「閉じられた裸身」・・・意味深な題名ですが、ストーリー自体も断片的で割愛された部分が多く、細かい事は、よくわかりません。
※これから先は、この映画を見るつもりの人は読まないで下さい。ネタバレに近いものがあります。
男優のベンジャミン・ビオレーは、目付きが悪いし、ブ男ではないけれど、決して二枚目ではありません。なんで、この男がこの猜疑心の強い、したたかな女に惹かれるのか、意味がわかりません。
また、女優ソフィア役のローラ・スメットは、オッパイは綺麗だけど、顔は陰気でイマイチです。この女を命を張って助ける必要があるのか、疑問です。
疑問と言えば、かつての仲間がトニー(ベンジャミン・ビオレー)に「分け前をよこせ」と、無心に来るところ、何の金なのか、何で得た金なのか、よくわかりません。元兵士でありながら、誘拐した男を何故、殺さなかったのか、何故、殺すのを躊躇したのか、(顔を見られているのに)よくわかりません。なんで、誘拐する必要があったのかも。
ラストの三人で空港にいる場面も、あまりに、唐突すぎて、投げやりで、なんかフランス人自身の傲慢さを感んじます。