パコと魔法の絵本 [DVD]
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商品の説明
内容紹介
子供は笑って大人は泣ける
爆笑&号泣の虹色感動エンターテインメント
【ストーリー】
舞台はちょっと変わった人たちが集まっている、とある病院。中でもわがまま放題のクソジジイ・大貫は病院中の嫌われ者。そんな大貫がある日パコという名の女の子と出会います。パコは同じ絵本を毎日楽しそうに読んでる女の子。ところが、大貫はそんな天使のような女の子まで自分の勘違いでぶってしまいます。でも、翌日になるとパコはケロっとした顔でまた大貫に近づいてきます。実はパコは記憶が1日しかもたない女の子だったのです。だから、大貫にぶたれたことも忘れてたのです。それを知った大貫はさすがに反省し、パコに誤ろうとそのほっぺに触れた時、驚くべきことが起こります。
「おじさん、昨日もパコのほっぺに触ったよね?」
昨日のことを覚えていないはずのパコが大貫のことを覚えていたのです。しかも、触ったんじゃなくて、ぶったというのに。そこから大貫は自分の人生を反省し、パコのために何かしてあげられないかと思い始め、あることを思いつきます。それは、病院のみんなでパコが読んでる絵本のお芝居をしてあげること。そして、いよいよワクワクドキドキのお芝居が始まりますが、実はそこにはある運命が回り始めてるのでした・・・。
【キャスト】
役所広司
アヤカ・ウィルソン
妻夫木 聡 土屋アンナ 阿部サダヲ 加瀬 亮 小池栄子 劇団ひとり 山内圭哉 / 國村 隼・上川隆也
すべてのユーザーが楽しめる!バリアフリーDVD仕様!!
本DVDは、視聴覚障碍を持つ方に『パコと魔法の絵本』を楽しんでいただける音声(本編音声+場面説明音声)や
字幕(セリフ字幕+場面説明字幕)を収録しています。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が、3DフルCG映像をふんだんに取り入れた奇想天外なハートウォーミングファンタジー。記憶が1日しかもたない女の子・パコのため、一風変わった大人たちが“忘れられない思い出”を残そうと奮闘する。通常版。
内容(「Oricon」データベースより)
ちょっと変わった人々が集まった病院を舞台に、わがまま放題のジジイと、記憶が1日しかもたない少女が出会ったことから起こる感動の物語。病院中で嫌われ者のジジイ・大貫は、同じ絵本を毎日楽しそうに読んでいる少女パコと出会うが、自分の勘違いで彼女をぶってしまう。しかし、翌日になると彼女はケロっとした顔で大貫に近づいてくる。彼女の記憶が1日しかもたないことを知った大貫は…。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19.2 x 13.8 x 1.6 cm; 82 g
- EAN : 4571283020963
- 監督 : 中島哲也
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 45 分
- 発売日 : 2009/3/6
- 出演 : 役所広司, アヤカ・ウィルソン, 妻夫木聡, 土屋アンナ, 阿部サダヲ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : デスペラード
- ASIN : B001MYRNY4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,417位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 21位日本のファンタジー映画
- - 517位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
未だかつてここまで情報量の多い映画は見たことない!
演劇、アニメ、3D、音楽、影、オマージュetc…
統一性のないものの塊なのに何故かしっくりくる背景、人物。
気を抜けば出てくるガンダムの頭部、エヴァ、銀河鉄道999の小物類……一瞬しか出てこないが、それらにどこまで気付けるか…!
俳優の小ネタも面白かったが、これらは本編と全く関係ない。
肝心の本編だが、これがまた面白い! こんなにとっちらかってるのに話の核はブレずにしっかりしてる。
そればかりかサブキャラのストーリーまでしっかり描かれ、伏線も回収されている。これを考えた人達は天才の集まりだ! ギャグも面白かったし、何かしらのツボに入った。
Amazonのレビューに「泣ける」とあったので尻込みしていたが、泣きたくない人でも耐えられ、感動系で泣けないという人でも泣かなくても泣いても普通! という程が保てる。
感想が、泣けたでも笑えたでも、変だった! でも「だよね〜!」と共感できる作品は稀ではないだろうか?
俳優の演技も勿論素晴らしいながら、映像の創作性、手作りの物まで何から何まで凝っている。
これが本当に11年前の映画だろうか?
何年先でも通じ、その道にいる人に新たな気付きや工夫を感じさせる事に間違いないだろう。
さらっと流してしまった俳優の演技だが、文句のつけようがないほど素晴らしかった!
俳優というより舞台役者、という方が合っているかもしれないが、映画の中で俳優になったり舞台役者に切り替わったり、大変忙しい役柄にも関わらず、俳優それぞれが見事にそれを演じ切っていた事に驚きを隠せない。
衣装が凄く個性的で、その役柄の象徴的な衣装をさらにイメージで誇張してるような派手な衣装。キラキラだったり、床まで引きづるローブだったり。具現化しているのは珍しい。
けれどそれらの衣装に負ける事のない、決して衣装に誤魔化されている演技ではなかった。
すごい…すごい、の一言に尽きる。
撮影に使われる道具も自然に映画のストーリー内に使われ、愛着あるだろうなぁと、この案を考えた人達の熱い想いが伝わってきた。
映画に登場する仕掛け絵本は「パコと魔法の絵本」と検索すると出て来る。映画とほぼ同時に発売されたようだが、本の方が4日早い。映画の為に作られた本なのか、本の為に作られた映画なのか、考えるのもまた楽しい。
私はAmazonレビュー評価を星5じゃ足りないほど星をつけたい。
人生の中で出会う作品の中で、記憶に残りまた見たいと思う作品は数少ないが、こちらの作品は私の中に必ず残る。
色々知っている今見てよかった。
もう少し生きてもう一度見たら、違う気付きができそうだ。
本当に素晴らしかった!
創った人たちに感謝!!
監督への信頼のもと見進めていったところ、やはり期待通り。
ストーリーは難病モノ、はみ出し者たちからの生き方への疑問の投げかけ、
というベタなものですが、絵本、CG、舞台的演出で
それも成り立ってしまう、映画の妙を見ました。
以下、ネタバレします。
で、内容は演劇がモトネタらしいので、非常にトリッキー。超ハイテンションなおふざけ演技を何度も何度もやってくれますし、映画のテーマをシリアスな表情のキャラが何回も何回もしゃべってくれます。
そして、タイトルにある「パコ」ちゃんに、意外なほど活躍の場はありません。
なぜなら、パコちゃんはドクター地獄みたいな大会社の社長、大貫としか深い交流はなく、病院にいる患者たちはパコちゃんの関係のないところで独自に心の救いを得るからです。
メインストーリーは、傍若無人で情緒不安定なサディストの権力者、大貫がパコちゃんという不幸でか弱い純粋無垢な存在を認識し、改心するというものですが、その際に突き付けられるメッセージは、「強いものは常に周囲を傷つけずにはおかない。だから強いことは悪いことであり、弱いことこそが尊いのだ」というものです。
こ、これは・・・完全にルサンチマンの理論ですよね。
思えば、病院に収容されている人間は、大貫を除けば社会不適合者ばかり。社会的には弱者に属する人間たちです。ですが、病院の中では、彼らは大貫より優れているのです。なぜなら、彼らを助けるのはパコちゃんではないからです。
パコちゃんはルサンチマン社会の中では至高の存在であり、彼女でしか助けることができない大貫とは、それほどまでに終わっている、底辺の存在である、という理屈なのです。
つまり、大貫という強者がパコちゃんと言う神の使いに諭されて動揺し、後悔するありさまを、生暖かく見守る話なんですね。誰が見守るのか? もちろん弱者です。それは病院の患者であり、そして、あなたやわたし、つまり観客です。
大貫を改心させる役割が終わったパコちゃんは、物語から唐突に消えます。彼女は大貫の人生におけるデウス・エクス・マーキナーでもあったわけです。
ちなみに、この映画はギャグがいまいち・・・みたいな評価も良く聞きますが、きっとそれはコメディとして挿入しているシーンが、その場限りのおふざけ演技でしかないことに起因しているのではないかと。そういえば、くりぃむしちゅーの上田慎也さんが、昔の自分を回想して、悪ふざけするのが面白いことだ、と勘違いしていた、と語っていたことを思い出しました。
今回久しぶりに観ようと思い観ましたが
涙が止まりませんでした。
ほんとにこの映画大好きです。
美しくサイケデリックな色使いにすっかり見入ってしまいました。
何より内容が素晴らしい。
あんなに全力でふざけながらこちらも笑いながら命について人生について考えさせられる作品は中々ありません。
キャストも素晴らしかったです。
レビューなんて書いたことなかったけど、いてもたってもいられずに書きました。
本当にいい作品。びっくりしました。