ありふれた奇跡 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | 宮田早苗, 仲間由紀恵, 加瀬亮, 陣内孝則, 黒坂真美, 風間杜夫, キムラ緑子, 戸田恵子, 松重豊, 山田太一 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 9 時間 10 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
フジテレビ開局50周年記念ドラマ第2弾!
山田太一脚本、木曜劇場「ありふれた奇跡」
・フジテレビドラマ主演を4年半ぶりの仲間由紀恵と、連続ドラマ初主演の加瀬亮が豪華共演!
・山田太一の連続ドラマ脚本は、1997年の『ふぞろいの林檎たちIV』以来11年ぶり!
・世界の歌姫エンヤが主題歌を歌う!TVドラマの主題歌をエンヤが手がけるのはこれが世界初!
[特殊内容/特典]
【映像特典】
「ボクらの時代」(09/3/1 放送)
「放送直前スペシャル」(09/1/8 放送)
「山田太一インタビュー」(「とくダネ!」より)
「制作発表」「予告編集」
【封入特典】PHOTO STORY BOOK(24P)
【フジテレビ開局50周年記念ドラマ第2弾】木曜劇場『ありふれた奇跡』は、フジテレビ系列で2009
年1月8日から毎週木曜日の22:00-22:54に放送されているテレビドラマ。全11回
脚本は山田太一。主演は仲間由紀恵と加瀬亮。加瀬はこの作品が連続ドラマ初出演となり、仲間由紀
恵のフジテレビでのドラマ主演は、2004年に放送された「東京湾景」以来、4年6ヶ月ぶりとなる。
心に大きな傷を抱えた孤独な若い男と女が出会い、恋に落ち、生きることへの希望を見出して
いく姿を、それぞれの家族が抱える秘密とともに描く作品。
山田太一が連続ドラマの脚本を書くのは、1997年の『ふぞろいの林檎たちIV』以来11年ぶりとなる。
統括プロデュースの中村敏夫は、1983年の『早春スケッチブック』などを通した古くからの盟友。と
ある日の夕方、駅のホームに立っている中年男・藤本。たまたまその場に居合わせた女・加奈と男・
翔太は、藤本が列車に飛び込もうとしていると感じ、咄嗟に突き飛ばす。しかし、藤本は死ぬつもり
などまったくなかったと言い、ふたりを強く非難する。
ふたりが、藤本が死のうとしていると感じたのには訳があった。翔太と加奈には互いに人には言えな
い心の傷があったのだ。それでもふたりの距離は少しずつ近づいていく。そして、それぞれの家族―
―加奈はその両親と祖母の4人家族。翔太の方は父と祖父の男三人所帯。どちらも一見普通で、それ
ほどの苦労も抱えていないように穏やかに見える。しかし、それぞれの登場人物には心の傷があり、
家族にも言えない秘密があった。
[スタッフキャスト]
■スタッフ
脚本: 山田太一
統括プロデューサー: 中村敏夫(FCC)
プロデュース: 長部聡介
樋口 徹(FCC)
演出: 田島大輔(FCC)
谷村政樹
制作協力: FCC
制作著作: フジテレビ
■キャスト
中城加奈: 仲間由紀恵
田崎翔太: 加瀬 亮
田崎重夫: 風間杜夫
中城 桂: 戸田恵子
神戸幸作: 松重 豊
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.8 x 14.4 x 3.4 cm; 439.98 g
- EAN : 4988632135245
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 9 時間 10 分
- 発売日 : 2009/7/15
- 出演 : 仲間由紀恵, 加瀬亮, 風間杜夫, 戸田恵子, 松重豊
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : フジテレビジョン
- ASIN : B001WBXM1K
- ディスク枚数 : 6
- Amazon 売れ筋ランキング: - 126,327位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,229位日本のTVドラマ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
派手な展開はないので、ゆっくり台詞のやりとりを楽しめるのならオススメです。
山田太一の年齢のせいか、ドラマ自体が老人の繰言のように進展する。加奈の不妊の問題を巡って両家族が右往左往する話を、省略のような手法を使わずに、のんびり描いている。しかし、このテンポはけっしてイライラさせるようなものではなかった。
ですが、他の方々のレビューをみて、ああやっぱり、この作品はいいのだ、と改めて思いました。
私は、ゆったりとした時間が流れ、暖かく穏やかな気持ちが広がっていく、この作品の世界観が大好きです。
ごちゃっとした生活感が溢れるシーンや、暗く重たく醜いともいえる設定や展開も多いのに、作品全体がとても美しく感じます。
たびたび登場する、エンヤの音楽と夕陽のシーンの、神々しい程の美しさのせいもあると思います。
自分を否定して自ら痛めつけ苦しんでしまうことのある方に、ぜひ最後まで観ていただきたい。
人間らしい、弱さや不器用さ、傲慢さや身勝手さを持つそれぞれの登場人物が、自分を認め、他人を認め、お互いを認め合う姿を見ることができます。
ただ通り過ぎてしまう日常を生きていくことのなかに、奇跡と感動があることを教えてくれます。
何度も見ていますが、おそらくこれからもずっと、生涯に亘って見続けていくだろう作品です。
オンエアで見ていたときは、なんか恋愛に偏りすぎてるなぁ、と思って、山田太一のドラマとしては、そんなにいい方じゃないかなぁ、などと思って観ていました。といっても、もちろん山田太一なんで、面白いんですけど。
そんななんとなく評価が、最終回で一挙に変わりました。
それも、ほんとに終わりのラスト3秒で。
このドラマのオープニングと同じ河川敷。オープニングでは1人寂しくベンチに座っていた藤本(陣内)が、ラストシーンでは、赤ちゃんと若いママと3人で、記念撮影をする。
そこでカメラのファインダーに向かって、一言発して、このドラマは終わった。
そのラスト3秒の一言を聞き、エンドロールが流れる中、僕は涙が止まらなかった。ジーンと涙が、って感じじゃなくて、なんか、むせかえすように泣きました。
みんなが同じように泣くわけじゃないだろうけど、僕にはある意味、とても衝撃的なラストの一言でした。