今までのCDのマイルスは、音に迫力なくて聴かなくなったが、コレは迫力ある音で、何回も聴いてしまう。
しかもモノとステレオ2枚組は聴き比べできてオトク
サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム [Blu-spec CD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2023/11/22
"もう一度試してください。" | 特典なし | ¥1,844 | — |
CD, CD, 2013/9/11
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥1,901 | ¥880 |
CD, Hybrid SACD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2007/10/24
"もう一度試してください。" | Hybrid SACD, オリジナルレコーディングのリマスター | ¥2,376 | — |
CD, 1996/12/12
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| ¥4,990 | ¥380 |
CD, 1986/10/21
"もう一度試してください。" | [CD, 1986/10/21] |
—
| — | ¥500 |
CD, 1990/4/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥693 |
CD, 限定版, 2009/3/25
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥1,100 |
CD, 限定版, 2006/9/27
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥1,300 |
CD, SACD, 2000/6/7
"もう一度試してください。" | SACD |
—
| — | ¥5,580 |
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曲目リスト
1 | サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム |
2 | オールド・フォークス |
3 | プフランシング |
4 | ドラッド・ドッグ |
5 | テオ |
6 | アイ・ソート・アバウト・ユー |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの共演が最後となったアルバム。曲目はスタンダードながら、緊張感のあるコルトレーンのソロプレイ、歌心溢れるウイントン・ケリーのピアノが光る人気盤。 (C)RS
登録情報
- 梱包サイズ : 14.4 x 12.6 x 1 cm; 92.42 g
- メーカー : ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- EAN : 4547366044591
- 時間 : 42 分
- レーベル : ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- ASIN : B001QL356S
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 524,724位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 567位ディスクプレーヤー・レコーダー
- - 49,747位ジャズ・フュージョン (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
4 星
ヘッドホン派にとって、ヒスノイズの発生しない当86年 32DP 525 盤はMade in Japan の誇り。
曲によっては微少の瞬間ドロップアウトが認められるが、ヘッドホン鑑賞時に然程神経質になる事もなかろう。後年の、キンキン刺々しい厚化粧マスタリングみたいにストレスを溜め込む心配のない奥ゆかしいトランスファーを堪能。CBS/SONY社の各種32DP盤は、Made in Japan の誇り。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
緊張感ばかりでなくたまには息抜きもと、そんな思いで購入したのだが、なんと失礼だったことか。届いてすぐ少し大きめの音で聴いたのだが、トランペット・ミュートの響きが、胸の裡にじんわり沁みわたっていくような、とても心地よい世界に一気に引きずり込まれた。サックスもピアノも、ベースもドラムも、アルバムの世界観をしっかり彩っている。この先何度も聴きたくなるだろう。手放せない一枚になりそうだ。
2024年1月25日に日本でレビュー済み
2007年のソニーのハイブリッドSACDと1999年のソニーのシンシグルレイヤーSACDを所有。シングルレイヤーは目の前で聴いている肉厚のある音。ハイブリッドSACDは
ホールでコンサートを聴いてるような感じ。疲れている時はハイブリッドSACDを聴くだろう。SACDの音質を左右するのはマスタリング。自分が好きなサウンドを選べばよいと思う。ちなみにラウンド・アバウト・ミッドナイトのソニーのシングルレイヤーSACDとハイブリッドSACDも同じ傾向だった。
ホールでコンサートを聴いてるような感じ。疲れている時はハイブリッドSACDを聴くだろう。SACDの音質を左右するのはマスタリング。自分が好きなサウンドを選べばよいと思う。ちなみにラウンド・アバウト・ミッドナイトのソニーのシングルレイヤーSACDとハイブリッドSACDも同じ傾向だった。
2023年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイルスのミュートトランペットの良さが伝わる演奏。Round midnigtと ing4部作に並ぶ名盤。
2022年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
比べて聴いてみると、SACDは楽器の質感や音像、そして音場のリアルな雰囲気がまるで違います。
感動ですね^^
感動ですね^^
2020年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Capitolでの「クールの誕生」からColumbiaでの「ビッチェズ・ブリュー」辺りまでをコレクション
しています。集め始めた当初はxrcdやMaster Soundシリーズを購入していましたが、今では大半を
シングルレイヤーSACDに買い替えました。
でも人気タイトルのシングルレイヤーSACDはあっという間に売り切れてしまい、程度の良い中古が
出品されるのを待つ日々でした。この「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」は特に人気が
高く、中古品は1万円越えばかり。そんな中、遂に6千円で非常に良いコンディションの出品が現れた
ため、飛びついて購入しました。
改めて手持ちのMaster Sound盤(SRCS 9105)とこのSACD盤(SRGS 4544)を聴き比べてみま
したので、報告致します。
1.Master Sound盤:
ソニーが自信を持ってシリーズ化したCDだけあって、音質は悪くはありません。各楽器の音色が
ボケることもなく、定位もしっかりしています。ジャズ好きが言う「ガッツのある音」です。
ただガッツがあるとは音のアタックが強いからと言う側面もありますので、ジャズの演奏を重視
するファンには良いかも知れませんが、音質重視の方には少し物足りないかも知れません。
私のSACDプレーヤーではサンプリング周波数を1倍/2倍/4倍と切り替えられるので、それぞれ
の音を試して見ましたが、サンプリング周波数が上がるに連れて大人しい音へと変化しました。
つまり1倍での音が一番ガッツがある状態でした。これは「ガッツがある」=「音の肌理が粗い」
ことを意味しているのでは無いかと思います。
2.シングルレイヤーSACD盤:
先ずはピアノの音の立ち上がりが滑らかになっていることに驚きました。元々ピアノはアタックが
強く、それ故オーディオ機器にとっては再生が難しい楽器と言われています。でもこのSACDの音は
立ち上がりの部分がとても自然で、それでいて速い。DSDマスタリングの威力もありますが、元の
マスターテープの録音が余程良かったのだと思います。
そして肝心のマイルスのトランペットの音ですが、ロングトーンでの音の肌触りがMaster Sound盤
と全く違いました。ざらついた感じが消え、ピアノ同様の自然な滑らかさを以て再生されています。
音量を絞ったミュート部分では、マイルスがどんな音を出そうとしているのかが分かります。他の
楽器の音も自然な響きとなっており、聴き出したらアルバム最後まで惹き込まれて一気に聴き入って
しまう音色でした。聴きながら思わずニヤついてしまうくらい凄いです。
と言う訳で何年も待っていた甲斐がありました。人気の高いタイトルはディジ・パックで無い通常の
ケースに入れられて再販されていますが、ごく僅かです。最近のソニーはBlue Spec CD2の販売に注力
しているようで、SACDを再販する気は無いみたい。でも是非SACD盤の再販を望みます。こんな良い
音のアルバムを再販せず放置しておくのはとても勿体ない。
しています。集め始めた当初はxrcdやMaster Soundシリーズを購入していましたが、今では大半を
シングルレイヤーSACDに買い替えました。
でも人気タイトルのシングルレイヤーSACDはあっという間に売り切れてしまい、程度の良い中古が
出品されるのを待つ日々でした。この「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」は特に人気が
高く、中古品は1万円越えばかり。そんな中、遂に6千円で非常に良いコンディションの出品が現れた
ため、飛びついて購入しました。
改めて手持ちのMaster Sound盤(SRCS 9105)とこのSACD盤(SRGS 4544)を聴き比べてみま
したので、報告致します。
1.Master Sound盤:
ソニーが自信を持ってシリーズ化したCDだけあって、音質は悪くはありません。各楽器の音色が
ボケることもなく、定位もしっかりしています。ジャズ好きが言う「ガッツのある音」です。
ただガッツがあるとは音のアタックが強いからと言う側面もありますので、ジャズの演奏を重視
するファンには良いかも知れませんが、音質重視の方には少し物足りないかも知れません。
私のSACDプレーヤーではサンプリング周波数を1倍/2倍/4倍と切り替えられるので、それぞれ
の音を試して見ましたが、サンプリング周波数が上がるに連れて大人しい音へと変化しました。
つまり1倍での音が一番ガッツがある状態でした。これは「ガッツがある」=「音の肌理が粗い」
ことを意味しているのでは無いかと思います。
2.シングルレイヤーSACD盤:
先ずはピアノの音の立ち上がりが滑らかになっていることに驚きました。元々ピアノはアタックが
強く、それ故オーディオ機器にとっては再生が難しい楽器と言われています。でもこのSACDの音は
立ち上がりの部分がとても自然で、それでいて速い。DSDマスタリングの威力もありますが、元の
マスターテープの録音が余程良かったのだと思います。
そして肝心のマイルスのトランペットの音ですが、ロングトーンでの音の肌触りがMaster Sound盤
と全く違いました。ざらついた感じが消え、ピアノ同様の自然な滑らかさを以て再生されています。
音量を絞ったミュート部分では、マイルスがどんな音を出そうとしているのかが分かります。他の
楽器の音も自然な響きとなっており、聴き出したらアルバム最後まで惹き込まれて一気に聴き入って
しまう音色でした。聴きながら思わずニヤついてしまうくらい凄いです。
と言う訳で何年も待っていた甲斐がありました。人気の高いタイトルはディジ・パックで無い通常の
ケースに入れられて再販されていますが、ごく僅かです。最近のソニーはBlue Spec CD2の販売に注力
しているようで、SACDを再販する気は無いみたい。でも是非SACD盤の再販を望みます。こんな良い
音のアルバムを再販せず放置しておくのはとても勿体ない。
2019年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
曲によっては微少の瞬間ドロップアウトが認められるが、ヘッドホン鑑賞時に然程神経質になる事もなかろう。後年の、キンキン刺々しい厚化粧マスタリングみたいにストレスを溜め込む心配のない奥ゆかしいトランスファーを堪能。CBS/SONY社の各種32DP盤は、Made in Japan の誇り。
曲によっては微少の瞬間ドロップアウトが認められるが、ヘッドホン鑑賞時に然程神経質になる事もなかろう。後年の、キンキン刺々しい厚化粧マスタリングみたいにストレスを溜め込む心配のない奥ゆかしいトランスファーを堪能。CBS/SONY社の各種32DP盤は、Made in Japan の誇り。
このレビューの画像
2021年5月21日に日本でレビュー済み
マイルスとトレーンには因縁やら確執が纏わり付いている様ですね。そんな二人の最後の最後のセッションが本作品です。マイルスのこうしたジャズのスタイルとしては間もなく終わりを迎える時期で有り、トレーンにとっては「やっとマイルスと別れられる最後の共演」で有ります。死を迎える迄の新境地前夜の記録と云えるものですね。コルトレーン・ファン必聴の一枚です!
マイルスとトレーンには "ホンマかいな? " のエピソードが幾つも有りますが、マイルスにとっては本当に別れたく無い存在のトレーンだったのでしょうね。だってトレーン、どう聴いてもアルバムコンセプトに合わないですよね、凄すぎて。前年の春・秋の欧州楽旅のスティットとトレーンを聴けば瞭然ですが、もう既にマイルスの楽想とトレーンのそれには大きな違いがあったのが良く解ります。
このアルバムのコンセプトには、マイルスがスティットとの共演にリラクゼーションを示した様に、モブレーとの演奏がベストと云えるでしょう。"泣きのマイルス未練の秀作"・・・でしょうか?
データ『Someday My Prince Will Come』/
1961.3.7 Columbia 30th Street Studio, NYC/Miles Davis (tp); Hank Mobley (ts); Wynton Kelly (pf); Paul Chambers (b); Jimmy Cobb (ds);
cd, #4/Drad-Dog (take 6) (M. Davis) 各テイク数はオリジナル最終テイクと考える
cd, #3/Pfrancing-as No Blues (take 4) (M. Davis)
1961.3.20 Columbia 30th Street Studio, NYC/ Add John Coltrane (ts);
cd, #1/Someday My Prince Will Come (take 15) (F.E. Churchill-L. Morey) add John Coltrane
因に、ボーナストラックとしてリリースされたモブレーのみのヴァージョンは take14 のもの。
cd, #2/Old Folks (take 6) (D.L. Hill-W. Robison)
1961.3.20 Columbia 30th Street Studio, NYC/Add John Coltrane (ts);
cd, #5/Teo-as Neo (take 9) (M. Davis) Coltrane replaces Mobley
cd, #/I Thought About You (take 4) (J. Mercer-J. Van Heusen) Coltrane out
因に、「Circle In The Round」としてリリースされた中の "Blues No.2" は不完全版で (6:51)、本盤のボーナストラックとして出たものは (7:02) の完全版。ドラムスは Philly Joe Jones に替わっています
先ずトレーンの参加に関して・・・『モード手法”で録音を始めたところモブレイがまったく理解できておらず、10回連続失敗。業を煮やしたマイルスが急遽コルトレーンを呼び、吹かせたところ1発OKだったという逸話も。』と云う話しが巷間伝わっている様です。ホントでしょうか?一次資料としての出典を識らないので眉唾な気がします。(曲 Someday My...のトレーン参加はオリジナル最終テイクが15だが、モブレーのみのテイクで最高は8テイクにすぎない。トレーンのみのもう1曲 "Teo" はオリジナルテイクは 9である)
この日トレーンは自分の公演を終え「楽器をケースにしまわないでそのまま駆けつけた/"マイルスを聴け!" ver8, p-188」らしく、「モブレー1人では心配だったから、2日間だけ呼び戻された/左記同」とされています。文面から急にマイルスから呼ばれた様な印象誤解を生みかねませんが、そんなことはマズマズありえないでしょう。最後の最後のマイルスとのセッションとしてトレーンは尋常ならざる心持ちで臨んだと推測します。演奏のクオリティーが物語っています。マイルスにしても、これが最後と云う特別な思いがあったに違いありません。モブレーのフォローやアルバムの為とは思えません。マイルス結構メメシイところ有ります。
モブレーは前年のスティット同様一時的な加入だったのかもしれませんが、モード手法が全く理解出来ないとしたら今後の宣伝材料として最重要な「カタログ」である公式録音に参加させる訳が無いでしょう。加入期間が短いとは云え '61 4月のブラックホーク、5月のカーネギーホールと素晴らしい作品に名を留めました。
マイルスとトレーンには因縁やら確執が纏わり付いている様ですね。そんな二人の最後の最後のセッションが本作品です。マイルスのこうしたジャズのスタイルとしては間もなく終わりを迎える時期で有り、トレーンにとっては「やっとマイルスと別れられる最後の共演」で有ります。死を迎える迄の新境地前夜の記録と云えるものですね。微妙な演奏・心境という意味でもコルトレーン・ファン必聴の一枚です!
次はこれでやっと解放されたトレーンについて想像してみます/
『真の "ジャイアントステップ" 直前のトレーンが居る!』
世評ではトレーンの飛躍をそのタイトルに釣られてか「Giant Steps」をターニングポイントとしています。かねがね「ホントにそうかなぁ?」と思いつつも真剣には検証せずに流れて来ました。最近マイルスの整理も一段落という感じでトレーンを改めて聴き直し、買い増し等の最中であります。そんな中での改めての疑問です。
何時の時代のトレーンも大好きですが、晩年のトレーンを特徴付ける演奏のステップが何処に有ったかといえば、1,ホップ [The Avant-Garde/'60.6.28, 7.8] 2,ステップ [本作品/'61.3.20, 21] 3, ジャンプ [Africa/Brass/'61.5.23, 6.7] 『Africa/Brass』("Ole" も同質) これこそがトレーンを "John Coltrane" とした嚆矢の作品と聴きます。
Atlantic は助走としてトレーンを支え、Impulse はトレーンの滑走路となったのです。
『Bags & Trane〜Giant Steps〜Coltrane Jazz〜'60 Euro Tour のボス抜き公演〜The Avant-Garde〜My Favorite Things〜Coltrane Plays The Blues〜Coltrane's Sound〜Someday My Prince Will Come』そして『Africa/Brass』に辿り着いて感じた現在の感想です。
トレーン・ファンは当然この作品 (Someday My Prince Will Come) お聴きと存じますが、これからコルトレーンを聴かれる方々本作品をお忘れなく。
マイルスとトレーンには "ホンマかいな? " のエピソードが幾つも有りますが、マイルスにとっては本当に別れたく無い存在のトレーンだったのでしょうね。だってトレーン、どう聴いてもアルバムコンセプトに合わないですよね、凄すぎて。前年の春・秋の欧州楽旅のスティットとトレーンを聴けば瞭然ですが、もう既にマイルスの楽想とトレーンのそれには大きな違いがあったのが良く解ります。
このアルバムのコンセプトには、マイルスがスティットとの共演にリラクゼーションを示した様に、モブレーとの演奏がベストと云えるでしょう。"泣きのマイルス未練の秀作"・・・でしょうか?
データ『Someday My Prince Will Come』/
1961.3.7 Columbia 30th Street Studio, NYC/Miles Davis (tp); Hank Mobley (ts); Wynton Kelly (pf); Paul Chambers (b); Jimmy Cobb (ds);
cd, #4/Drad-Dog (take 6) (M. Davis) 各テイク数はオリジナル最終テイクと考える
cd, #3/Pfrancing-as No Blues (take 4) (M. Davis)
1961.3.20 Columbia 30th Street Studio, NYC/ Add John Coltrane (ts);
cd, #1/Someday My Prince Will Come (take 15) (F.E. Churchill-L. Morey) add John Coltrane
因に、ボーナストラックとしてリリースされたモブレーのみのヴァージョンは take14 のもの。
cd, #2/Old Folks (take 6) (D.L. Hill-W. Robison)
1961.3.20 Columbia 30th Street Studio, NYC/Add John Coltrane (ts);
cd, #5/Teo-as Neo (take 9) (M. Davis) Coltrane replaces Mobley
cd, #/I Thought About You (take 4) (J. Mercer-J. Van Heusen) Coltrane out
因に、「Circle In The Round」としてリリースされた中の "Blues No.2" は不完全版で (6:51)、本盤のボーナストラックとして出たものは (7:02) の完全版。ドラムスは Philly Joe Jones に替わっています
先ずトレーンの参加に関して・・・『モード手法”で録音を始めたところモブレイがまったく理解できておらず、10回連続失敗。業を煮やしたマイルスが急遽コルトレーンを呼び、吹かせたところ1発OKだったという逸話も。』と云う話しが巷間伝わっている様です。ホントでしょうか?一次資料としての出典を識らないので眉唾な気がします。(曲 Someday My...のトレーン参加はオリジナル最終テイクが15だが、モブレーのみのテイクで最高は8テイクにすぎない。トレーンのみのもう1曲 "Teo" はオリジナルテイクは 9である)
この日トレーンは自分の公演を終え「楽器をケースにしまわないでそのまま駆けつけた/"マイルスを聴け!" ver8, p-188」らしく、「モブレー1人では心配だったから、2日間だけ呼び戻された/左記同」とされています。文面から急にマイルスから呼ばれた様な印象誤解を生みかねませんが、そんなことはマズマズありえないでしょう。最後の最後のマイルスとのセッションとしてトレーンは尋常ならざる心持ちで臨んだと推測します。演奏のクオリティーが物語っています。マイルスにしても、これが最後と云う特別な思いがあったに違いありません。モブレーのフォローやアルバムの為とは思えません。マイルス結構メメシイところ有ります。
モブレーは前年のスティット同様一時的な加入だったのかもしれませんが、モード手法が全く理解出来ないとしたら今後の宣伝材料として最重要な「カタログ」である公式録音に参加させる訳が無いでしょう。加入期間が短いとは云え '61 4月のブラックホーク、5月のカーネギーホールと素晴らしい作品に名を留めました。
マイルスとトレーンには因縁やら確執が纏わり付いている様ですね。そんな二人の最後の最後のセッションが本作品です。マイルスのこうしたジャズのスタイルとしては間もなく終わりを迎える時期で有り、トレーンにとっては「やっとマイルスと別れられる最後の共演」で有ります。死を迎える迄の新境地前夜の記録と云えるものですね。微妙な演奏・心境という意味でもコルトレーン・ファン必聴の一枚です!
次はこれでやっと解放されたトレーンについて想像してみます/
『真の "ジャイアントステップ" 直前のトレーンが居る!』
世評ではトレーンの飛躍をそのタイトルに釣られてか「Giant Steps」をターニングポイントとしています。かねがね「ホントにそうかなぁ?」と思いつつも真剣には検証せずに流れて来ました。最近マイルスの整理も一段落という感じでトレーンを改めて聴き直し、買い増し等の最中であります。そんな中での改めての疑問です。
何時の時代のトレーンも大好きですが、晩年のトレーンを特徴付ける演奏のステップが何処に有ったかといえば、1,ホップ [The Avant-Garde/'60.6.28, 7.8] 2,ステップ [本作品/'61.3.20, 21] 3, ジャンプ [Africa/Brass/'61.5.23, 6.7] 『Africa/Brass』("Ole" も同質) これこそがトレーンを "John Coltrane" とした嚆矢の作品と聴きます。
Atlantic は助走としてトレーンを支え、Impulse はトレーンの滑走路となったのです。
『Bags & Trane〜Giant Steps〜Coltrane Jazz〜'60 Euro Tour のボス抜き公演〜The Avant-Garde〜My Favorite Things〜Coltrane Plays The Blues〜Coltrane's Sound〜Someday My Prince Will Come』そして『Africa/Brass』に辿り着いて感じた現在の感想です。
トレーン・ファンは当然この作品 (Someday My Prince Will Come) お聴きと存じますが、これからコルトレーンを聴かれる方々本作品をお忘れなく。
他の国からのトップレビュー
Ruben Torres
5つ星のうち5.0
A master piece
2019年11月4日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Of course the music it is a masterpiece. The review is for the sound of the SACD: Excellent!!!
jazz64
5つ星のうち4.0
Excellente Aufnahme auf SACD
2018年2月17日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Hat man bei diesem Album schon das Glück, dass bereits auf dem Master offenbar eine vorzügliche Aufnahme vorhanden war, so kann man hier sagen, dass sich darüber hinaus die Arbeit für die Wiederveröffentlichung auf SACD gelohnt hat. Klanglich sehr transparent, trotzdem auf der warmen, vollen Seite, ein Volltreffer! Ich muss leider einen Stern Abzug geben, weil auf dem letzten Titel auf dem linken Kanal sehr leise, aber insbesondere über Kopfhörer unüberhörbar, ein anderer Song quasi als Grundrauschen mit abgemischt wurde, ein übler Fauxpas bei der Produktion, sehr schade!
Stephen Bieth
5つ星のうち3.0
3 1/2 Stars For One Of Miles Lesser Albums (SACD release).
2016年3月8日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I have really been listening to a lot of Jazz lately. I find most Jazz albums sound really improve with the SACD format so I have been picking up some Jazz releases on SACD. So far I have been impressed with all of them...well until now. This is not a bad sounding SACD but it lacks bass and (compared to other Miles SACD's) it sounds a little thin.
As for the album it's self it is not one of Miles best records. Not bad just not great. If you are new to Miles check out "Kind Of Blue" or if you are more dareing and like fusion pick up "Dark Magus". However if you are a fan of this record you might want to stick to the CD or wait for a different remastered SACD.
As for the album it's self it is not one of Miles best records. Not bad just not great. If you are new to Miles check out "Kind Of Blue" or if you are more dareing and like fusion pick up "Dark Magus". However if you are a fan of this record you might want to stick to the CD or wait for a different remastered SACD.
Amazon Customer
5つ星のうち4.0
Four Stars
2017年8月17日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Good SACD Remastering. The SACD does not have the 2 bonus tracks that Amazon has on the Track Listing.