【キャッチ】
いのちより愛。天国の駅はたった独りでしか乗れない。
愛ゆえの罪はどこまでも哀しく美しい。女死刑囚・林葉かよ、涙の半生。真実の純粋愛を語り継ぐ吉永小百合、永遠の名篇。
【解説】
天国の駅はたった独りでしか乗れない。昭和45年6月11日、東京拘置所の処刑場で、一人の女がこの世に別れを告げた。林葉かよ──儚くも短い47年の生涯。
二人の夫を殺害し、世間から稀代の毒婦として指弾されながら、毅然として死刑台に向かっていった女の顔には、愛を全うした者ゆえの美しさがあった。嫉妬深い傷痍軍人の夫による狂気の暴力、同情を装って言い寄る若い警官の身勝手な欲望、裕福な温泉旅館主の底深い好色。こうした男たちに翻弄されながら、かよは人生の歯車を狂わせて悲劇の奈落へと落ちてゆく。そして最後にかよの救いとなったのは、命にかえてもかよを守る男の純粋愛だった。
吉永小百合が大胆にイメージチェンジして初の女性死刑囚役に挑んで迫真の体当たり演技を見せた感動の野心作です。愛に生き、愛に殉じた女の美しさをこめた涙のラストシーンが、いま鮮烈に甦ります。
【キャスト】
吉永小百合、西田敏行、三浦友和、真行寺君枝、白石加代子、中村嘉葎雄、津川雅彦、丹波哲郎
【スタッフ】
企画:岡田裕介/矢部恒/和田徹
脚本:早坂曉
監督:出目昌伸
撮影:飯村雅彦
美術:中村州志
音楽:矢野誠
主題歌:夢さぐりー天国の駅(唄:吉永小百合)
【公開日】1984年6月公開
【スペック】
●映像特典
◆フォトギャラリー
◆予告篇
●ピクチャーレーベル
●ニュープリント・コンポーネントマスター
DCTD02394/3,000円(税込3,150円)/COLOR/本編134分/片面2層/1.主音声:モノラル/16:9LB
※上記価格は2008年11月1日(土)~2009年2月27日(金)までのキャンペーン料金です。キャンペーン終了後は、通常の価格となります。