2001年には来日も果し、そのド迫力の存在と声を披露した<ジプシーの女王>ことエスマ・レジェポーヴァ。ヨーロッパ最大のロマ・コミュニティのあるマケドニア・スコピエ出身。幼少時よりシンガー、ダンサー、女優としての才能を開花させ、10代で海外公演なども経験し、主演映画も多く作られ着実にスターとしてのキャリアを積み、以来600曲以上の録音と1万本以上のライヴを行ってきた。本盤でエスマは、泣き、笑い、怒り、悲しみ、など様々な感情を歌に込めブラスのインスト曲も挟みながら、全く衰えを感じさせない芸人の魂を震わせている。