39枚目のシングルで、こちらは「dance shot ver」のDVD付き。
それにしても「しょうがない 夢追い人」。タイトルだけでは、どんな曲なのか予測の出来ない、何とも奇妙な題である。「プラチナ9DISCO」のツアー後半に足を運んだ人なら、既にその答えを知っているであろうが、夢ばかり追いかける彼に別れを告げたい・・・でも好きだから離れられない、という複雑な心境を歌った内容だ。だが本作の魅力は、何と言っても楽曲その物の良さ、メロディの質の高さである。理屈や理論を超越した、素晴らしい楽曲が収められている。
「3、2、1 BREAKIN'OUT」は、勢いのあるタイトルから「ここにいるぜぇ!」タイプの曲を勝手に予想していたが、実際はへヴィなギターとテクノサウンドが調和したミドルテンポの曲だった。デジタル化された「NATURE IS GOOD!」とでも言うべきか。
特典DVDは、基本的にはダンスの全体像を捉えたショットで、後半の方に若干メンバーのアップが出て来る。踊っている、この会館のロビーみたいな場所が何処なのかは不明だが、とにかくダンスを完コピしたいという熱心な人はどうぞ。