これこそがロックの真実!!
カリスマ・アーティスト、ルー・リードによる、
愛とドラッグ、そして暴力に彩られた背徳の物語。30年の時間を超えて甦る伝説――ジュリアン・シュナーベルが圧倒的映像+音+感動体験を完全収録。究極ロック・ドキュメントの誕生!
ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門/トロント国際映画祭出品作品。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退後ソロ・アーティストとしてのキャリアのピークを迎えようとしていたルー・リードは、1973年、バイセクシャル、ドラッグ、暴力に彩られた背徳の愛の物語を描いたアルバム「ベルリン」を発表。
東西に分断されたベルリンの夜を、男女の無限の夜へと置き換えた小説のごとき内容に聞き手はショックを受けた。
登場人物は娼婦キャロラインとジム、そして語り手である“俺”。キャロラインは、暴力的扱いを受けながらも恋人の元を離れる事ができない。
俺は、ジムに欲望を感じながらもキャロラインと屈折した愛情を育む。ジャンキーである彼らが
体験する底知れなく“暗い感覚”。やがて、キャロラインは、俺との間に生まれた子供を母親不適格者という理由で取り上げられ、絶望の中で自ら手首を斬る事で命を絶つ・・。
一部批評家の賞賛を得ながらも商業的には失敗し、ルー・リード自身、「ベルリン」に収録された楽曲をステージで演奏する事は、その後なかった。
しかし、2006年、真冬のニューヨークにて、33年の年月を経て、その伝説が再現された!!
5日間に渡りルー・リードは「ベルリン」の全曲ライブ・パフォーマンスを敢行。画家としてのみならず『潜水服は蝶の夢を見る』でカンヌ国際映画祭、ゴールデングローブ賞で最優秀監督賞を受賞し、映画作家としても高い評価を得るジュリアン・シュナーベルが、その独特の世界を再現すべくステージセットを担当。
そして、自らの手でそのライブの模様をキャメラで捉えた。
★アウターケース付・デジパック仕様・ブックレット付
★劇場用予告編 / アメリカ版・日本版 収録
★特典映像:"Spectacle: Elvis Costello with Lou Reed and Julian Schnabel" (約4分)<ルー・リードとジュリアン・シュナーベル監督がエルヴィス・コステロの番組に出演した時の模様>
★演奏曲
*ベルリン*レディ・デイ*富豪の息子*キャロラインのはなし〈1〉*暗い感覚*オー・ジム*キャロラインのはなし〈2〉*子供たち*ベッド
*悲しみの歌
(以上、アルバム「ベルリン」より)
*キャンディ・セッズ*ロック・メヌエット*スイート・ジェーン
※仕様・内容は変更する場合があります。