内容紹介
衝撃のライブ録音。 スタンディング・パーティーとシッティング・コンサートの両方を収録。 トーキョーの夜を切り裂く電子音とアコースティックジャズの化学反応。 2008年7月17、18日の渋谷DUO music EXCHANGE と9月1日赤坂BLITZ のライブから選りすぐりのテイクを収録。菊地成孔、類家心平の火の出るようなアドリブ・ソロの応酬や、ますます冴え渡るパードン木村によるライブ・エフェクト、坪口昌恭、鈴木正人、本田珠也からなるリズムセクションの強烈なドライブ感など、ライブならではの臨場感を完全パッケージ!スタジオ収録+事後編集というコンピューター内で、クール且つ精緻に制作されたオリジナル盤2作を、見事に再現した衝撃のライブアルバム。 菊地成孔(Tenor Sax) 坪口昌恭(Piano, Kaoss Pad) パードン木村(Real Time Dub Effects) 類家心平(Trumpet) 鈴木正人(Bass) 本田珠也(Drums)
アーティストについて
TBSラジオ「粋な夜電波」のDJとして注目を集めるアーティスト/プロデューサー。 アバンギャルド・ジャズからクラブシーンまでを熱狂させる鬼才。1984年プロデ ビュー後、山下洋輔グループなどを経て、 「デートコース・ペンタゴン・ロイヤル ガーデン」「スパンクハッピー」といったプロジェクトを立ち上げる。2004年にジャ ズ回帰宣言をし、ソロ・アルバム「デギュスタシオン・ア・ジャズ」、「南米のエリ ザベス・テイラー」を発表。2006年7月にUA×菊地成孔名義で発表したスタンダー ド・ジャズ・アルバム「cure jazz」が大ヒット。2007年12月には初のBunkamuraオー チャードホール公演を成功させた。2008年からは黄金クインテット時代のマイルス・ デイビスにインスパイアされた菊地成孔ダブ・セクステット、菊地成孔とアコース ティク・チェンバージャズオーケスラである、ペペ・トルメント・アスカラールで活 動中。2009年、いまや伝説と化した雨の野音でDCPRGを再結成する。2011年には、 ジャズの名門レーベル、Impulse! と契約、またキップ・ハンラハンとブルーノート 東京でコラボレーションするなど活動の視線は海外に広がりつつある。最新アルバム は菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール「NEW YORK HELL SONIC BALLET」 (ewe) 、DCPRG「ALTER WAR IN TOKYO」、「SECOND REPORT FROM IRON MAOUNTAIN」 (impulse)。 音楽講師としては私塾「ペンギン音楽大学」を主宰するほか、映画美学 校でも教鞭を執り、さらに、2005年まで東京大学教養学部の非常勤講師を務め、2006 年国立音楽大学非常勤講師、2007年東京藝術大学講師、2008年からは慶応義塾大学で 講師を務める。また、驚異的な博識と饒舌な文体で、エッセイストとしても高い評価 を受け、音楽雑誌、ファッション雑誌、文芸誌など、多彩な媒体で活躍中。現在日本 テレビでOA中の『LUPIN THE THIRD ~峰不二子という女』の音楽を手がける。