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ボクにとっては輝ける90年代はまさに、レイワンダーが居てこその事。
スウェディッシュポップという言葉に「踊らされつつ」も、事実「踊っていた」あの頃。
カーディガンズ、エッグストーン、ディスパーフェクトデイ、ワナダイズ、ピンコピンコ、クラウドベリージャム、
メリーメーカーズ、コメダ、トーレヨハンソン周辺…名を挙げればきりがないけれども、
絶対に外せないのがこのレイワンダー。
自分で発見した訳でもなく、友人の紹介からのめり込んだのだけれども…確実にハマってしまった。
このジャケットのグルグルと描かれた色とりどりのサークルのように、様々な音楽のジャンルを渦のように取り込み、
消化し、レイワンダーカラーとして発信し、聴くものを引き込んで行き、離さない。
そんな強力な磁力をもったバンドが「レイワンダー」。
そして、アルバムタイトルが「グッドミュージック」。
いきなりカラフルな音が楽しく跳ね回るインストチューン「Cad」。これを聴くだけでＯＫ。
そして軽やかな助走から疾走する「Souvenir」やこれ以上無い高揚感に体を揺さぶられる「Hang Me High」。
などなど未発表曲も含めての20曲。
ロックやオシャレとか先入観は全く不要というか意味をなさないので、
ただただ「グッドミュージック」に身を任せるだけでいいのです。
今回再発という偉業を成し遂げた「ディスク・デシネ」さんには、感動するしかないのです。
