日本は【意味無く】残酷描写が…って製作する団体がいますよね。
『ギニービッグ』が代表的で一時オリジナルビデオ辺りで【制作者は此れが遣りたい為だけにこの映画を撮った】というのが流行った時期がありました。
此れは恐らく目の玉を剃刀で切り裂くシーンが遣りたかったんでしょうね。
此れなら、まだイタリアのルチオ・フルチ監督『サンゲリア』、医師の妻の目串刺しの方が痛そうでした。
演出や場面を積み上げて…残酷シーンに恐怖感や嫌悪感を感じるモノなんですね。
この作品の様にただ並べ立てられても前後の雑な演出や意味の判らない展開の苛立ちの方が極めて大きく、稚拙なゴアシーンが尚一層詰まらなく観えてしまうだけだったのです。
特集効果シーンがご自慢の様ですが、もっと古い外国製スプラッターやらスラッシャー映画で工夫を凝らしたモノが山ほどありこんな稚拙極まりないモノで自慢されても迷惑です。