【本編(89分)】
名人戦について、トップクラスの実力差は紙一重、現代と昔の将棋の違い、勝負を分けるものとは、七冠制覇のとき、一冠のみになったとき、多忙であることの意義、七冠のころと今を比べて、一生懸命であること、答えのない場面に個性は出る、冒険的な手を指す、将棋との出会い、プロを目指す、将棋観を変えた対局、コンピューターと人間との対戦、コンピューター世代について、100年後へのメッセージ
【特典映像:未放送分インタビュー(16分)】
棋士・森内俊之さんについて、"ひらめき"について、将棋以外の活動から受ける刺激、100年後の将棋
話の内容は「
決断力
」「
勝ち続ける力
」等の著書でお馴染となりつつありますが、羽生さんがご自身の言葉で真摯に語る様子を映像で見ると、やっぱり良い刺激を受けますね。特に"ひらめき"について語るところは面白いです。実際に"ひらめく"時にはどんな感じなのかについて、羽生さんのイメージで言語化されておられます。要するに「着眼大局、着手小局」における"大局"の捉え方がポイントになるわけですが、"カメラの写真撮影"や"ジグソーパズル"等の例えで羽生流に表現しています(※)。そして本当の才能は"継続すること"(地道に着実に一歩一歩進み続けられること)という言葉に元気づけられました。継続するために常に"意外性"を意識し愉しむこと。きっと"ひらめき"もそこから生まれるんですね!
「冒険的な手を指す」意義について語る際「目先のリスクを避けることは将来のリスクを高めることになる」と仰いましたが、人生の"局面"における「着眼大局、着手小局」の現れですね。人間力と才能の関係性について考えが深まりました。
(※)羽生さんは日本語の使い手としても"名人"ですね。言語化能力の重要性は「
上達の法則
」(岡本浩一)でも論じられていることですが、羽生さんはその良い実例ですね。
100年インタビュー 羽生善治 [DVD]
41パーセントの割引で¥2,156 -41% ¥2,156 税込
参考価格: ¥3,675 参考価格: ¥3,675¥3,675
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フォーマット | ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | 羽生善治 |
稼働時間 | 1 時間 35 分 |
メーカーによる説明
100年インタビュー 山田洋次 [DVD] | 100年インタビュー 羽生善治 [DVD] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
2
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5つ星のうち3.9
6
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価格 | ¥3,469¥3,469 | ¥2,156¥2,156 |
製品仕様 | DVD | DVD |
発売日 | 2009/2/27 | 2009/2/27 |
商品の説明
各界の一流のプロの半生を、インタビュー形式で解き明かす人物ドキュメント!。
100年後の視聴者の心にも届く珠玉のことばを語ってもらう。
21世紀の今、時代を作り上げる人々の声に耳を傾け、彼らの思いと夢に迫る「100年インタビュー」。100年たっても色あせない、100年後の日本人にも見てもらいたい、という願いをこめた大型インタビュー番組をDVD化。その人の経験に基づく人生哲学、苦悩、挫折、今をどう生きているのか?何をめざしているのか?次の世代へのメッセージなどを、各界のエキスパートに聞く。
この番組は、アナウンサーとゲストとの真剣勝負。アナウンサーは、90分かけ、どこまでゲストに迫ることができるのか。スタジオに設置される200インチの大型プロジェクターやハイテク・クレーンを活用した映像も見どころ。
出演:羽生善治
聞き手:坪倉善彦アナウンサー
【内容】
プロ棋士・羽生善治。中学生の時にプロデビューし、96年に7大タイトルを全て独占。その後、1冠のみとなるも、再び4冠まで奪取し波に乗っている。およそ150人がしのぎを削るプロ棋士の世界で、常にトップクラスを維持し、終盤に繰り出す妙手は「羽生マジック」とも言われる。羽生は、情報化時代における将棋で勝敗を分けるのは「人間力」であると話す。どうやって人間力を高め、「勝つ頭脳」はどう決断しているのか?今「最強の棋士」に、将棋への向き合い方、情報化時代を生き抜く知恵、未来へのメッセージを聞く。
○2008年放送
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988066163395
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 1 時間 35 分
- 発売日 : 2009/2/27
- 出演 : 羽生善治
- 販売元 : NHKエンタープライズ
- ASIN : B001MIMBY2
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 140,573位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,873位ドキュメンタリー (DVD)
- - 3,284位ホビー・実用 (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月14日に日本でレビュー済み
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2022年11月18日に日本でレビュー済み
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羽生がある時から急速に勝てなくなった。年齢からくる衰えだけでなく、コンピューターと共存する現代将棋に適合しきれていないことも、勝てなくなった理由であろう。しかし、タイトル獲得99期と100期を目の前に足踏みし、このままタイトルは取れない気配が濃厚である。あえてこの時期に、第一人者であった頃の羽生のインタビューを聞くことに意義があると感じて鑑賞した。
改めて感じたことは、羽生の話の面白さと聞き手の聞き上手さであった。常に新しいことを取り入れようとする積極的な姿勢は素晴らしく、コンピューターとの付き合い方に慣れてくれば、また高い勝率をあげられるかもしれないと感じた。なぜなら、渡辺名人がコンピューターとの付き合い方に素早く適合した前例もあり、羽生にも可能ではないかと思えたからである。
羽生が将棋史上最強であるかという点は、羽生の今後にかかっており、大山十五世名人との比較が大変興味深い。
改めて感じたことは、羽生の話の面白さと聞き手の聞き上手さであった。常に新しいことを取り入れようとする積極的な姿勢は素晴らしく、コンピューターとの付き合い方に慣れてくれば、また高い勝率をあげられるかもしれないと感じた。なぜなら、渡辺名人がコンピューターとの付き合い方に素早く適合した前例もあり、羽生にも可能ではないかと思えたからである。
羽生が将棋史上最強であるかという点は、羽生の今後にかかっており、大山十五世名人との比較が大変興味深い。
2014年1月14日に日本でレビュー済み
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ちょっと司会のアナウンサーと噛み合ってない印象があり、せっかくの企画なのにもったいない気がした。羽生さんの魅力を最大限に引き出せていないのが残念。ただし、普段将棋に触れる機会の少ない人にはある程度将棋界と棋士の思考について理解が広がるとは思います。
2009年9月23日に日本でレビュー済み
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このインタビューは、羽生さんの考え方や、日常の思考法が随所にでていて、すごく参考になります。
天才といわれる方が、私たちとどこが違うのかがうかがえる。
ほんのちょっとした思考の違いなどが、なるほど!と、自分の人生でも使えそうか気がしました。
天才といわれる方が、私たちとどこが違うのかがうかがえる。
ほんのちょっとした思考の違いなどが、なるほど!と、自分の人生でも使えそうか気がしました。