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アメリカン・クライム [DVD]

3.7 5つ星のうち3.7 18個の評価

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登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4532318401539
  • メディア形式 ‏ : ‎ DVD-Video
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/26
  • 出演 ‏ : ‎ エレン・ペイジ
  • 販売元 ‏ : ‎ ビデオメーカー
  • ASIN ‏ : ‎ B001J231SQ
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 18個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
18グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年6月30日に日本でレビュー済み
隣の家の少女も視聴しましたが、アメリカンクライムの方が裁判などを交えて
話が進み、こちらの方が心理描写の理解がしやすく良く出来ています。

おそらく本当の事件はこれ以上悲惨なのものでしょう。
それは映画という娯楽の部類の為、見られる様に作られている為でもありますし、
この映画は過激な表現を求めてる為ではないからでしょう。。
その為、一部表現の規制、演出などがそのように見受けられました。

視聴して思ったのは、こういう事件が世の中にあったが、
私たちは今存在している事も、疑問を持たず多くが感謝せずに生きているという事だ。
私も今書いてて感謝しようと思っても明日になれば、忘れるかもしれない。
人間はなんとも怠慢な生物であると思う。
無論、それには前から気づいてはいましたが、また改めて気づかされました・・・。

善悪の教養も受けておらず、なぜ少女を虐げたのかも分からない子供達。
しつけだと言い張り過度の体罰を加えたりする親
見て見ぬ振りをする隣人
疑いもせずに娘を信用をする親
自分の子供を他人に預ける親
色々と反面教師として受け取れる部分がこの映画には多くあります。
それを知り私たちは何が出来るのか・・・。

今まで見た中でこれより重い映画は見た事無いです。
それは後味の悪いホラー映画のようなものではなく、
生まれた環境によっては、誰もが成りうる可能性があった現実的世界であるからでしょう。
そして私じゃなくて良かった・・・。と安心して考えてしまう自分への恐怖もあるかもしれません。

映画という娯楽ではなく、教養という部分で是非見て頂きたい映画だと思います。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特になし
2016年3月31日に日本でレビュー済み
「隣の家の少女」のモデルとなったバニシェフスキー事件を、公判記録を基に忠実に映像化しています。
この為か、シルヴィアへの悲惨な監禁虐待の様子(シルヴィア役は瑞々しいエレン・ペイジなので、演出は控えめながら無残さが際立つ)
と共に、生活が困窮して憔悴し、追い詰められていくガートルード夫人の姿もキャサリン・キーナーの熱演と共にしっかり描写されるので、
現実を徹底的に描く救いの無さに心が乾燥していく思いがしました。

ラスト近くでハリウッド的な見せ場があり、良かった…と思った先に残酷な光景を見せている演出には「これは現実に起こった事件なんだ」
と問いかける力があると感じました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年12月28日に日本でレビュー済み
エレン・ペイジが好きでみました。現代女性ではない役柄で新鮮でした。内容は実話がもとになったフィクションです。
実際はもっと酷い虐待だったんだろうなぁーとおもいました。他のキャストも良かったです。可もなく不可もない作品です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年10月31日に日本でレビュー済み
エレンペイジのファンで購入しました。
巡業の両親を持つ姉妹が友人宅に預けられるところから始まります。虐待の話。とは聞いていましたが実話だと言う事、こんなにも酷い人間がいるのかと悲しくなったのと同時に怒りを覚えました。預かってくれている家の母親は病気で薬を飲んでいる為、抑えが効かない。と自分で言っていましたが、今でいう精神障害みたいな感じでした。このように健全でない人間が普通の生活空間にいる事は罪にならないのか。と感じました。障害者を差別するな。と言いますが、その正常ではない者が何の罪も無い人間に何か危害を加えた場合、障害者だからと多少罪が軽くなるのは差別ではないのか。と疑問です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「隣の家の少女」がどうしても印象強く残ってたので、少し感情移入出来てないとこがあったけど こちらの方が、より「実話」と考えると 陰惨なところがしっかり描写されてるなぁ…と思いました。

残酷なシーンが少なかった事が、かえって 単なるホラーとかグロ系になるのを上手く防いでたし、何よりゾッとしたのが 冒頭で「発言は公判記録から引用」と書かれていたのに 法廷での質問に皆が「分かりません」と答えていた事。

皆がやってたから何となく自分も… で 済まされると思ってるのかと思うと腹が立ったし、「分からない」んじゃなくて「分かりたくない」だけなのでは?とも思いました。
集団心理にのまれる事が、見て見ぬふりや傍観者という立場に繋がる事、それが残酷な事件を招く事が すごくよく描かれていたと思います。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年2月19日に日本でレビュー済み
実際の事件に忠実に作られているだけに被害者のシルビアには助かって欲しかった。
悲しすぎる作品です。
2019年3月8日に日本でレビュー済み
映画版の「隣の家の少女」よりは、かなりオブラートな印象。虐待そのものよりも、貧困から虐待に走る人の心理描写が丁寧に描かれているので、あくまでも善か悪かに囚われず人間だから陥りやすい現実としては良い映画といえる。
虐待自体が生まれながらの悪人ばかりが、鬼のような存在ならば見る側としては納得しやすいが、本来は真逆の立場が生活苦から家庭内の密室で子どもに当たりやすくなる。という心理が多い。また「躾」=「罰」と考える思考も良くあるらしく、それ自体に罪悪感を持っても自らの過ちに正当化する事で、虐待をしている自身を保つのだろう。
この「アメリカン・クライム」は、そのような意味では虐待する側の心理を上手く伝えていると思う。
もともと貧困になりやすい環境で結婚し、夫は家庭よりも外にばかりで母親が孤立する。その環境で子沢山の上に生活費が回らなくなり、家庭内の不和が起こりやすい状況が出来上がる。そこへ他人の子を預かることで、生活費を貰い資金を稼ぐが、元々ギリギリの生活に子供が更に増えるという現実が追いつくと、あっという間に崩壊が始まる。
切っ掛けが実の子の問題だとしても、当然実の子よりも、他人の姉妹に罰を与える方が母親にとっては罪悪感を強く感じなくてすむ。
あるいは実の子を守るために、悪影響をする相手を凝らしているだけだという心理もあるかもしれないが、とにかく姉妹は標的にしやすい立場となるのだ。
冒頭から裁判のシーンと回想の繰り返しばかりだが、証言台の子ども達は皆一様に「分からない」と繰り返す。
回想シーンでは、暴力や悲鳴で見るのも辛くなる虐待シーンが多いわりには、虐待されたシンディの心理描写より、証言する場面から掘り起こす為か、取り巻きの心情の方が描かれがちで、いまいち煙のような掴みにくさがある。
これは虐待という事実が明るみになりにくいのは、グレーゾーンという部分があるからかもしれない。
つまり、実際の事件を通しながらも、グレーゾーンとなる人々の心理までもを描いた映画なのかもしれない。
ともあれいくら取り繕っても殴られ縛られ地下で体に文字まで彫られて亡くなった少女が居る限り、虐待と殺人の大罪からは逃れられないのだ。
ラストへ向かうまでの虐待をうけたシンディが実の親へ会いに行くというシーンがあるが、あれは製作サイドの報われない少女が唯一の望みを、せめて映画の中でだけでも叶えようとした意図なのかもしれない。
日本でも今現在、虐待事件は絶えない。
まるで終わりのない負の連鎖が、全て消えることはなくとも、映画と同じような少女を、これ以上犠牲にしてはいけない。
そして決して人間が完全なる悪人でもなければ、完全なる善人でもない。
映画版の「隣の家の少女」との違いは、少女の主観が強く強調されグロテスクな描写が連なり、少女を何とか救出しようとする少年の眼差しがストーリーを際立たせた。けれど「アメリカン・クライム」は虐待をする側に視点を置くために、人間という不完全さが、さらに貧困と孤立化した家庭内の現実が押し潰してくることを訴えている。
もしかすると、虐待を知る為に視聴を望むなら、「隣の家の少女」と合わせて映画を見ると良いかもしれない。
ただし「隣の家の少女」の虐待描写は「アメリカン・クライム」のようなオブラートさはまるでなく、場面によっては性虐待まで含まれているのでかなり生々しく壮絶といえる。よって「アメリカン・クライムでもトラウマになって辛い!」って方はは無理して見ない方をオススメします。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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