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スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray]
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フォーマット | ワイドスクリーン, ドルビー, 色, Blu-ray, DTS Stereo |
コントリビュータ | 菊地凛子, 栗山千明, 谷原章介, 押井 守, 加瀬 亮 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 2 分 |
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メーカーによる説明
スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray] | スカイ・クロラ [DVD] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
290
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5つ星のうち4.3
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価格 | ¥6,871¥6,871 | ¥4,116¥4,116 |
製品仕様 | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2009/2/25 | 2009/2/25 |
商品の説明
『スカイ・クロラ』
押井 守 全面監修
Blu‐ray 2009 年2 月25 日発売!
最高級スペックによるハイ・クオリティーな映像/サウンド世界を体感。
<本編ブルーレイ (通常版)>
本編122 分/片面・二層/AVC/16:9 1080 p High Definition/音声:ドルビーTrueHD(6.1ch)、DTS-HD Master Audio(6.1ch)
★字幕:劇場公開時字幕、日本語字幕
★劇場用予告編収録
★作画監督・西尾鉄也による描き下ろしリバーシブル・ジャケット付(ジャケットの裏に掲載)
<スタッフ>
菊地凛子 加瀬 亮 谷原章介 栗山千明
原作/森 博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ(中央公論新社刊)
監督/押井 守 脚本/伊藤ちひろ 音楽/川井憲次
主題歌/綾香「今夜も星に抱かれて…」(ワーナーミュージック・ジャパン)
製作プロデューサー/奥田誠治・石川光久 プロデューサー/石井明彦
演出/西久保利彦 キャラクターデザイナー・作画監督/西尾鉄也 美術監督/永井一男
メカニックデザイナー/竹内敦志 レイアウト設定/渡部 隆 色彩設定/遊佐久美子
ビジュアルエフェクツ/江面 久 CGIスーパーバイザー/林 弘幸 CGI制作/POLYGON PICTURES
サウンドデザイナー/Randy Thom・Tom Myers 音楽監督/若林和弘 整音/井上秀司
製作/「スカイ・クロラ」製作委員会 制作/プロダクションI.G 配給/ワーナー・ブラザース映画
(C) 2008 森 博嗣「スカイ・クロラ」製作委員会
※仕様・内容は変更する場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 17 x 13.6 x 1.4 cm; 90.72 g
- EAN : 4988021710145
- 監督 : 押井 守
- メディア形式 : ワイドスクリーン, ドルビー, 色, Blu-ray, DTS Stereo
- 時間 : 2 時間 2 分
- 発売日 : 2009/2/25
- 出演 : 菊地凛子, 加瀬 亮, 谷原章介, 栗山千明
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 6.1 EX)
- 販売元 : VAP,INC(VAP)(D)
- ASIN : B001NAW2N4
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 36,639位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
今は観れないので、買うことが出来て
満足しています。
「茄子 アンダルシア シリーズ」も欲しいです。
何が面白いのか、初見のときは分からずに途中で台所に立った。音だけ聴いていれば良いと思ったら、音がしない。映像だけが流れていた。
2回目観て、なんだ、そういうことかを分かった時に、この作品の面白さがちょっとだけ分かった。
美しい空の上にある戦争。
暗く沈んだ地表にある平和。
そのあいだを延々行き来する子供。地表で傍観する大人。
変な映画。
なんでこんな架空の世界とよく似た現実を見せられているのか。ウクライナと日本。
今が空想の世界なら良かった と思うことをほら見たことかと言い放たれれた。そんな気分だ。
22年12月追記
本当に凄惨な戦争が続いていても、殺される恐怖がない人間は、自分たちの明日を心配するのが精一杯で、それに一生懸命だと分かった。
まあ、この国では為政者が平和を演出しているので仕方がないのかも知れないが。
稼いでいるだけの、大半の思考レヴェルが小学生くらいで止まっているお歴々は除外される
でしょう。通過儀礼というのがありますが、必ずどの文化でも日常から目眩く非日常のカオス
へと飛翔し、死にかけるような体験をしつつも、物事の見方が変わって―何が人生で本質的で
何が本質的でないかを見通せる眼力を身に付けて―日常に再着陸するパターンが踏襲されて
いるらしいです。本作のキルドレも、その通過儀礼を経ることなく、<子供のまま>生き続
ける、現代の大半の実存のメタファーなのではないかと思いました。物理現実の戦闘には偶然
も関与すると思いますが、喩え話として、非日常の世界を知って、それを認識に落とし込んだ
大人には、日常の、その世界だけしか生きたことのない彼らには何故そこに永遠に留まって
いてはならないかが分からない―函南の独白が示唆的だが―子供では、抽象度の高い経験情報
の有無で絶対に勝てないというのは考えれば当たり前のことです。函南という、日常に嵌って
しまっている実存を、乗り越えるべき対象として描いているからこそ、彼がティーチャーに
撃破されるシーンには凄絶といえる程の享楽があるのでしょう。
以上が表層から読み取れる内容なのですが、押井監督自身は、自分は同じ所を回り続けていると
いった旨の発言をしていますし、自分の言っていることに本気になったら終わりとも発言して
いる部分が本作の複雑な処です。大人に本当に到達しようとすると不毛な陥穽が潜んでいること
に監督は自覚的でしょう。大人というのは、到達不能性を孕んだ理念的な対象なのです。
W大学の講演で若い人に観てもらいたいといっていましたから
若い感性に振ったのかなと。イノセンスアブソリュートの対談を見ましょう。
しかし多分、ルーチン的に繰り返される平凡な日常の甘美さと危うさが分かるのは
オッサンになってからかなあと。
声優が主役二人だけ薄っぺらいの理由は作品のテーマから読み取りましょう。
ハリウッドの高額オファーを脚本が気に入らないからヤラナイ!と蹴った人が
話題づくりのために声当て役を選びはしません。
ハダリのような人形的な人の描き方も「キルドレ」というテーマに結びつくので、
何回も見て意味とテーマがわかると思います。
ちなみに押井さんの作品では機械と人形は「まばたき」を一切しないルールがあります。
キルドレたちはどちらか確認してみましょう。
分からないから見ないという評価より『なぜ?』を『自分なりに納得』へ変える作業が
自分の映画に求められることと監督も話しています。
そしてテーマのための無駄なシーン、レイアウトは一切ないはずなので
すべてのカットとシーンを繰り返し見ることになるのですが
画と音の圧倒的な情報量の濃さのおかげで繰り返し見ていても
飽きの来ない仕様となっています。そのため5pt。dts 6.1chの環境です。
ただしこれを監督が好き勝手やった『イノセンス』と比べると
沖浦さんは作画監督してないわ、お得意の電脳的CGは出てこないわ、
やや監督らしくないつくりです。なので本来なら-1ptなのですが
『イノセンス』の敷居が高すぎて解ろうとする人のほうが少ないという有様なので
わかりやすい作品ということで+1pt.差し引きゼロ。
ショーとしての戦争、ショーとしての映画 という観点
空の雲の流れ、道路の流れ、映画全体時間の流れ という観点
カメラが定点なのか、パンしているのか、レンズは広角か という観点
つまり映画の内部と映画自体のメタレベルの比較をしても合理的に作られています。
そういう点でもショーとしての映画、エンターテイン=持続 ということに関して
こだわりを貫いている作品といえます。
以下、ネタバレを含みます。
この作品の醍醐味は、「噛み合わない会話」、「見つめ合わない視線です」。
戦闘機のCGシーンを除いて、カメラはほぼ固定でカットの切り替えによって、世界を切り取っていきます。
スイトがボーリングの玉をピンからわざと外すことが象徴するように、
すべての質問にはごまかしの回答しか用意されていません。
キルドレも世界も、そこでの生活も、すれ違いという意味での虚構です。
ミツヤが、目の前の主人公の名前を上げて、その人がここにいるかを聞いたとき、
主人公は「いると思うよ」、と答えミツヤに再度の問いに対してそれが自分だと最初から答えなかったのは
「聞かれなかったから」と答えます。
しかし唯一、会話が成立するシーンがあります。
主人公の真実を問い詰める問いに対して、素子がただただ「ええ」と繰り返すだけのシーンです。
作られた世界の現実に、つまりループする日常への麻痺から自分の押さえ込んでいた感情に、気がつくシーン。
この後初めてカメラが大きくパンし、主人公に抱きしめられて、
終始能面のようままであった顔の素子が涙でくしゃくしゃになります。
ここで初めて映画のすべての線がつなぎ合わせられ、
それまでの時間がこの瞬間のために存在していたことがわかります。
いつもながら監督の構成力は素晴らしいものです。
若手脚本家もよい仕事をしていますね。