バッキバキに歪んだベース。
ノイジーに且つメロディアスにかき鳴らされるリードとバッキングから成るツインギターのかっこいいリフ。
多重録音で響くフィードバックノイズ。
叩きまくりのアグレッシブなドラム。
そして、その中心にあるウィスパーヴォイスの激美メロディとそこから生まれるポップッセンス！
どの曲もドライブ感があってミドルテンポでさえも疾走感を伴うくらいのかっこよさ。
明らかに前作よりも遥かに素晴らしい作品です。

後半でちょいちょいゆったりな曲で休憩がはいりますが、冒頭から前半かなり飛ばしてくれています。
ということでどの曲にも魅力あり、聴き所ありでとりあえず捨て曲はほぼなしです。
ロッキンオンやスヌーザー、クロスビートのユーザーなら必ず聴くべきですね！

日本でも世界でももっと売れてもおかしくないバンドですね。
こういう貴重なバンドは配信とか借りるとかではなくちゃんとCDを買うことがこのバンドが次にまた名作を生み出す第一歩です。
ここまでの名曲を揃えるのは容易ではなかったはず。
しかりとリスペクとしてそして沢山広めよう！
フェスに来たら皆で行こう！

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あかちゃん

シンプルに、大胆に

2008年11月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

これは「化けた！！！」と驚いてもいいんではなかろうか。米国のシューゲイジング・ロックバンド/Longwaveの4thアルバムがかなりの好内容になっている。過去2作でそれぞれデイヴ・フリッドマン、ジョン・レッキー（Stone Roses、Radiohead、Kula Shaker）といった大物プロデューサーと組んでいた彼らだが、本作ではそのプロデュースにThe NationalやInterpol等を手掛けるピーター・カティスを迎えている。

純正のセンチメンタリズムと美しい浮遊感、白昼夢めいた昂揚を滲ませるメロディ・ラインが一体となって織り成す楽曲が大きな魅力のバンドだが、個人的にはこれまでどうも、そこへ素直に寄り掛かる部分が強過ぎるように聴こえ、どうにも一本調子というか、あと一つ突き抜け切れないという印象を持っていた。そこで本作だ。本作ではそうしたバンド本来の強みはそのままに、それこそ職人芸を思わせるような音の交合や意表を突く大胆な装飾が全編に渡って展開されており、夾雑の強みとでも言いたくなる力強い胎動が絶えず漲っている。つまりは、最高ってことなのだが。

Longwaveらしいイントロ・ギターの漣から、間髪入れず轟音ギターが炸裂する冒頭"Sirens In The Deep Sea"で軽ーく鳥肌。畳み掛けるように降りかかる天上の歌声とメロディアスなベースライン、頭ん中を駆け巡り昇り詰めていく轟音の調べで絶頂する。続く疾走系の"No Direction"にしても、合間合間で織り込まれる過剰なソロ・ギターが単調さを切り裂く塩梅で鳴り響き、加えてスパイス程度に投げかけられる音響的アプローチが実に自然に、次曲"Satellites"でのデジタリスティックなゲイザーサウンドへ橋を渡している。穏やかなサウンド・プールに落ち着くTr.4"The Devil And The Lair"ではラスト90秒で幻影のようなギターソロが烈しく踊り、作中唯一D.Fridmannがプロデュースを手掛ける"Life Is Wrong"での狂的に豊潤な音響マジックへと突入、ベースライン主導の渋い反復昂揚から、再び強烈な歪みを持ったギター・ソロが飛び出す"Eyes Like Headlights"、純度100％のシルキィなトレモロ/メロディが一面を埋める"I Don't Care"での暗い昂揚感、ここまでやってくれりゃ、1曲ぐらいこういう素朴な唄モノがあってもええわな、、、と思っていた矢先に最強の爆音が噴出する"Shining Hours"を通り越え、煌き反射する美メロがなんとも穏やかなタイトルトラックにて幕を引く。基本の展開はあくまでシンプルに、絶妙な色彩の足し引きで最後まで見事に魅せ切る本作はかなりの良作。驚いた。

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ミロとフィレンツェ

彼らのアルバムはハズレがない。　もっと注目されてもいいのでは⁉︎

2020年7月6日に日本でレビュー済み

彼らのアルバムはハズレがない。
1stの頃からこれはいいと思い、来日ライヴにも行きました。　　声のやや渋い感じからイメージできない、当時の若いvocal&ギターが暴れてる&いいパフォーマンスが印象的でした。

この1stの頃からの、若いながらにも渋さと安定さ、そして独自路線でしっかりブレることのないメロディはこのアルバムでもより健在で、

1stの轟音さとやや暗さ、2ndの明るさが入り混じり、丁度いいパワーアップを本当感じます。

ギターソロがいつになくカッコよく、ツインギターのリフも決まり、ベースの時なみ面白い音とドラムのリズムもパワーアップしています。　　リピート聞きする１枚です〜☆

2008年11月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

一曲目のギターの音で目が覚めます。
何かに目覚めたかのごとく押し寄せる音の波の心地よさがなんとも言えず、
楽曲そのもののレベルがどの曲も非常に高く、聴いていて飽きることがない。

今までの彼らのアルバムがところどころ光る楽曲はあったものの何かが欠けているような
（個人的にはプロデュースや音色の面でこれを感じていたと思います。）
彼らの魅力が引き出されていないのではと思うところがあったのですが、その点においても
今回はアルバムの構成要素（アートワークもいいですね。）やプロデュースがが上手くバンドと絡み合い、
良い効果を生んでいます。短すぎず、長過ぎずの聴きやすいトータルタイムもグッド。

聴いていて本当に音が曲がバンドが生き生きしていると思える彼らのベストアルバム。

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たけちゃん

これは最高！

2009年7月18日に日本でレビュー済み

FUJI ROCK'09に行くための予習。さぁ初日の午前は何を見ようかと名前からYouTubeで検索して
聞いてみたところ、「これは（・∀・）ｲｲ!!」となったわけである。そんな中奥さんがこのＣＤ
を買ってきた。初めて聞いて1回目からいいなと思えるのは余程のことである。好きなリズム、
好きなギターの音色、何かちょっと幻想的？んー　すごい厚い、どんよりとした曇の隙間から、
すごい綺麗な青空と光が見えた感じ・・・。ちょっとRED MARQUEE（インドア）で聞くのは勿体
無いなぁ・・・でも楽しみ。

自分は30代後半だが、こういったきっかけで新しく、自分の好きな音楽にめぐり合えるのはなん
とも嬉しいことだ。

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Brian Gruidl

finally!

2008年11月26日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

I have to admit, I love Longwave, but I thought their last few releases lost the momentum of The Strangest Things...There's a Fire almost felt like diet Longwave. The good news is that the boys are back...the bass is warm and fuzzy, pushing and driving the songs. The drums are almost overdriven, and the overall sound is more aggressive. The production really brings out the songs and lets them get in your face. Basically, this is the record I've been waiting for since The Strangest Things!

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Monash84

Best yet from one of New Yorks finest bands

2009年7月6日に英国でレビュー済み

Amazonで購入

After "There's a Fire", I wasn't sure what to expect with this cd. Fortunately, it is the best collection of songs by Longwave to date and their most consistent. Not a dud track here and plenty to get excited about. From the raw energy of "Sirens in the Deep Sea" and "I Don't Dare" to the intelligent and beautiful "It's True" and "Shining Hours", this is a small masterpiece with far more depth than their New York comntemporaries. And I love the fact that the cd finishes with a classic melodic track - "Secrets Are Sinister" will stay in your head long after the music ends. Buy it.

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Roland Reindl

Genialer eingängiger Gitarren-Rock

2009年2月27日にドイツでレビュー済み

Amazonで購入

Wer sind Coldplay? Wer sind U2? Hört Euch diese Cd an und ihr werdet wirklich eine ganz tolle gitarrenlastige Rock-Musik mit einem überragenden Sänger hören. Wunderbare Melodien und Refrains die sich sofort im Ohr festsetzen. Da kommen die beiden genanten Bands einfach nicht ran.
Ganz großes Kino.

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Nerd Alert

Best album in a great catalog from an amazing band.

2010年2月28日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

Truth be told, I've been a fan of Longwave for a very long time. I can honestly say this is their best album to date. That's saying a lot, since all of their albums have been great.

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Hamster Army

The last of Longwave for now?

2009年11月21日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

"Secrets" has it's moments, but too many of the tracks are a bit too predictable and mundane, and lost my interest fairly quickly. "The Devil And The Liar," "Life Is Wrong," and the title track are the highlights for me, and are as good as anything they've done. It's similiar to "There's A Fire" in that sense...a few really good songs, and the rest don't stick with you much, despite their best attempts.

I would highly recommend Steve Schiltz's new side/solo project, "Hurricane Bells." The CD name is "Tonight Is The Ghost," and there's also an extra song he did for the "New Moon" soundtrack, "Monsters," which is very good.

Longwave apparently played their last show in NY recently, or at least the last one for what may be a long time, according to their web site.

"Secrets" lacks the sonic ambience Longwave and Steve are known for, with the exception of the excellent songs mentioned above. As a result it's a bit disjointed, uninteresting and predictable, plodding along at times with songs going nowhere for half a minute, and the lyrics really don't have much to say.

"Hurricane Bells" really improves on this aspect of Longwave that I missed...that sonic, ambient sound and divergence, lyrics that are at least more interesting and thought out, fitting the songs better, and introducing some new instruments and creative spins that were lacking on Longawave's last two releases.

So download a few tracks from "Secrets," and look up Hurricane Bells on Myspace, and see what you think.

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Secrets Are Sinister

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