メンバーチェンジや脱退諸諸を経ての約3年半振りのミニアルバム2枚同時発売のうちの1枚。「リフや激しい曲にこだわったROCKアルバム」(フライヤー引用)の方。
以前はどこかノスタルジィな物語性と、少年性、青いいらだちのようなものが印象的だった。
今作も独特な物語を紡いでいる半面、リアルな今の実感が以前よりもダイレクトに表わされているように感じられた。(それは『向日葵』の方がより顕著か。)
説得力のあるボーカルだとは思っていたが、特に「(rain is)falling down」には驚いた。すごくボーカルに色気があり、感情を揺さぶられる。
<上がっていく風船に/祈ってる場合かよ/話してよ君の事を/頼ってよ ねえ>
…くらくらする(笑)
「FEVER」「アイヴィー」もおススメ。
テンションがあがって、知恵熱が出るくらいかっこいいアルバム。