司馬遼太郎の「街道をゆく」DVDシリーズがリニューアルされ、新価格で登場!
土を、踏む。風に、聴く。声と、出会う。そしてはるかな時を、観る。いま、日本という土(くに)を、識(し)る。
作家・司馬遼太郎が、突然の死によって幕を閉じるまで25年にわたり書き続けた壮大な思索紀行文学『街道をゆく』。「日本とは」、「日本人とは」。彼が旅をしながら求めたのは“日本人の祖形”。それは「国家・文明・民族とは何か」という大いなる問いへと紡がれていく…。
このドキュメンタリーは、司馬遼太郎が旅した足跡をたどり、そこにある風景、人々の営み、風土を追体験しながら、彼が何を見い出し、何を思索したのかを、現代の日本が歩んできた道程と重ね合わせながら映像化したものである。
【第2巻】
第1回 湖西のみち・韓(から)のくに紀行
「日本民族はどこから来たのだろう…」。25年に及ぶ壮大な歴史思索紀行『街道をゆく』は、この問いから始まった。そして近江・琵琶湖畔をたどる「湖西のみち」から、その一歩を踏み出した。この地で、はるかな昔、国境も無い頃に朝鮮半島から渡来した人々の痕跡に出会い、司馬遼太郎の想いは「韓(から)のくに」=韓国へと向かった。
第2回 モンゴル紀行
モンゴルは司馬遼太郎にとって少年時代からの憧れの地であった。モンゴルはかつて大帝国を築きながらも、近代以降はロシア、中国、そして日本という大国の狭間で過酷な歴史を歩まざるを得なかった。モンゴルの人々が歩んだ歴史を思索しながら、現代そして未来の可能性について洞察していく。
原作:司馬遼太郎
題字:棟方志功
画:須田剋太
音楽:冨田 勲
朗読:田村高廣
語り:柿沼 郭
○1997~1998年 NHKスペシャル「街道をゆく」として放送
*97分収録/画面サイズ4:3/日本語字幕付
※ブラウザ表示の都合上、「遼」の字を使用しています。正しくは「しんにょう」の点が2つです。