隣の家の少女も視聴しましたが、アメリカンクライムの方が裁判などを交えて
話が進み、こちらの方が心理描写の理解がしやすく良く出来ています。
おそらく本当の事件はこれ以上悲惨なのものでしょう。
それは映画という娯楽の部類の為、見られる様に作られている為でもありますし、
この映画は過激な表現を求めてる為ではないからでしょう。。
その為、一部表現の規制、演出などがそのように見受けられました。
視聴して思ったのは、こういう事件が世の中にあったが、
私たちは今存在している事も、疑問を持たず多くが感謝せずに生きているという事だ。
私も今書いてて感謝しようと思っても明日になれば、忘れるかもしれない。
人間はなんとも怠慢な生物であると思う。
無論、それには前から気づいてはいましたが、また改めて気づかされました・・・。
善悪の教養も受けておらず、なぜ少女を虐げたのかも分からない子供達。
しつけだと言い張り過度の体罰を加えたりする親
見て見ぬ振りをする隣人
疑いもせずに娘を信用をする親
自分の子供を他人に預ける親
色々と反面教師として受け取れる部分がこの映画には多くあります。
それを知り私たちは何が出来るのか・・・。
今まで見た中でこれより重い映画は見た事無いです。
それは後味の悪いホラー映画のようなものではなく、
生まれた環境によっては、誰もが成りうる可能性があった現実的世界であるからでしょう。
そして私じゃなくて良かった・・・。と安心して考えてしまう自分への恐怖もあるかもしれません。
映画という娯楽ではなく、教養という部分で是非見て頂きたい映画だと思います。