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At the Five Spot 1

4.8 5つ星のうち4.8 17個の評価

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新品 中古品
CD, 1998/11/6 1枚組 ¥1,890 ¥680
CD, CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2008/11/27 CD, オリジナルレコーディングのリマスター
¥5,455 ¥660

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商品の説明

ファイブ・スポットでの2週間にわたる一夜の演奏は、3枚のアルバムに匹敵するほどの価値ある音楽を生み出しました。1961年7月16日、ルディ・ヴァン・ゲルダーがポータブル機器を携えてクーパー・スクエアのジャズクラブを訪れたとき、彼は並外れたクインテットの交歓を捉えたのである。 エリック・ドルフィー、ブッカー・リトル、マル・ウォルドロン、リチャード・デイビス、エド・ブラックウェルは協力なグループを結成し、リトルが1961年10月に死んでいなければ、60年代以降の音楽で強力な力を持っていたことは間違いない。ドルフィー自身は、現代の重要なリードマンとしての地位を確立した後、1964年6月に亡くなっている。ここでは彼のアルト・サックスとバス・クラリネット、リトルのトランペットで3曲のオリジナルを探求している。ドルフィーの「預言者」、リトルの「ビー・ヴァンプ」、ウォルドロンの「ファイヤー・ワルツ」である。時代を超えた音楽である。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 14.25 x 1.14 x 12.6 cm; 113.4 g
  • メーカー ‏ : ‎ Prestige
  • EAN ‏ : ‎ 0888072306561
  • 商品モデル番号 ‏ : ‎ 5257722
  • レーベル ‏ : ‎ Prestige
  • ASIN ‏ : ‎ B001FBSMFS
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 17個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生まれて初めて買ったジャズのレコードがこれでした。
1974年、この演奏の13年後の事です。
ジャズなどこれっぽっちも知らないブルース小僧が、
「ひとつジャズでも聴いてやるか。」と最初の1枚に選んだのがこのレコードでした。
赤いジャケットのプレステージ盤で、全くのジャケ買い。

針を落として驚いた。
ジャズってのはクールで知的なものと思っていたがこれほど熱い演奏があるとは。
一発で魅せられてしまった。

以来何千回聴いただろう。
そして何百回も思った。
「何としてもその場で聴いてみたかったなあ。」
その場にいたかったと思わせるライブはその後を通しても本当に少なく、
他には同じ年に録音されたヴィレッジ・ヴァンガードのエヴァンスぐらいです。

エリック・ドルフィーでジャズに入門した私は幸福だったと思います。
おかげで古いスタイルもアウトなやつも違和感なく受け入れる事ができた。
この録音がなければブッカー・リトルを知る事も出来なかったでしょう。

レコードと同じRVGのリマスターと聞いて買ってみましたが音質的にも充分満足です。
かつての私のように是非これでジャズに入門されることを。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月28日に日本でレビュー済み
この1枚、というかエリック・ドルフィーの存在と音楽・演奏があることで、マイルス・デイヴィス
の音楽や、ブルーノートのほとんどの音源、ハードバップの全ての演奏などが、相対化されてしまう。
マイルスは、オーネット・コールマンとは何度か演奏し、その音楽の本質や行末を見切り、新たな
メンバーでバンドを結成。モードを主体とする新主流派ジャズを作り出すことで乗り越えていく。
しかしマイルスが取り組まずに、横に置いて、やり過ごしただけに終わったのが、エリック・
ドルフィーが演ってみせた音楽だった。
ブルーノートのジャズも、この場所から見ると、ミュージシャンや演っている音楽の差異が消えて、
アルフレッド・ライオン・プロデュースで、綺麗なデザインワークとともに作られたパッケージ
としか思えなくなってくる。

このライブ・アルバムに収められたエリック・ドルフィーの演奏を聞くと、複雑な要素をふくみつつ、
統合され、一体感のある音楽として提示されていることがわかる。まず調性と無調の問題。クラシック
音楽だと、それらはワーグナーからドビュッシー、シェーンベルク、ヴェーベルンと受け継がれながら
一つの流れとして12音階音楽に至る。ジャズでもオーネット・コールマンは、意味のある調子っぱずれで
フリージャズを創始し、演奏活動を行なっていく。だが「ファイヴスポット」のドルフィーは、バックに
流れているのは調整のある、ジャズのビートであり、その上で、そこから自由になったアドリブ・ソロを
展開する。

オーネットもドルフィーも、チャーリー・パーカーから出発し、自分はその延長上にいることを
意識していたミュージシャン。聞こえてくる音楽はバードとは異なるが、彼らの音色やフレーズの
流麗さは、チャーリー・パーカーが到達した地点の豊かさをリスペクトし、その自己表現として
音楽を奏でていることがわかる。マイルスもチャーリー・パーカーの到達地点から、自分の音楽を
始めている。マイルスはパーカーのバンドのメンバーとして彼の音楽に接しながら、そこでジャズが
極まっていることを知る。ではどうするか、というところからマイルス・デイヴィスのジャズが始まる。

エリック・ドルフィーのサックス演奏は、細やかで、繊細なコントロールがなされている。かすれて、
動物の鳴き声のように聞こえてくる部分でも、それは後の音響派(綺麗な音符だけが音楽の構成要素
ではないとする考え方と実践)を先取りするような見識と技術の反映。ハンク・モブレーなどの
不安定に揺れるかすれ音とは全く異なるソノリティ。だからエリック・ドルフィーの演奏は、
チャーリー・パーカーのアルト演奏を聴いている時のように、無条件に心地よい音楽体験として
体が耳が脳が反応する。

このアルバムは、バンドの一体感も素晴らしい。チャーリー・パーカーには、ディジー・ガレスピー
という相棒がいたし、オーネット・コールマンにはドン・チェリーがいたように、ここでのエリック・
ドルフィーにはブッカー・リトルという相方がいる。またピアノ、ベース、ドラムスというリズム隊も
ドルフィーの音楽をよく理解し、安定感のあるサポートを提供する。

バックでは伝統的と言ってもいいスタイルでドラムスとベースとピアノが従来型のジャズ・ビートを
叩き出しているのに、その上に流れているのはドルフィーのアルト・サックスの奔放なアドリブ・
フレーズであり、断続的ないななきのような音響。そういうM3「The Prophet」を聴いていると、
突飛かもしれないが、”この音楽に世界で一番近いのは、ザ・ビートルズの音楽かもしれない”
と思ったりもする。レノン=マッカートニーの世界。全く異なる2つの音楽が。これ以上ない
見事さでひとつのものになり、名曲・名演奏となって出現する、他に類例のない現象。

こういう演奏が録音され(しかもエンジニアは、ルディ・ヴァン・ゲルダーだった)、
残されたことだけでも、ジャズは幸運だったと思えてくる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エリック・ドルフィーの表現方法(音色、フレーズなど)については好みが分かれるところだろうと思う。このアルバムでは、演奏当時あまりポピュラーではなかったと思われる演奏者との共演が聴くことができる。そういう意味ではとても貴重な記録だと思う。「ジャズは好きなように(やれば)弾けばいいんだよ」というハンク・ジョーンズの名言が思い出されるような、自由奔放で魅力ある演奏が聴ける名盤だと思う。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オリジナル・アナログ盤当時から買って聴き込み、
部屋の壁には今だにレコードジャケットが飾ってあり、
車の中でもCD及びMP3の両方に入れて聴き続けても未だ飽きる事のない演奏群、

40年前に出会ってから、コルトレーンよりもアイラーよりもマイルスよりも、
聴くことを止めることが出来ないドルフィー、愛すべきリトル、
二人の全ての演奏を収集してきても、このライブを超えるエモーションを感じることは出来なかった。

幾度聴いても飽きはしないと断じる事が出来る数少ない音楽、

ジャンゴやサッチモやヤングやウエスと共にいつまでもいつまでも
51人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夭折した二人の天才ジャズプレヤーエリック・ドルフィー(アルトサックス、バス・クラリネット)とブッカー・リトルの双頭バンドがニューヨークシティのライブハウスファイブスポットで行った1961年7月16日ライブ録音。

それにしても何という熱い空間なんだろう。演奏が始まる前のオーディエンスの話し声と音合わせからして、風雲急を告げるというか、一種ただ事ではないような雰囲気が濃厚に漂う。そこに一曲目の"Fire Waltz"イントロのドルフィーのアルトソロとマルのローダウンなピアノとブラックウエルのスゥイングするドラムスが絡む。

延々と続くドルフィーのソロでリスナーは桃源郷に連れて行かれる。お次に登場するリトルの若々しくダイナミックトランペットにも持っていかれてしまう。パワフルなハイノートの連発は、全盛期のフレディ・ハバートのようだ。

的確かつクールな演奏で二人の脇を固めるマル・ウォルドン(ピアノ)、エド・ブラックウエル(ドラムス)の二人も凄い。巧みなリズムの波動を作り出しでフロントの二人にぴったり寄り添う。

4人の優れたジャズミュージシャンが生み出す日の出と勢いとインテリジェンスに富んだフリージャズは全編に渡って続いていく。これ程スリリングで感動的な演奏はそうはない。

それと今回のリイシューはあのRudy Van Gelderによるリマスターで、モノラルサウンドの物凄い音圧に圧倒される。これは是非買い直しをお勧めしたい一枚だ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年Original recording remasteredの表示で購入。元々楽曲共に音も優れた盤でしたが、リマスターにより音は激変しています。DOLPYは目の前で演奏されている様で、シンバルの音も素晴らしく再生されます。このSACDが出れば欲しいのですが、当分はこのディスクで十分です。この様なリマスターは嬉しいですが、何回も買い替えしなければならず、同じディスクがどんどん増え、考えものではあります。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年4月5日に日本でレビュー済み
聴き手に凄いエネルギーを感じさせてくれる作品で、何枚か持っているエリック・ドルフィーのアルバムの中では特に好きな1枚というだけでなく、ライブ・アルバムとしても好きな1枚です(ジャケットも良いです。)。CDでこれだけLive感・臨場感を感じさせてくれるアルバムもあまりないと思いますが、特に初めて聞いた時は衝撃を受けました。中でも、「Bee Vamp」が特にカッコいいと思います。他にも書いている方がいますが、この曲のMal Waldronの独特のリズムのある演奏が、バッキングに回った時も、ソロをとった時も、完璧にカッコいいと思います。
Volume 2もカッコいいです。Live感ではVolume 1の方が上だと思いますが、こちらでは、好きな曲である「Like someone in love」のクールな演奏が聴けます。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月4日に日本でレビュー済み
申し分ないのだが、なんかレコードのときのベースの録音レベルが小さくなったような感じがしますが、こんなものでしたかね。愛聴版です。
また当時のファイブスポットのピアノの調律の悪さをわざと鳴らマルウォルドロンのしつこさに感激です。ジャズってこういう偶然さが良いですね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Stevef
5つ星のうち5.0 Absolutely brilliant
2020年11月17日に英国でレビュー済み
Amazonで購入
This live album is part one of the gig but has bonus material although there is a complete set which I will now purchase

The album is exceptionally good with Dolphy and Booker Little playing out of their skins

A perfect balance of avant-garde and jazz melody and a must for all jazz fans