内容紹介
トラッシーでナスティーかつ全作品中最もファンキー!でも最後にゃ何故か泣けてくる…。地獄のノイズ・レイヴァーKid606最新作!!
エレクトロニック・ミュージックの風雲児Kid606がこの混乱した美しい世界に向けて放つ、混乱した美しいオンガク! エレクトロニカ、パンク、ダンスホール、テクノなど、様々な要素をポップ・カルチャーへの愛情たっぷりに煮詰め込んだ独自のサウンドで常にその動向に注目が集まる彼のニュー・アルバムは、トラッシュ・カルチャーの代名詞、LAメタルを代表するモトリー・クルーの「Shout At The Devil」へのオマージュ!?
アーティストについて
1979年生まれ。本名はMiguel Dipedro。ヴェネズエラのカラカス出身。10代半ばより友達の紹介でノイズ、アヴァンギャルド・レーベルVinyl Communications(VC)で働きながら楽曲製作を始める。そのころ発表されたものはノイズ、ハードコア色の強い作品がほとんどだったが、 2000年にマイク・パットン主催レーベルIpecacから[ Dawn With The Scene ]、その翌年にドイツのmille plateauxから[ ps i love you ]を発表し、突然変異を起こす。それらは、アンビエント(?)~エレクトロニカ(?)~ハウス(?)~ヒップホップ(?)~ハードコア(?)などと多岐に渡りながらも、破壊的と言えるほどに型に捕われず、より新鮮な解釈をダンスミュージック・シーンに与え、多数のフォロワーを産み出す。日本ではROMZから[kill sound before sound kills you]、[who still kill sound?]、[resilience]と、3枚のアルバムをリリース。 2000年初頭にカリフォルニア州サンフランシスコでレーベル[Tigerbeat6]をスタートし、自身はもちろんDJ/Rupture、Lesser、Cex、Electric Company、Black Dice、Drop The Lime、COM.A、Knifehandchop、Original Hamster 、Numbersなど強烈な個性を持つアーティストをリリースし続ける。しかし、日本以上のCD不況であるアメリカ音楽産業界の限界を感じたようで、2007年あたりから活動拠点をドイツ・ベルリンに移す。時を同じくして、サブ・レーベル[Shockout]とは別ラインの[Tigerbass]をスタートし、ボルチモア・ブレイクスやレイヴ・リヴァイバル、フィジェット/ベースライン・ハウス系や、スクイー、ファンキーなどのような日々更新される種の音楽を12inchシリーズでリリース。2008年1月には[Tigerbeat6]からTigerbassのコンピレーション[Tigerbeat6 Presents - Tigerbass Vol.1]をリリース。 現在、ベルリンを拠点に欧州最新鋭のダンス・ミュージック・シーンの第一線で活躍中。