キングダム/見えざる敵 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]
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フォーマット | ワイドスクリーン, 色, ドルビー |
コントリビュータ | ジェイミー・フォックス, ジェニファー・ガーナー, ジェイソン・ベイトマン, クリス・クーパー, ピーター・バーグ |
言語 | 英語, 日本語, タイ語 |
稼働時間 | 1 時間 50 分 |
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商品の説明
マイケル・マン×ジェイミー・フォックス
怒涛のノンストップ・アクション超大作!!
FBI vs 禁断の王国<キングダム>━
タイムリミットは5日、命がけの捜査が始まった!!
☆凄いシーンの連打!連打!
☆刺激的で重厚!パーフェクトなストーリーは飽きさせるヒマなし!
☆さらに興奮を強めるタイムリミット型!
サウジアラビアの首都、リヤドの外国人移住区で突然300人以上の死傷者を出す自爆テロが発生し、FBI捜査官も
命を落とす。一報を受けたFBI捜査官フルーリー(ジェイミー・フォックス)は、法医学調査官ジャネット(ジェニファー・ガーナー)
ら3人のスペシャリストを伴い特別捜査チームを編成。中米サウジ大使との交渉の末、5日間の期限付きで
警察のアル・ガージ大佐(アシュラフ・バルフム)の協力によって捜査は本格化する。
だが、犯人と目されるアルカイダ過激派から逆に命を狙われ、危機に追い込まれるフルーリーたち。果たして、彼らは
残された時間の中で事件を解決することができるのか!?
1996年6月、サウジアラビアで起きたホバルタワー爆破事件をモチーフに描く、緊迫の社会派サスペンス・アクション
9.11事件の背景となるアラブ社会とアメリカとの軋轢を、鮮烈な演出で浮き彫りにする。
テロリストを追い詰める執念のFBI捜査官をオスカー俳優ジェイミー・フォックス、TVドラマ「エイリアス」シリーズの
ジェニファーガーナーらが熱演する。
【映像特典】
■未公開シーン
■アパートでの銃撃戦(キャラクター別)
■高速道路シーンの制作
■メイキング・オブ・「キングダム」
【音声特典】
■監督ピーター・バーグによる本編音声解説
音声:英語(5.1ch)・日本語(5.1ch)・タイ語(5.1ch)
字幕:英語・日本語・タイ語・その他
※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さい。
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語, タイ語
- 梱包サイズ : 19.2 x 13.8 x 1.6 cm; 117.93 g
- EAN : 4988102663537
- 監督 : ピーター・バーグ
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 50 分
- 発売日 : 2009/7/8
- 出演 : クリス・クーパー, ジェイミー・フォックス, ジェイソン・ベイトマン, ジェニファー・ガーナー
- 字幕: : 英語, 日本語, タイ語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), タイ語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : UPJ/ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B0026P1KOC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 203,623位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,557位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 15,676位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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人種や宗教、国家間の都合や対立など
争いの元となる種はいくらでもある。
ささいな行き違いや物の考え方の違いで
思わぬ憎しみを生み、大きな争いが起きてしまう。
大人の都合で罪のない子供たちも巻き込まれ
その子供たちが次の世代の争いを引き継ぐ。
負の連鎖を完全に断ち切る事はもはや不可能である。
世界中で勃発する
テロと報復の応酬
いつまで人間はこんなことを続けていくのだろう?
とても重いテーマを作品にしているなぁ
FBIの捜査に協力した
サウジアラビア当局の彼は
上層部の指示より自分の信念で全力を尽くすが
小さな子供を残して、この世を去ってしまうのが
あまりにも切なく象徴的だった。
ブレの大きなカメラワークが少々気になりますが
1度は観ておくべき良作です。
どちらも正解なのかも知れない。
僕の好きな漫画NARUTO内にある名言。そうなのかもなあ、と思った作品でした。
「この世の全てにおいて光が当たるところには必ず影がある
勝者という概念がある以上敗者は同じくして存在する
平和を保ちたいとする利己的な意志が戦争を起こし
愛を守るために憎しみが生まれる」
個性的な面々の4人がドンパチやって、相手をバッタバッタとなぎ倒す。特攻野郎Aチームみたいな映画だった。
FBIの人間が揃いも揃って軍の特殊部隊ばりの戦闘力を持ってるし、四方八方を敵に囲まれ銃撃をくらっても全員無傷だったりと、んなアホなーと思ったが、要はアクション映画なわけだ。そう思えば全然オッケー。どうも最初に社会派映画なイメージがあったから、リアルな映画だと思ってしまったんだよな。気持ちを切り替えて見る必要あり。
メインで描こうとしていたのはサウジの警官と主人公の友情なのだろう。そのあたりの展開は悪くなかった。
しかし、この映画、最後の最後で強烈なカウンターパンチをかましてくれた。
事件は解決し、何だかいい感じで終わるのかと思いきや、憎しみの連鎖は続いていく、というある種のバッドエンド。なかなかこしゃくなことをしてくれる。
捕まえたかった真の犯人を自ら捕まえに行くのでなく、相手の方から来てくれたおかげで(しかもかなり偶然の結果)、倒すことができた、という展開はちょっとどうかと思った。
ストーリー自体はフィクションだが、実際に起きた事件を参考に制作されているのでリアリティーがあるし中だるみが無く最後まで集中して見れた。
争いの根源を如実に表すような最後のセリフが双方でシンクロするあたり、脚本の上手さと現実的な感情レベル、宗教的な敵対心を分かりやすく表現していて感慨深いと思った。
キャスティングも渋い役者で揃えているし、派手さはないがグッと感情移入できる演技力とちゃんとした火薬の仕込みが臨場感あって、後半は肩に力が入る時間が長く思えるほど見入ってしまった。
映画として非常に完成度の高い作品だが、現実的にこういった事件が起きている側面もあるので世界情勢を知る上でも参考になるし、テロや戦争の悲惨さを疑似体験できるので、少しでも興味がわいたら是非見てもらいたい映画です。
今日は割と尺の短い、気軽に見れるこちらをチョイスしました。
プライム特典なので会員さんはオススメ。
前述の作品はノンフィクションでしたが、
今回はモデルの事件があるものの基本は物語。
そのぶんよりドラマ感を強く、製作出来ています。
鬱陶しい家族とのわちゃわちゃも無く、
かといって戦争映画の終始激しい戦闘も無い。
射撃や爆破は荒々しいですが、グロは少なめです。
傷などはあまり見たくない派ですが、マシな方かと。
何より評価出来るのは、最後への持って行き方。
「家に帰るまでが遠足」というような、
どこにいても誰が敵か味方かも分からない。
子供でも老人でも、この世界では油断ならない。
そんな過酷な現実を、上手くまとめ上げています。
途中までは、まあまあ、と思っていた評価も、
後半10分くらいでかなり巻き返したといえます。
皆様の評価にもある通り、歴史は繰り返す、そんな、
重たいメッセージを最後に感じられる良い映画です。
Jamie FoxxといえばWhitehouse Downも好きですが、
ラストファイトはLondon Has Fallenを思い出しました。
このギリギリを争う時間演出はフィクションの強味ですね。
テロリストというけど、自分たちを弾圧する者に対して、弱者としては取りえる手段で戦うというのは自然のことである。映画やドラマは自由主義国家で作られるのがほとんどであり、いわゆるテロリストの立場にたった義憤を描いたものは少ない。
テロリストは人民の海に隠れて活動し、その中には女子供もいる事例は過去の紛争の中で経験済みである。その過剰反応がテロリスト以外の人まで殺してしまい、その家族がテロリストになるというサイクルが出来上がってしまっているのだが。
アメリカ映画で家族や親友を殺された人間が復讐するというのと構造は似ていると思う。復讐されたほうの残された家族は復讐を誓うかもしれない。よく宗教や歴史的対決、植民地政策の後遺症、グローバリズムという搾取制度があげられるが、解決には人間がもつ感情をいかにクールダウンしていくかということが大切であろう。
国際法も様々な枠組みも大国に都合の良いように作られている。様々な紛争があるが、それぞれが正義をなのるのだが、正義という言葉ほど都合の良い言葉はない。
迫力ある映像が続くが、FBIの1人が連れ去られたり、サウジアラビアに派遣するFBI職員の1人が現地調査には不向きな女性だったり、その女性が女子供だからと油断してしまうのが、短期間で結論出すために、あえてそのように作製したのかもしれない。それらをどう感じるかにより評価は変わるだろう。
つくづく戦争と戦争の間の和平状態(均衡状態)を「平和」だと思い込んでいるのだと感じた。
そして「テロリスト」と「レジスタンス」は同じ意味じゃないかと思えてくる。
少なくとも国連常任理事国(英米仏中露)の言う「テロリスト」は施政者が都合よく使っている言葉に感じる。
中国のチベット人・ウイグル人への弾圧、露国のクリミア侵攻、そして英米の中東干渉・・・
1945年以来、敗戦国として列強に屈してきた我が国を鑑みれば、正義と正義の争いにも見える。
所詮「勝てば官軍、負ければ賊軍」ただそれだけなのかも知れない。
映画の邦題「キングダム(王国)」とはサウジアラビア王国のことを指している。
(サウジアラビアとは、サウド家のアラビアの意。初代国王はイブン・サウド王。)
イスラム教スンニ派の盟主国でもあるこの国もまた王族という施政者が支配する国なのだ。
施政者の都合で政治は動く。それは世の常だが、それに異を唱える者がいるのもまた世の常である。
この作品では、悪の反米派が米人居住区をテロルによる攻撃を仕掛ける。
その攻撃で仲間を殺された米国FBIの正義感あふれる4人が、閉鎖的なイスラム国家に乗り込む、
綿密な裏付け調査を行い、あとはバッタバッタとテロリストを一網打尽にする痛快アクション映画に仕上げている。
これはこれで面白い。勧善懲悪で分かりやすいしね。
だが、ラストでこの戦いは終わらないことを暗示させる。
映画として完成度も高く、見て損はしないだろう。
2018年現在、ムハンマド・ビン・サルマン王子が数千に膨らんだ腐敗王族を排除し
石油依存体質(米国依存体質)から脱却するため絶賛改革中である。
隣国カタールとの不仲も続く中、上手く操らないと今度は親米派が「テロリスト」に変貌してしまう。
その行方はどうなるのだろう。
違う意味で石油依存体質(米国依存体質)の我が国にとって、それは決して他人事ではない。
現在進行形で列強の情報戦の渦中におかれ、踊りたくもないダンスを踊っている事を決して忘れてはいけない。