2008年作、イギリス発チェンバー・フォーク。
クラシカルな楽器でアコースティックに美しく綴られた10曲、
男女のヴォーカル、3拍子のリズム、
遠くに鳥のさえずりも聞こえてくる・・・完璧です。
これは、米国のエスパーズと同じような音を狙って作ったとしか思えません。
が、狙っていようがいまいが、音楽は音楽であり、良いものは良いとしか言えません。
エスパーズとの違いはショアラインにはミニマルな響きがあり、ロックっぽさが薄い事。
トラッド臭もほとんどしないな・・・と思ったら最後の最後に
フィドルによるダンス・チューンが挿入されて、はっとさせられます。
残念ながらCDはすでに完売のようで、再プレスもない模様です。(2016年4月現在)
エスパーズの「The Weed Tree」もそうですが
こういう真に素晴らしい作品が廃盤とは・・・