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バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2020/11/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥1,515 | ¥1,430 |
CD, SACD, 2000/11/1
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥2,742 | ¥1,286 |
CD, CD, インポート, 2007/12/11
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| ¥903 | ¥245 |
CD, リミックス含む, インポート, 1990/10/25
"もう一度試してください。" | インポート, リミックス含む |
—
| ¥3,880 | ¥639 |
CD, 1996/10/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥3 |
CD, 1989/9/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥10 |
CD, 2004/11/17
"もう一度試してください。" | 通常盤 |
—
| — | ¥200 |
CD, 2000/11/1
"もう一度試してください。" | 通常盤 |
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| — | ¥305 |
CD, CD, 2016/12/7
"もう一度試してください。" | 通常盤 |
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| — | ¥792 |
CD, CD, 2012/12/5
"もう一度試してください。" | CD |
—
| — | ¥1,200 |
CD, ブルースペックCD + DVD, 2012/10/3
"もう一度試してください。" | ブルースペックCD + DVD |
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| — | ¥2,667 |
CD, 限定版, 2007/3/7
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥2,990 |
CD, 限定版, 2006/11/22
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥9,980 |
CD, インポート, 2013/11/19
"もう一度試してください。" | インポート |
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CD, インポート, 2016/2/19
"もう一度試してください。" | インポート |
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曲目リスト
1 | J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988 / ク゛レン・ク゛ールト゛(ヒ゜アノ) |
商品の説明
ベスト・クラシック100 No.16
1955年にこの作品のセンセーショナルなパフォーマンスを収めたアルバムでデビューを飾ったグレン・グールドは、26年ぶりに斬新で魅惑的なこのデジタルによるステレオ・スタジオ再録音を残し、唐突に世を去りました。まさに鬼才・グールドの墓碑銘といえる永遠の名盤です。
録音:1981年4月、5月ニューヨーク(デジタル録音)
【DSD マスタリンク゛/ ルヒ゛シ゛ウム・クロック・カッティンク゛】
※DSD(Direct Stream Digital)とは
:アナログ信号をデルタシグマ変調器で高速1ビットのデジタル信号に変換し、直接記録するレコーディング、マスタリング方式。
従来のCDに用いられているPCM方式に比べ、シンプルで自然な音楽信号が再現できるため、アナログ信号に近い、音楽の空気感までも再現できる。
「ベスト・クラシック100」では、前回(2000年)のシリーズリリース時に、音質向上のために全タイトルこの「DSDマスタリング」を採用しました。
今回もよりハイクオリティな音質を求めて全タイトル「DSD」と「ルビジウム・クロック・カッティング」を採用しました。
※ルビジウム・クロック・カッティング:とは
デジタル機器の基準となる信号をマスタークロックといいます。デジタルオーディオはハイビット、ハイサンプリングへと進化し、
ますます高性能化、デジタルデータも増加の一途をたどっています。そのデータを読み書きする時間精度はすべてこのマスタークロックの発振に依存しています。
マスタークロックは通常、時計などにも使用される水晶発振が使われていますが、その精度は10の-4から10の-6乗程度です。
近年のデジタルデータの大容量化にともない、より高い精度のマスタークロックが求められるようになり、プロの間では水晶発振にかわり、ルビジウムやセシウムを
クロック源に使うようになりました。ルビジウムの精度は10の-9乗と、水晶に比べて非常に高くなっています。このルビジウムのマスタークロックを使って、
高精度のカッティングを行うことで、マスターに忠実な音質が再現されております。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.22 x 1.02 x 12.45 cm; 113.4 g
- メーカー : SMJ(SME)(M)
- EAN : 4547366040098
- 時間 : 51 分
- レーベル : SMJ(SME)(M)
- ASIN : B001FOSK20
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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このグールドの代表作であり、死の前年(1981年)に録音した「Goldberg Variations」は、ざっと見ただけでも、SACDを除外すると、私の手元には、以下の5種類がある。
【デジタル録音】
(1)2020年盤(極HiFiCD)
(2)2012年盤(30周年記念盤 Blu-SpecCD)
(3)1993年盤
【アナログ録音(DSDアナログマスター )】
(4)2007年盤【Jubilee Edition】
(5)2002年盤(MASTER SOUND)【A State of Wonder】
どの盤が、最高の音をしているのだろう。
ランキングをつけると、こうなる。
第1位は(4)アナログ録音の2007年盤【Jubilee Edition】
第2位は(2)デジタル録音の2012年盤(30周年記念盤 Blu-SpecCD)
あとは選外。よって、(4)と(2)の2つを持っていれば十分だといえる。
1981年の録音の際、同じマイクから、デジタル録音機とアナログ録音機の双方に接続されて、同一の演奏がデジタルとアナログの両方の録音で残された。
アナログ録音の方はバックアップという意味合いが強く、発表する予定はなかったそうだが、その後、ダイレクト・ストリーム・デジタル(DSD)の技術を用いてCD化された。
アナログ録音のもので、最初に出たのは(5)2002年盤(MASTER SOUND)だ。これは、中音域と低音域がリッチで、実に音が生々しい。まるで、グールドのピアノのすぐ横で演奏を聴いているかのような臨場感を味わえる。
ただし、高音域に欠け、残響もほとんどないので、狭いスタジオの音の雰囲気が強く、コンサートホールのような広がりには欠ける。
そこで、これをさらに調整した盤が出た。それが、(4)2007年盤【Jubilee Edition】だ。これは高音域を強め、音のバランスを整え、残響も加えられ、なんとも壮麗・華麗な音世界になった。それは31曲目「Var.30:Quodlibet」を聴くとすぐにわかる。2007年盤でこれを聴いたら、他の盤は聴けなくなってしまう。それくらい素晴らしい魅力を発散した音となっている。
音が壮麗なので、グールドの声は「病人のうめき声」には聞こえず、「壮麗な音楽を賛美する喜びの声」として聞こえてくるから不思議だ。
グールドの「Goldberg Variations」が好きで、(4)2007年盤【Jubilee Edition】を耳にしたことがないという人は、ぜひ聴いてみることをおすすめする。
しかし……
この盤にも欠点がある。
ずっと聴いていると飽きてくるのだ(笑)。
料理でもそうだ。お正月に、豪華なおせち料理ばかり食べてると飽きてくる。あっさりしたお茶漬けのようなものが欲しくなるのと似ている。
そんなときに活用できるのが、(2)2012年盤(30周年記念盤 Blu-SpecCD)だ。
これは、壮麗さはないが、音がさっぱりしていて、ずっと聴いていても飽きがこない。
(1)2020年盤(極HiFiCD)と比較すると、(2)2012年盤(30周年記念盤 Blu-SpecCD)の方が中音域が豊か。(2)を聴いた後で(1)を聴くと、(1)の音が痩せて聴こえる。これは、Blu-SpecCDと極HiFiCDの盤質の違いによる音質の違いといえる。
ということで、(4)と(2)の2種類の盤を持って、気分に応じて聴き分けると良いよ。
あと、(5)2002年盤(MASTER SOUND)だが、これは、音楽に向き合うには満足できない音だが、スピーカーから流して聴くとBGMとしては非常に良い。ヘッドホンで聞くと生々しすぎる音が、ちょうど良くなる。グールドと一緒に狭い部屋でくつろいでいる雰囲気に浸れてGOOD。結局、「Goldberg Variations」は、BGMとして聴くことが多いので、一番聴いている盤がこれかもしれない(笑)。グールドの演奏が大好きな方は、BGM用として、一家に一枚、ぜひ、どうぞ。
以上、原音が良くわかると定評のソニーのモニターヘッドホンのMDR-CD900STで聴いて比較してみました。参考になれば幸いです。
¶グールドの特徴であるノンレガートで演奏されるピアノの音色は非常に簡素であり、強いて例えるならカラー写真に対してのモノクロ写真あるいは絵付けの陶磁器に対しての素焼きの陶器のような印象である。ノンレガートの簡素で明瞭な音色とバッハの鍵盤楽曲との相性が良いのは、バッハの鍵盤楽器の楽曲がそもそもチェンバロを想定して作曲されているからではないでしょうか。グールドのピアノとバッハとの相性は極めて良いのですが、モーツアルトやベートーベンの楽曲との相性は、私の中ではしっくりこなく微妙な感じ。ところが時代を下った作曲家のブラームスやR・シュトラウスあたりもバッハの時と同じような不思議な音楽体験ができてしまいます。
¶しかし81年録音のゴールドベルク変奏曲はその中でも白眉である。55年録音のゴールドベルク変奏曲も発表された当時は衝撃的だったであろうことは容易に想像ができますが、81年盤のゴールドベルク変奏曲を聴いてしまうと物足りないと感じてしまいます。表現の仕方は難しいのだけれれど、片や55年録音盤は「これでどうだ!」っていう様な若者が持つ熱量や感性によって成し遂げられた演奏、対して81年録音盤は「物理の法則」の様にあるいは「上から下にものが落ちる」様に紡がれるべくして紡がれた演奏というところであろうか。グールドのゴールドベルク変奏曲、あるいはバッハ、あるいはピアノ、あるいは鍵盤楽器の演奏というものに対する最終的な『解』が81年録音のゴールドベルク変奏曲ではなかったのかとも思ったりもします。
¶さて、グールドが50歳で急逝せずもっと長生きできたとして、これを超える録音を残すことができたのか否かは、神のみぞ知るところでありますが、私は少なくともこの録音が20世紀のバッハ演奏の一つの頂点ではないかと思っています。
¶今後ピアノによるバッハの録音や演奏が生み出されるたびに称賛や高い評価を得るものもあるのでしょう。けれどもそこで必ず語られるのは「それはグールドを超えたのか?」という根源的な問いではないでしょうか。そしてその中でもゴールドベルク変奏曲は特に超えるのが難しい課題としてして後世のピアニストの前に君臨し続けるのではないかとさえ思います。
¶さて、バロックの音楽は喫茶店や書店のBGMなんかになっていますが、本作を自宅でBGMで流しておこうと思ったとしても、端的に言ってBGMにはなりません。聴き流すことができないくらい演奏が凄すぎるので聴き入らずにはいられなくなりますからね。「え、本当か?」って。聴けば私の言っている事の意味が分かりますよ。『百聞は一聴に如かず』ってね。
とても寝つきが良くなりました。