私がテイルズシリーズのファンだからかもしれませんが、それでもヴェスペリアは買って良かったと思えるものです。
GBAやwiiから出てるシリーズはプレイしていませんけど、PS1、2のシリーズは全てプレイ済み(レジェンディアのみ未クリア)の
私からの意見です。
<高評価を付けた理由>
・グラフィックが綺麗!・・・さすが次世代ゲーム機です。
・キャラクターが良い!・・・主人公のユーリとレイヴンLOVEです。
・ストーリーに感動した!・・・現代社会でも問われる世の中の矛盾や、正義とは何ぞや?という重いテーマを掲げつつもその中で主人公達なりに答えを見つけて行く姿に共感というか、考えさせられました。
・術技入力が増えた!・・・過去プレイした中ではアビスの時点で最大8個まで術技を設定出来たのですが、今回は最大16個設定可能!戦闘の幅が広がって実に楽しかったです。ちなみにアクションがものすごい苦手な私でも簡単入力で強力な術技が発動出来るので爽快でした。
・ミニゲーム&サブイベント満載!・・・これはもうテイルズシリーズの定番です。本筋ストーリーを忘れてしまう位にハマッてしまいます。称号などもオンライン限定で購入出来るやつもあるんですが、声優の渡辺久美子さん繋がりで「カロル」というキャラクターのグラフィックが「ケロロ軍曹」に変更出来るのには大爆笑!ちなみに一部セリフもケロロ仕様になってました。さすがバンナム!
<残念なところ>
・アクション苦手でも簡単に出来ると書きましたが、戦闘に有利になるスキルをセットしなければそれなりに苦戦を強いられること必至。一人対複数の戦闘イベントが度々発生するのですが、完全にタコ殴り状態にあってしまいます。敵の攻撃を受けて仰け反っている間は操作不能になってしまうのでそのまま延々リンチに遭うこともしばしば。
・ぶっちゃけ新キャラ・パティは、いらないと思う。味方すら巻き添えにする術技が多いので、パティの術に巻き添え食ってピンチ状態になりやすいから正直全く参戦させていません。
・設定変更出来るのかどうかわかりませんが、2周目以降のプレイになると1周目などで発生させたスキットが発生しないようになっている。私は物語の展開に合わせて現れるスキットを何度聞いても苦にならないタイプなので、一度しか聞けないことに不満を。聞きたくない人はセレクトボタンを押さなければいいだけなので、なぜ発生しないようにしたのか理解出来ません。結局2周目以降は「すきっとぷれいやー」でスキットを聞くしかない。どうしても解せません。
・気のせいかグレードショップで購入出来る要素の「GRADE価格」が異常に高くなってるように感じました。
などと残念なところも多少ありますが、基本的には私の中ではアビスをも超える作品となりました。
ゲームをして泣けるなんて、本当にテイルズシリーズに出会えてよかったと思います。
ヴェスペリアをプレイしたいが為にPS3も一緒に買いましたが、全く損をした気持ちはありません。
もしテイルズシリーズをプレイしたことがないなら、これを機にぜひプレイしてみてください。