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未来音楽はダイヤモンドをも砕く。ロック界の昼行灯、bonobosが遂に本気をだした!P-ヴァイン・レコードに自らのレーベル「ORANGE LINE TRAXXX」を設立し、一国一城の主となったbonobos。 2年11ヶ月ぶりに放つオリジナルアルバムは至高のスーパー・ハイブリッド・ミュージック!ゲストミュージシャンに、HAKASE-SUN、木暮晋也(ヒックスヴィル、トーテムロック)、武嶋聡(copa salvo、EGO-WRAPPIN'、UNDER CURRENT)、辻村豪文(キセル)、野村卓史(グッドラックヘイワ)他、様々な才能が集結。レコーディングエンジニアにはサウンドマエストロZAK!音楽的快楽硬度100!!!ダイヤモンドなんか塵になれ!bonobos 4th NEW ALBUM 『オリハルコン日和』いよいよドローーーップ!!!!レッツ錬金術!新たなるボノボサウンドが満開!新作としては2年11ヶ月振りとなり期待度も頂点に!それに応える超傑作揃いの内容。蔡忠浩のソングライティング~ボーカルが更に磨きがかかる!全曲のエンジニア=ZAKとの呼吸も完璧!
「オリハルコンというのはいわゆる希少金属の代名詞のようなもので、まぁ実際には存在しないんですが、大昔の科学者、錬金術師はどうも本気でコレに命をかけてたようです。バカバカしいといえばそれまで、ロマンがあるね~ポ~ッとなるにはちょっと大人になり過ぎましたでしょうか。去年の半ばからひたすら作曲-アレンジ-リハーサルの地獄車無限ループを繰り返していた我々bonobosですが、年が明けてようやく曲がそろいアルバムの全体像がうすらぼんやりと見えてきた近頃、ふと、錬金術ってこんな感じなんやろか、と思ったのでした。一昨年から続いた新たな曲制作は、おかげさまで時間もたっぷりいただいたこともあり、改めて自分の書く詞やメロディー、和音の重ね方などを、それこそ非常に念入りに再検討する機会にもなりました。 今回は短歌が起点となっておりまして、今までのやり方を捨て一から始めようと、この短歌という簡潔な”詩”を出発点とするアイデアを思いついた日に、僕はビールをしこたま空けました。わかりにくいでしょうか。なんというか、毎日思いつくような小さな音楽や言葉が、細胞分裂的にふくらんで一つの曲になるというよりは、全く別のところにある一見関係無さげな音や言葉、リズムなどが驚くほど強く引き合う力を持ってた!なんだこりゃ!って気がつけば目の前に新しい歌ができてる。とそんな風景が見えてしまったです。何首か作ってみた短歌は、作品の中では最早うっすらとしか残っていませんし、どの曲も実際はそんなにパッと簡単には出来てないんですが。はじめに作ろうとしたものが一体どんなものだったのか、果たして出来たものは一体なんなのか、オリハルコンが結局一体なんなのよって位わからないんですが、まぁ色々端折って相当いいよってことだけは言っときたい。どんな場所で、どんな人に、どんな風に聴かれるのかわかりませんが、とにかく聴いた人が幸せな気持ちになってくれると嬉しいです。更にいうとその日がお天気だといい。あぁ今日はいい日和だなと、そんな風に思う場所でも流れるといいなー。とつらつらとアルバムタイトルについて考えてみました。あと、たっぷりな時間をくれた人たちに感謝、全く皮肉でなく。そしてみんなありがとう。これからもよろしくです。」 - bonobos 蔡