シングルでは決して見せない混沌としたサウンドメイクに
なってるのが凄い良いし、しかもメロディは純和風のものなのでギャップ的に素晴らしい。
「ロレッタ」や「恋の魔法」とかパンクバンドかと思うようなビート感を見せたり
「恋人よ」ではグランジの香りさえ漂っていて、ロックミュージックとして
実にいいこねくり回し方をされてるな、と個人的にかなり面白かった。
　で、歌詞は切なげな恋の歌なんだからひねくれてるよなあ・・・と思いつつ。
攻撃的どころかむしろその逆な歌詞なのがまた素敵なギャップを生んでいる。

やはり音速ラインはアルバムだと段違いにタフなロックバンドへと変貌する。
それはこのアルバムでも変わらないし、シングルだけのイメージで捉われるにはあまりにも惜しい。
「ポラリスの涙」は割といいチャート・アクションだったのでこのアルバムも売れてほしいのだが。

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ぽにょ

切なくなる

2009年11月3日に日本でレビュー済み

今回のアルバムも疾走感のある曲、ポップな曲、切ない曲の宝庫です。特に今回の切ない曲はほんとに切ないです。秋の夜長に聞いたらいけません。泣けます。是非買ってみてください。後悔はしないはずです。

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